あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

「老人が、つぶや句」

2013年02月18日 | 日記




あまり本を読まない私が今日は久しぶりに本を読んだ。
臼杵市在住の作家、徳永純二さんが新しく本を出したと知り書店で買い求めた。

『定年退職をして、毎日何をしていますか』『六十五歳、ぼくは、老人になった』『老人と、話そ』
に続いて待望の第4弾。
今度の本は『老人が、つぶや
本の帯に「心のおもむくままにヒューマンな自由律句の世界」と書かれている。
俳句の本である。俳句を追及していったらここに到達したという。

とても面白い。一気に読み上げた。
徳永さんのすべての作品に通じる「肩ひじ張らない生き様・ユーモア・観察力の鋭さ・温かさ・抒情性・やさしさ・そしてなるほどと感心する薀蓄・・・」がこの本にもいっぱい詰まっていた。
俳句の本だが堅苦しさが全くない。

「酒と私」「男である私」「老人の私」「死ぬことと私」「景色の中の私」大きく5つの章に分かれている。

時に「ニヤニヤ」、時に「ふふふ」と声を出して笑い、時に胸をキュンとさせ、時に「深い!」と感心しながら読んだ。
読んだ後こころがほっこり。素敵な本だった。


発行「ブイツーソリューション」
発売「星雲社」
定価「400円+税」






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