だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

ロックンロール・ナイト、トゥナイト!!

2009-11-16 | music
11月の13日の金曜日…
BLACK BORDERSのワンマン・ライヴにいってまいりやした。


本来なら、この日がBB初体験だったはずなのですが、
すでに数回見に行ってライヴの雰囲気を知った上で、
ワンマンに参加できてよかったなと、今では思います。

クアトロ着いたら黒と白の服装で固めた女性がわんさかいて
ちょっとビビりながらも、
知り合いを見つけて雑談してなんだか一安心。

整理番号Aの20番台で浮かれてたんだけど、
その前にSが300人くらいいるのを知って
「ぬかよろこびしてもーた!」
それでも、前方ににじり寄れていい位置をキープできました。

結局お客さんは932人?入ったそうで、
今まで見たライヴと熱気が全く違う!
お2人ものびのびと演奏しているのが分かりました。


特に川西さんは私語(MC)中にウロウロとステージを歩き回ったり、
柱の影で見えにくいお客さんの方に出向いて手を振ったり、
相談ではなく、ただ雑談をマイクに通さず野田さんに話しかけたりで、
ライヴというよりは、スタジオに客入れて見せてるって感じ。
毎回のように、ネクタイを気にしていじり出して
「ネクタイの糸がほつれてて、引っ張られると持ちあがるのが面白い」
とか、言いだしたり。
川西さんの自由行動は、見るほどに心配になってきます。


本編では新譜も今まで披露しなかった残りの曲もすべて演奏。
「転生前進歌」での野田さんは、特に心をこめて歌っているのが
表情から見て取れて、感動的でした。

さらに、噂で聞いた川西さんの詩の朗読も初めて見ることが出来ました!
川西さんはたしかにオンチーかもしれないけど、声自体はいい声してます。
私、川西さんの喋り声がきっかけでファンになったようなものなので、
非常に楽しませてもらいました!!
もちろん、ドラムもいうまでもなく熱い!!


そして、アンコールではスペシャル・ゲストでEBIさんが登場!
フロアは熱狂の嵐! 押されまくり!
あんな近くでEBIさん見たの初めて!
色白っ! やっぱり髪サラサラ! リアル王子様(44歳)!!

楽屋が寒かったらしく、
黒いポロシャツの半そでから出た腕をゴシゴシこすって、
野田さんの横にぺったり立ってるEBIさんw
目をつぶってコクリコクリうなずくEBIさん!
あーこの感じ、やっぱり本物のEBIさんだわー!


「それでは、EBIさんの方から一言お願いします」
「ロックンロール・ナーイト!!!」


ベースレスが売りのBBが、初めて3ピースで演奏、
それもEBIさんのベースで。それだけでよだれものです。
わりとギターの低音の底を厚くするようなアレンジで、
変に奇をてらうような雰囲気はなく、
聞き心地のいい演奏でした!


最後はもちろん「パッション」で締め。

野田さん曰く、BBの新曲プランはすでにたくさんあって、
中には川西さんがヴォーカルを取るものもあるとか。
来年も楽しませてくれそうです。



【セットリスト】

4 STEP ROCK
TEENAGE RIOT
プラスティックファング

GOVERNOR
スターフィッシュ
KICK OUT THE JAMS
GIVE ME
DRUGS

INNVITATION
転生前進歌
次の場所へ

ロックンロールナイト
R&R FOREVER
KEEP ON WALK
IT'S ONLY R&R
Go forward now!

en.1
GREAT ADVENTURE
ブラックスタイル
ロックンロールナイト

en.2
パッション


【私語集】

■クアトロはお2人が初めて共演した場所。
 ジェット機結成前にバンドを組もうと話し合っていた時期に、
 川西さんが宮田和弥さんから
 「ジャイアントステップのライヴに出るけど、
  川西くんも、もれなくついてこない?」と誘われたのがきっかけ。

 「そしたら(野田さんに近づきながら指差し)これじゃない?!
  この歌詞! このメロディ! そして、この、ルックス!w」
 (客:ヒュー!!!と大いに冷やかす)
 「…なんですか、この褒め殺しな雰囲気はw」

■先日、国技館に新日本プロレスを見に行ったお2人。
 「ハマっちゃいそう!」と野田さん。
 「裸の男と男が!ぶつかり合って!場外試合になったり!…」と熱弁。
 最前列で見ていたため、今発売中の週刊プロレスに掲載されている写真に
 映りこんでいるらしい。
 「ウォーリーを探せ!みたいですけどw」
 「金髪と帽子だからすぐわかるw」

■この日のドラムは50祭から登場したブビンガ~(木材)を使った新品。
 メイプル、ローズ、ブビンガと続いて4セット目になるそうです。
 「バスドラのここにね、BBのステッカー貼ったんだけど、
  叩いてるうちにはがれちゃった」と
 客から見えない位置でしゃがみこんで説明する川西さんw

■新譜「GREAT ADVENTURE」の紹介をする野田さんの横で
 「グレイとアドベンチャー、じゃないよ」と川西さん。

 と=&、ではないと言いたいらしく、
 「昔、バンドの名前をつけようとしたとき、
  『久保田利伸』って案があったんだ。
  『久保田でーす!』『しのぶでーす!』ってw」
 スライとファミリーストーンをスライトさんだと思ってた人がいた、とも。

 「GLAYとアドベンチャー出来たらすごいですよ。
  そしたら僕、TAKUROさんにギター教えてもらおう…」

■改めて50歳になった川西さんに一同拍手。
 川西さんと同年生まれの人は誰か?という話になり、
 野田さんがひらめき、
 「あ、GET WILD! NO SELF CONTROL!」
 小室さんと小林武史さんが同じ歳らしい。

 「すごいトライアングルじゃないですか。
  3人でバンド組めますね…」という野田さんの言葉に、
 あんまり乗り気ではない表情の川西さんw
 そこで野田さん、
 「僕は、川西さんが一番好きですけどねっ!
  小室さんより、小林さんより、川西さんが一番好きですっ!!」

 ※小室さんは1958生まれなので、実は1つ上。
  渡辺謙、石井竜也、春風亭昇太、赤井英和、奈良美智、田中美佐子、
  原日出子、内田春菊、古手川祐子、片平なぎさ、榊原郁恵、
  プリンセス・テンコー、cxの水口P
  ケヴィン・スペイシー、マジック・ジョンソン
  は、1959年生まれ。(てっぺいちゃんも50歳? ビックリ!)


■ポエトリーリーディングを済ませたあとの川西さん、
 野田さんと目を合わせて2人でニヤニヤ。
 「詩、読むの、久しぶりだよね?」
 初めて朗読したとき、前の方のお客さんが
 「プッ!」と吹いてるのをみて「よっしゃ!」と思ったらしいw
 お2人曰く、音楽は自由だからなんでもあり!
 感動している人の隣で笑ってる人がいるから面白い、とのこと。


■人の反応の話から、バスでおばあさんに席を譲るタイミングの話に。

 すぐに譲るのが一番いいけど、最近は厳しい方も多いので、
 「“大丈夫だから!”とつき返されたらどうしようと思って、躊躇しちゃう」
 と野田さん。
 いろいろ考えた結果、ブレーキでよろめいたところで
 すかさず譲るのが一番いいのでは?というところに行きついた。

 川西さんはその意見に
 「…そんなの、乗ってきてすぐに譲ればいいんじゃないの?」
 と若干あきれ顔w

■さらに話題は、道でひとりごとを言ってる人は怖いという話に。

 かねてからイヤホンが絡みついたり、引っかかって耳から取れるのが
 ムカついてしかたないと語る川西さん。
 そこでコードレスのイヤホンを買い、携帯のBluetooth機能を使って
 下北を歩きながらマネージャー原川さんと電話してたら、
 その日のライヴのお客さんとすれ違い、
 「川西さん、ひとりでしゃべってるよ…」
 と勘違いされてしまったらしい。

■かねてから
 「信号がない横断歩道でも一度停車しましょう」
 とドライバーに呼びかけている川西さん。
 「ちゃんと止まった車には投げキッスするよ!」とまで発言。
 なぜなら以前、実際に信号がない横断歩道で止まってる車を見つけた時、
 乗っているのが白人のドライバーで、
 目があったら、その人が川西さんに投げキッスをしたらしい。
 「それが自然でかっこよかった!…でも、なかなか出来ないよねー」

■1回目のアンコールで登場したEBIさん。
 野田さんから2日間あった大阪城ホールでのユニコーンMC中に
 「ロックンロール・ナイト!」と叫んでいたことに触れられ、
 そうそう!とうなずく。しかし、川西さんは
 「EBIがなんか言ってるなーとしか思わなかったw」

■ライヴ終盤、じーっと天井を見つめ続ける川西さん。
 野田さんが話しかけるも、返事もせず天井を凝視。
 「…」
 「どうしたんですか?」
 「…」
 「ちょっとひっぱりすぎじゃありません?」
 「…」
 「こうちゃん?w」

 結局、上から水滴が落ちてくるのが気になったらしい。
 「今度落ちてきたら食べようと思って(と、再び天井に向かって口を開ける)」
 「…ちゃんと水分補給してください!」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「MJ46」と「The Spirit of B... | トップ | the pillows タワレコ イン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

music」カテゴリの最新記事