あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

母に会いに・・・

2011年10月15日 | 日記
夫と母に会いに行った。
行く時はたいてい昼食に間に合うように行くようにしている。
もう母は自力で食べることをしない。
ペースト状の食べ物を匙で運ぶとただ口を開けてそれを飲み込むだけ。
表情も乏しくとろんとしている。。
「ああ、母が本当のおばあさんになってしまった」と改めて感じ悲しみが涌く。
動かさない(動かせない)足に床ずれができていて包帯が巻かれている。
行く度にいつも少しでも血行が良くなるようにと手足や背中・頭のマッサージをしている。
足の曲げ伸ばし手の曲げ伸ばしも・・・。
手の機能をこれ以上低下させたくない。
私の手を握らせたり手と手を合わせて拍手をさせたり・・・。
手と手を合わせることがやっとできる状態。弱弱しい拍手。
機能低下が激しい。

どうしてこんなに母は弱ってしまったのだろうか?
この母を私は少しでも救えないのだろうか?
母はどんな気持ちで私を眺めているのだろうか?

45歳で夫(私の父)を亡くし、当時中学2年生だった末っ子の妹を一人で育て東京の大学まで出した母。
頑張り屋で世話好きで明るかった母。
その母がすっかりやつれてベッドにただ横たわっている。

時の流れの非情さ・自分自身の無力さを思う。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しお)
2011-10-16 20:55:22
今日、このブログを見て、なぜか泣きました。
あざみさんの心情が伝わって来て・・・
何と書けばいいのか分りません。
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思うこと (花世)
2011-10-16 21:53:22
いまでもあるんですよね。
どうして救急車を呼ばなかったのか?
自家用車で連れて行ったのが間違いの元だった!とか色々。。。

この思いは体が果てるまで続くかな?
いえ、続いてもいい、そう思って生きています。
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しおさんへ (あざみ)
2011-10-17 16:05:45
しおさん、気持ちを汲んで下さりありがとうございます。
精神安定剤などがちょっと効きすぎているのではないかと
思ったりする面もあるのですが
自分が介護しているわけではないので
ちょっと言いづらくて・・・
一度言って減らしてもらって調子が良かったのですが・・・
また薬の量が増えていて・・・
なかなか親を守れない自分を後ろめたく思ったりします
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花世さんへ (あざみ)
2011-10-17 16:07:57
花世さんは私以上にお母さんのお世話をされたと思います。
お母さんもきっと感謝していらっしゃると思います。
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