野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

糖尿病と「γ-GTP」

2018年07月26日 | ブログ

肝臓に疾患がある場合に、血液中で上昇する「γ-GTP」

「γ-GTP」「AST」「ALT」は、人間ドックで肝臓の状態を把握する際に検査される血液中の物質である。これらは肝臓が障害され肝細胞が壊れると、血液中に大量に漏れ出すため、肝機能検査に利用されている。

肝臓は病気があっても痛みを伴わない臓器として有名で、自覚症状が出にくい。そのため、人間ドッグなどで定期的に血液検査による肝機能検査を行うことは重要だ。今回は、「γ-GTP」に着目。数値の読み解き方や、異常があった場合の対処法について解説する。

「γ-GTP」が上昇する仕組みと疑われる疾患

「γ-GTP」とは「ガンマ-グルタミルトランスペプチダーゼ」のことで、肝臓だけでなく、腎臓や膵臓などに含まれている解毒に関わる酵素である。おもに、肝臓や胆管の細胞に傷がつき、死滅したときに血液中で上昇すると考えられている。γ-GTPが高いと人間ドッグで指摘された場合には、肝臓や胆管になにかしらの異常が起きている可能性がある。

もっとも多いのは、アルコールの過剰摂取による肝障害だが、一切飲酒をしていない場合でも上昇することがある。たとえば、薬の副作用による肝障害、脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝がんなどが挙げられる。どのような薬でも副作用が出る可能性があり、肝臓は薬剤の代謝に関わるため肝機能障害を引き起こす薬剤は多い。

漢方やサプリメントでも人によっては肝機能障害を起こし、γ-GTPが上昇する。


近年、食生活の欧米化、運動不足などにより肥満、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が増加しているが、過剰なエネルギー摂取は、肥満だけでなく、肝臓への脂肪沈着の原因にもなり、放っておくと脂肪肝につながる。

肝機能検査で「γ-GTP」の数値が高かった場合のチェックポイント

γ-GTPの上昇を人間ドッグで指摘されたときは、以下を振り返ってほしい。

アルコールを過剰摂取していないか
肥満ではないか
服用している薬剤はないか

上記3つの要因で肝臓疾患を起こし、γ-GTPが血液中で上昇している可能性は高い。とくにアルコール性の肝障害では、γ-GTPの数値が障害の程度を把握するのに役立つ。肝機能検査で「γ-GTP」の数値が高かった場合に実施する精密検査。

γ-GTPは、肝臓や胆道系疾患のときに上昇する。人間ドッグでγ-GTPの上昇を指摘された場合には、経過観察のため医療機関をすぐに受診したほうがよい。もしアルコールや肥満、薬剤によるものが疑われれば、禁酒、減量、疑わしい薬剤の中止を行う。また、肝機能を評価するほかの血液検査項目や、肝炎ウィルスの検査項目などを追加し、再度採血を行うことがある。


肝臓や胆道系の疾患(肝炎や肝硬変、胆石症、がんなど)は、超音波検査やCTなどの画像検査で精密検査を行うことが多い。超音波検査は、肝臓や胆のう、腎臓などを調べるのに適した検査だ。超音波がはねかえることによって得られる画像で、炎症や出血、腫瘍などがないか判断する。CTは、放射線を使用しながら全身の臓器を輪切りにしたような画像を得ることができる検査で、超音波ではわからなかった病気も確認できることがある。

肝機能検査「γ-GTP」の数値を上げないために

生活習慣を見直すことで、γ-GTPは改善する可能性がある。具体的には、アルコールの過剰摂取をしない、適切な体重を維持する、適度な運動を行う、野菜や魚を中心にして脂っこいものや糖分の多い食事を控える、不要な薬剤やサプリメントは摂取しない、などを心がけるとよい。思い当たる生活習慣があれば、ぜひ正してほしい。

 


 

先月の血液検査結果。良くなった方ですね。

 

 


糖尿病のお薬を服用してる方、おられます???(´・ω・`) 肝機能は大丈夫ですか???



①アルコールを過剰摂取していないか ⇒ 時々。(´・ω・`)赤ワインを。
②肥満ではないか ⇒ ガリガリ。(´・ω・`)
③服用している薬剤はないか ⇒ 「副作用日本一」のジャヌビア錠服用。(´・ω・`)



サプリメントもお控えくださいね。薬剤性肝障害の要因です。


 


 

職場健診を受けていれば、大きな病気は発見できる? 

Q 職場健診を受けてさえいれば、大きな病気はまず発見してもらえる?
A いいえ。生活習慣病の多くは見つかるが、例えばがんなどは見つかりにくい。

 企業が実施する定期健康診断(職場健診)の目的は、職場における労働者の安全と健康を守ること。職場健診を受けることで、自分の健康状態を知り、生活習慣病の予防や隠れた病気の早期発見に役立てられる。ただし、職場健診を受けていれば、病気が100%見つけられるわけではないので、油断は禁物だ。

■発見されやすいのは生活習慣病や肝臓・腎臓疾患

 東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センター教授の奈良信雄氏によると、職場健診で発見しやすい病気は、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などの生活習慣病のほか、肝臓疾患や腎臓疾患など。これらは職場健診の基本的な血液検査や尿検査などでスクリーニング(ふるい分け)できるので、かなりの確率で発見できる。

 生活習慣病は自覚症状が少なく、放置すれば心疾患や脳疾患など命にかかわる病気につながるリスクが高まる。早期発見のために、職場健診の機会を生かさない手はない。

■発見が期待できない代表は「がん」

 一方、通常の職場健診で発見が期待できないものもある。その代表が、がんだ。職場健診でも、造影剤のバリウムを使った胃のエックス線検査や、便の潜血反応による大腸の検査、胸部エックス線による肺の検査などを行うこともある。だが、がんが見つかるケースはそれほど多くない。

 「そもそも職場健診を受ける人にがんが少ないこともあるが、ごく初期の段階であるためにがんを発見できなかったケースや、がんのタイプに検査方法がマッチしていなかったケースがある」(奈良氏)

 それでも、判定に異常所見があった場合は、がんの疑いも考えられるので、「要受診」「要精密検査」などの指示には必ず従おう。奈良教授によれば「便の潜血反応検査で陽性の結果が出て、大腸の内視鏡検査を受けたところ、大腸がんが発見されたという例もあった」という。

 

従業員には「定期健診」を受診する法律上の義務がある。


俺もサラリーマン時代には健康診断に行ってたな。(´・ω・`)ただ、要検査が出たとしても、病院に行ってまで再検査はしなかった。病院も土日祝日に検査をしてくれば良いのだが、まず以て無理。40歳以上なら特定検査とか無料検査とか、あるのだろうけど。20代のころは見向きもしなかった。2011年膵嚢胞手術しても月1回の受診のみ。毎月病院で血液検査するようになったのは、岡山に来て2013年2月糖尿病発症・入院してからだな。血糖コントロール出来ず、2013年の初年度なんぞ、2月入院・7月入院・12月入院。それから毎月血液検査。毎日血糖測定。

担当主治医から「通院が治療です」「薬を飲まなくとも病院には来てください」


あれから6年(´・ω・`) 6年前は若かった。30歳だぜ。



話はズレましたが血液検査は最低年2回は。糖尿病患者さんは月1回の受診時に検査を。




今朝の血糖値です。83(mg/dl)です。問題ないかと。(`・ω・´)ゞ



また更新します。皆様もご自愛ください。

 

 

 


(´・ω・`)きゅうり1本、300円とかwww ※税別

今年は西日本豪雨で、実家の畑は壊滅状態。先週復興お手伝いに帰りましたが。

お盆過ぎだな。まともに食えるのは。

野菜は近所のスーパーで。あーあ。いつもだったら「野菜なんぞ無料」だったのに。残念。

でも野菜高けーよ!

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