平安末期から400年間も庶民の日常器として使われていながら戦国期に途絶した「幻の古陶」珠洲焼。
1970年代に再興され、珠洲は古くて新しいやきもの創作・生産の場となっています。
鉄分を多く含む土は焼くと黒くなり、釉薬をかけずに焼き締めるために独特の風合いが表れます。
http://www.groovy-net.co.jp/suzu/suzuyaki.html
さて、珠洲焼づくりを珠洲市陶芸センター(りふれっしゅ鉢ヶ崎エリア内)で体験しました。
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大きな壺もありました。焼く前はこんな明るい色をしています。
くるくる回るロクロ台、珠洲焼用の粘土1kg、形を整える道具一式です。
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名前の他には後で何を作ったかを記入します。乾燥・焼き入れは数カ月先になります。
やきものづくりのはじめは粘土遊びのようなもの。ロクロを回しながら土を足していきます。
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指導員の権左さんが見本を示してくれました。
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でも実際にやってみるとムズカシイもんです。
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仕上げに水をつけた布で縁をなぞるとやわらかくて均一な線を出すことができます。
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この粘土を焼くとこれくらいの珠洲焼になります。
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作る時は縮むことも考えて大きさを調整する必要があります。
私は平皿だったのでロクロを使わずにモチを伸すような工程でした。
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珠洲焼の平皿で焼き魚や刺身を食べたら旨いだろうなっと思ったので(笑)。
体験料3000円で自分の暮らしにピッタリのお皿が手に入るのならこれはお得・納得です。
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焼成して灰黒色になったらどんな感じでしょうか。
完成の連絡を楽しみに待つことも体験のうちですね。
http://www.chubu-hakkenden.com/spot/228/index.html