能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

森林療法研修会

2010年02月21日 | 研修・講習
「森林療法研修 冬の能登編」がやなぎだ荘で2日間の日程で行われました。
新しい事業と雇用を生みだそうという能登町の試みで森林療法については2回目です。

今回は「森の八兵衛」の異名をとる高山正明さんが講師。
草津をフィールドにした自然ガイドで森林療法によるエコツアーが好評です。
まさに私が鉢伏山で行おうとしているエコツアーに直結する内容で興味深々でした。

講義は期待通り、実践的で楽しいものでした。大いに参考にさせて頂きます!

さて、森林浴だとか森林セラピーだとか、よく聞きますが・・・。
森林浴→森林セラピー→森林療法の順で医療行為としての専門性が上がります。
どれも共通しているのは「森で心身ともに健康になろう!」ということです。

増え続ける医療費を見据えて国は、
病気を治すための医療から病気にならないための予防医療を提唱しています。
そう考えた時、健康づくりに森を活用することは人々の意識変革へとつながります。

都会には高度な治療設備はあるかもしれませんが、自然の森はありません。
地方には高度な治療設備はないかもしれませんが、自然の森があります。

「健康のために森を散策すること」は地方だからこそ先を行ける強みです。

これからも能登町では森林療法に関する研修会を重ねていくそうです。
医療関係の方がたくさん参加して実践的な医療・福祉ネットワークを構築し
「森で元気になった能登町」になれば、きっとすばらしいことでしょう。

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