あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

『散り椿』

2018年10月09日 | 日記

 

夫とパークプレイスに『散り椿』という映画を観に行った。

これは原作は昨年亡くなられた葉室麟さんの小説。

葉室麟さんは北九州市小倉の出身の方で『蜩ノ記』は

大分県(豊後)が舞台になったと思われる作品だった。

この方の講演を2~3年前聞きに行ったこともある。

私より少し若い方だったのに・・・。

脚本は小泉堯史さん。

『雨あがる』『阿弥陀堂だより』『博士の愛した数式』を観て

すっかりこの方のファンになった。

『散り椿』の主演は岡田准一さん。

『永遠の0』『蜩ノ記』『海賊と呼ばれた男』など、

演技力に感心した。

こういう方々が携わった映画、素晴らしくないはずがない!

映像がとても美しく迫力があった。

私は今まで名前を存じ上げなかったがこの『散り椿』の木村大作監督は

撮影カメラマンだった方とのこと。

どおりで映像が素晴らしかったのだと映画を観た後気が付いた。

観に行って良かった。

(追記)

私が若い頃からファンの緒形直人さん。しばらく映画やテレビの

出演が無く、どうしたのだろうと思っていたが、

『万引き家族』に続いて、この『散り椿』にも出演していた。

歳を重ねた魅力が出てきたように思えた。

父親の緒形拳さんのような存在感のある俳優さんになって

今後も活躍して欲しいと思った。