能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
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柳田のそば打ち体験

2010年01月07日 | 能登 旅の目
能登町柳田の山間部・黒川にあるセミナーハウス「山びこ」でソバづくり体験しました。
(半年前の6月下旬の話ですから半袖です)


支配人からご指導頂きました。
そば粉8・つなぎの小麦粉2の割合、二八そばです。

ここからスタートです。

そば粉に水を加えて手早くかき混ぜます。水は数回に分けて入れます。
指先にペタペタつきますが構わず素早く!

生地がまとまったらこねます。外から集めて内側へ押しつける、を繰り返します。
「空気を生地から追い出すように」こねるのは陶芸づくりもパンづくりも同じ要領ですね。

それからのします。薄く大きく、丸形から四角形へ。
長いのし棒を上手に回転させながら適度な力を加えて均一に伸ばすのが大事です。

子どもたちにはちょっと難しいので先生が仕上げてくれました。

広げた生地を四つ折りにして細く切ります。

生地を広げるところと麺を切るところは麺の味やのどごしに直結するので丁寧に。
さすが主婦の底力、上手に切りそろえました。

さてお楽しみ。打ち立てそばをその場で頂きました。
大きな漆塗りのお椀に冷たい汁と冷たいそばを入れたシンプルな食べ方。
この辺りでは「ござれそば」と言われています。ツルンとしたのどごしのおいしいおそばでした。

セミナーハウス「山びこ」でのそば打ち体験では吟味されたよい道具を使えることは評価できる点でした。


そば打ちの設備は落ち着ける十分な体験スペースがあるだけでなく製粉機まであって驚きました。
これならばプログラムを工夫して、例えば経験者向けに時間を費やした本格的なそば打ち体験なども可能です。

「ここでしかできないそば打ち体験」を皆さんとご一緒に工夫して実現できればと思いました。