あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

我が家が一番!

2011年10月04日 | 日記
妹のマンションは目白駅から歩いて行ける場所にある。
妹の10階の部屋からは東京タワーや富士山が見える。
東京都庁や六本木ヒルズも見える。
眺望がよく夕日や夜景も素晴らしかった。
良い所に住んでいるなあと思っていた。

飛行機で大分へ帰ると夫が車で迎えに来ていた。
車の窓から見る景色・・・黄金色に色付いた稲・・・彼岸花・・・コスモス・・・
ああなんと美しいんだろう。
「いなかのねずみととかいのねずみ」という童話を思い出す。
私は田舎のねずみだからこの土地をよしと思うのだろうか?
否!この風景(自然)の美しさ、この澄んだ空気。開放感!
東京の最新の建造物もこれに比べたら本当にちっぽけに思われる。

車が我が家に到着。庭先のコスモスが満開。私が好んで毎年花瓶に生けるフジバカマも見頃。
柿も赤く色づき、どこからか甘い香りが漂ってくる。
見れば庭の金木犀が満開!!!。

家に入れば住み慣れた和風のこの家が一段と広く感じられた。
妹のマンションも決して狭くはなかったのだが・・・。

夫が「栗赤飯」を作ってくれた。
もう栗も実る季節だったのか。
やっぱり田舎はいいなあ。
やっぱり我が家が一番だ!!!

なーんて「いなかのねずみ」は思った次第。

猫にバトンタッチ

2011年10月04日 | 旅行

妹が気に入る猫はなかなか現れなかった。
亡くなった猫への思い入れが強いこともあったと思う。
なかなか私が帰れそうな状況になかった。
妹はこのまま私に10月になってもいてほしそうだった。
 
ゴルフ友達から「9月29日にゴルフにいきませんか」とメールが来たのを幸いに
「28日にはもう私は帰るから!」と妹に宣言。
妹も早く猫を見つけなくてはと決心をしたようだった。

結局娘がネットで調べて「一押し」と言って、最初に見に行った埼玉県岩槻市の猫にまた会いに行きそれを飼うことにした。
犬派の私が猫の可愛さを知ったとても可愛い猫。
どちらかというと「ぶさかわいい」。猫というより猿みたい。
「『田吾作』という名前にしたら?」と妹に言うと「いやだそんな名前」と言って「おーちゃん」と名付けた。
猫が来た翌朝、「ゆうべチュッチュ攻撃をされて一晩中眠れなかった」と妹。
見れば首に多数のキスマーク。
首や耳たぶをチューチュー吸い続けるとのこと。
睡眠不足とキスマーク。誤解されるかも???

留守番中私もこの攻撃を受け「キャッキャ」と大騒ぎして防御した。
しかし無垢な目でゴロゴロいわせながら迫ってくるともうメロメロになってしまう。

この猫が来て妹が明るくなった。
姉である人間の私の力より、生まれて間もない猫の力のほうが癒しの効果が大きいことを実感。
ペットの力のなんと大きなことか!
「おーちゃん、頼んだよ!」と猫に妹を託して28日帰路へ。
妹が羽田まで送ってくれた。


せっかくの東京、楽しまなくっちゃ!

2011年10月04日 | 旅行

猫さがし以外で妹が連れて行ってくれた場所は六本木ヒルズ。
まだ行ったことがなかったのでここには一度行ってみたいと思っていた。
森タワー展望台からの眺めは圧巻。東京タワーがすぐそばに美しく・・・。
「ヒルズ族」と呼ばれる人たちがあの建物に住んでいるのかなど好奇心いっぱいでしばし眺めを楽しんだ。

妹が出勤した日は、「せっかくの東京だから・・・」と思い、ひとりであちこちカメラを持って出歩いた。
まず行ったのは山手線で東京駅(残念ながら改装工事中)。東京駅を写真に収めたかったのだが・・・(そういえば、テレビでそんなこと言ってたとその時思い出したりした)
丸の内界隈を歩いて皇居周辺を散策。立派な松がなんと多いことか!二重橋で通りがかりの人に頼んで記念写真をパチリ!
桜田門を抜けて国会議事堂・国立劇場・千鳥ヶ淵・日本武道館など一人でぶらぶらと・・・。
飯田橋から高田馬場まで東京メトロ。山手線に乗り換えて目白へ・・・。

原宿や明治神宮にも行った。明治神宮の食堂で隣り合わせた人はなんと脳科学者の茂木健一郎さんだった。

立川の国営昭和記念公園にも行ってみた。ネットで知り合った人がお気に入りの場所。
一度は行ってみたいと思っていた場所。
広々としてさすがに素敵な場所だった。広い原っぱに老若男女・・・人が多いことに驚いた。
カラフルで絵になる光景だった。

帰る前日は原宿・表参道ヒルズ・巣鴨に・・・。
若者の街「原宿」→おしゃれな街「表参道ヒルズ」→お年寄りの原宿「巣鴨」。
表参道ヒルズは建築家の安藤忠雄さんが建築設計した街とのこと。
ケヤキ並木が美しく高級ブランド店が並んでいた。
巣鴨は商店街をぶらぶらして「とげぬき地蔵」参拝。
ちょうど週刊誌に「赤パンツの力」が載っていたので干支入りの「赤パンツ」を数枚お土産に買ったりした。

レンタルビデオを借りてみたり、ネットカフェも初めて経験したり・・・
そういえば妹と池袋のカラオケ店にも行った。
歌ったらなんと0点。ショック!次に妹が歌ったがまた0点。
店員さんを呼んで調整してもらったがまた0点。部屋を変えてもらった。
ところが次の部屋ではかなり下手だと思っても90点以上ばかり出る。
「点が高すぎる」とフロントに電話すると「機械が判定していることですので・・・」と言う。
「0点が出ると言ったり点が良すぎると言ったり変な客だと思ってるよ」と妹が笑う。

知性も理性も何もないけど好奇心だけはまだまだある。
東京で退屈する暇はなかった。

※国営昭和記念公園にて


東京猫さがしの日々

2011年10月04日 | 旅行

東京に住んでいる妹が子ども同然に可愛がっていた猫が死んだ。
「さびしくてたまらない。東京に来てほしい」と妹より9月12日電話。
「これは行くしかない」と思い、翌日の飛行機ですっ飛んで行った。
東京へ行く計画など全くなかったのに・・・。
その日、仕事のはずの妹が「仕事に行く気がしなくて・・・」と会社を休んでいた。
ペットロスを癒すには・・・?やはりこの妹にはペットが必要!

翌日から妹と私のペットショップまわりが始まった。
妹の家はパソコンがない。妹はパソコンのソフトを作る仕事をしているので1日中パソコンに向かっている。
家に帰ってまでパソコンを見たくないとのこと。
私の娘がネットで情報を探し携帯に送ってくれた。

妹の希望の猫はスコティッシュフォールドの雄。(亡くなった猫の面影を追っているようだった)
妹は目白に住んでいるのだが、猫さがし第1日目は埼玉県の岩槻まで行った。
娘が送ってくれた写真を見て気に入って行ったのだが8月2日生まれというその猫は小さくて細くて頼りなげだった。
その足で今度は東京の足立区にあるペットショップに閉店まぢかに駆け込み。

かくして、それから妹の仕事が休みの日はずっとペットショップめぐりの日々だった。(残っていた夏休みがあったので結構休みの日が多かった)
池袋・板橋・三軒茶屋・渋谷・新宿・・・何軒行ったことか。もう行った場所さえ定かではない。
「東京キャッツガーディアン」という捨て猫の里親募集のお店にも行った。
しかし妹の希望する耳折れ猫スコティッシュフォールドのオスで元気のよさそうな猫にはなかなか巡り会えなかった。
「食むらがあります」「口の中が今荒れていて・・・」「風邪をひいていて目ヤニと鼻水が・・・」「先日ちょっと血便が出て・・・」
かくして私は東京からすぐには帰れない状況になってしまった。

※妹のマンションのベランダから富士山を・・・