夫とパークプレイスに『散り椿』という映画を観に行った。
これは原作は昨年亡くなられた葉室麟さんの小説。
葉室麟さんは北九州市小倉の出身の方で『蜩ノ記』は
大分県(豊後)が舞台になったと思われる作品だった。
この方の講演を2~3年前聞きに行ったこともある。
私より少し若い方だったのに・・・。
脚本は小泉堯史さん。
『雨あがる』『阿弥陀堂だより』『博士の愛した数式』を観て
すっかりこの方のファンになった。
『散り椿』の主演は岡田准一さん。
『永遠の0』『蜩ノ記』『海賊と呼ばれた男』など、
演技力に感心した。
こういう方々が携わった映画、素晴らしくないはずがない!
映像がとても美しく迫力があった。
私は今まで名前を存じ上げなかったがこの『散り椿』の木村大作監督は
撮影カメラマンだった方とのこと。
どおりで映像が素晴らしかったのだと映画を観た後気が付いた。
観に行って良かった。
(追記)
私が若い頃からファンの緒形直人さん。しばらく映画やテレビの
出演が無く、どうしたのだろうと思っていたが、
『万引き家族』に続いて、この『散り椿』にも出演していた。
歳を重ねた魅力が出てきたように思えた。
父親の緒形拳さんのような存在感のある俳優さんになって
今後も活躍して欲しいと思った。