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試写会『フライト・プラン』『レジェンド・オブ・ゾロ』

2005-12-08 | movie/試写会・映画祭など
試写を観てまいりました。
『フライト・プラン』は飛行機内を舞台にした密室サスペンス。

夫を亡くし、エンジニアとして勤めていたドイツの地を離れて、
娘とアメリカに戻ることになった女性(ジョディ・フォスター)。
ショックで、母娘ともに深く傷つき、精神的に不安定になり
娘は恐くて車に乗り込めないと言いだすほど。
夫の棺桶が貨物室に運ばれる様子を見ながら、
母は娘に悲しみを思い出させないように、横になって休もうと提案します。
後ろの空いている席で横たわる二人。
ところが、母が目覚めると、そこにいたはずの娘がいなくなっています。
母親は機内のあらゆる場所を探しますが、娘は見つからず、
周りの乗客に聞いても、姿を見た人はいません。

いなくなった娘は一体どこへ言ってしまったのか。
事件に巻き込まれたのか、…それとも、全ては母親の幻想なのか?
息つく暇もなく、怒濤のごとくストーリーが展開していきます。

詳しいネタバレは、この映画を純粋に楽しむために控えさせていただきますが、
ハラハラする展開に100分ほどの時間が、もうちょっと長く感じられます。
ハラハラと言っても、物語に対してではなく、母親が次に何をするのかに対して。
母の力はすごい!と驚かされます。
えー、そんなことまでしちゃうの?と、あまりに強い信念に思わず笑えてくるほどでした。
本当に彼女がエンジニアでよかったよ…

一緒に観た子はあまり良い評価はしてなかった。
私は最近、映画のdetailに突っ込み入れたりしなくなったので、満足でした。
観ている間、お尻が痛いのに気付かなければ十分成功してる映画だと思います。
(階段で座って観たので。)


あと一本は『レジェンド・オブ・ゾロ』。
前作『マスク・オブ・ゾロ』で結ばれたゾロ(アントニオ・バンデラス)と
エレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)、
そして彼らの息子・ホアキンが悪の結社と再び戦います。
1850年、アメリカ合衆国の31番目の州とするかどうか、
カリフォルニアでは賛否を問う選挙が行なわれ、結果は圧倒的に賛成が多数。
だが、市長のもとに投票箱が渡されようとするのを阻む男たちが現れた。
彼らはアメリカの滅亡を企てるある秘密結社とのつながりがあった。
彼らを見事追い払ったゾロだったが、
その後、家族を省みず、人々のためだけに生活をささげる彼に
エレナは愛想を尽かし別居の末、離婚。
ゾロは愛するものに裏切られたことで悔しさを爆発させるが、
しかし、そこには隠された計画があって…

こちらの評判は上々でした。
ただ、アントニオ・バンデラスが
「アンパンマンみたい」とか散々な言われようで…。
素敵じゃん、アントニオ! 可哀想よ!
私はあのマントを翻してるのを見るだけでドキドキしちゃう。
…マントなら誰がつけても同じかもしれないけどね。
相変わらずキャサリン・ゼタ・ジョーンズは美しいし、
アクションもハッとするほどかっこいい。
でも、今回はゾロよりもなによりも、
息子のホアキン! この子の可愛さ&強さに100点!
大活躍なんですから。ゾロより強いんじゃねーのか??

とにかく、活劇として映画の楽しさを十分に満喫できる作品。
一作目を見てない人も、まったく心配なく見られる映画です。
ホアキン君の活躍もあることだし、
冬に家族で見るのもいいんじゃないでしょうか。
世の中のお父さんも、ゾロの気分で楽しんで欲しいですね!

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