能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
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鉢伏山 ブナの葉と花

2009年09月14日 | 鉢伏山
ブナの葉と花をお見せしましょう。

ブナの葉は子どもが描く絵のような葉っぱです。
中指の長さくらいでちょうどよい大きさです。

ふわふわ波うってやわらかい感じがします。
葉脈のところがへこんでいるのが特徴です。

硬くとがった冬芽は4月の上旬にはふくらみ始めます。

鱗片が風で散るとふわふわの新芽が一斉に開きます。

樹冠の若葉は力強く明るい緑に、森の中の若葉は赤みがかって芽吹きます。

ブナは2週間くらいで山を緑に変えてしまいます。あっという間です。
他の木々はまだこれから新芽を出すという段階で日光を占有してしまいました。

それと同時に花を咲かせ、4月下旬から5月に満開となります。
雄花は集まって(雄花序)垂れさがります。


雌花(雄花序)は上向きにつきます。

花を咲かせるブナは樹齢40~50年以上のものだそうです。