中学時代の恩師の家にカボスもぎに行く途中、この学校の前を車で通った。
今は小学校になっているようだが以前は隣町の中学校だった。
私は祖母に連れられ1年間、この近くの保育園に通った。
(当時祖母はこの中学校の教師だった)
保育園の運動会はこの中学校の運動会に加わって行われた。
行進の時、私は右手と右足、左手と左足を揃えて歩き
笑いを誘ったと大人が話しているのを聞いた記憶がある。
親子競技は母がマムシにかまれた直後だったので、
祖母が母に代わって一緒にダンスなどしてくれた。
(何故かそういう事など思い出され車をとめて写真を1枚撮った)
同級生とのカボスもぎが終わって、みんなと別れた後、
同級生の愛子ちゃんが作って販売しているという
健康茶を求めに道の駅(?)に行った。
お店の人が私を知っていていきなり私の名を呼んだ。
すると買い物に来ていた私より少し年上の女性が
「えっ!〇〇ちゃん?(私の名)。保育園の時に見て以来!」という。
全く知らない人だと思ったのだが、何故か急に「ヤスちゃん?」と私の口からその人の名前が出た。
「そうよ。中学校の授業中、あなたが窓から覗いて大きな声でヤスちゃんと私の名を呼んだのよ
みんなにあの子、あなたの名を呼んだけど、知ってるの?って言われた」
と笑いながらその人は言った。
よほど印象的な事だったのだろう。
保育園が終わると中学校にいって、遊びながら祖母の勤務が終わるのを待っていた時期があった。
その頃の事だと思う。
授業中の教室を覗いて、良く声を掛けられたものだ。
恥ずかしいという気持ちなど当時は持ち合わせていなかったのか?
物おじしない活発な子だったのか?
なにか幼い頃の自分に今日は出会ったような気分になった。
あの頃の祖母の姿も浮かんできた。
当時祖母はまだ40代だった。
同級生の恵ちゃん(男の子)のお父さんもあの頃この中学校の先生で、
一緒に遊びながら仕事が終わるのを待ったりしたこともあった。
最近、恵ちゃんに会わないけど、どうしているかな?
そういえば今日カボスもぎに行った恩師も祖母の教え子。
もしや、その頃、中学生?
何故か今日はしばし心が保育園時代にタイムスリップ。