今日は,『和楽12.1月号』「そもそも十一面観音とは何なのか」から
『和楽』は私が時々買っている美術の雑誌です。
時々・・・というのは,西洋絵画には全く興味がないもので・・・。
ちなみに,次は(12月28日発売)買います!
浮世絵ですから。
さて,話が戻って,
「そもそも十一面観音とは何なのか」
「観音菩薩は多くの人々を救うために,33もの姿に変身します。」
「頭上に10ないし11の顔を持ち,あらゆる方向を向いて,人々を救う仏様として,
古来日本では篤く信仰されてきました。」
「11の顔は,人の心にある11の悪や苦しみを取り除き,
11の喜びや幸せを与えるといわれています。」
「標準的な十一面観音像では,・・・如来面がひとつ,
(中略)慈悲の表情をたたえた正面向きの菩薩面が3面,
向かって右側(下の写真は後ろから取っているので左側です)は
悪を戒める怒りの表情の瞋怒(しんぬ)面,
左側(写真では右側)には牙を出して励ます狗牙上出(くげじょうしゅつ)面が3面,
悪を蔑む笑いを浮かべる大笑面が1面のあわせて11面で構成されています。」
「頭上面本面の真上に「化仏」と呼ばれる阿弥陀如来の小さな像がついています。
これは十一面観音が阿弥陀如来の化身であることを示す証です。」
写真は,兵庫県立歴史博物館にある
宝塚市・中山寺の「十一面観音立像」(レプリカ)(写真撮影可)です。
なぜ,今,急に仏像について書くのか・・・
思うところがいろいろあったからです。
普段,信仰心なんかないのに,
歴史・文化財として仏像を見るだけなのに,
仏像を見たり,
歴博の「熊野勧進十界曼荼羅」を見たくなる時があります。
では,今回はここまで
『和楽』は私が時々買っている美術の雑誌です。
時々・・・というのは,西洋絵画には全く興味がないもので・・・。
ちなみに,次は(12月28日発売)買います!
浮世絵ですから。
さて,話が戻って,
「そもそも十一面観音とは何なのか」
「観音菩薩は多くの人々を救うために,33もの姿に変身します。」
「頭上に10ないし11の顔を持ち,あらゆる方向を向いて,人々を救う仏様として,
古来日本では篤く信仰されてきました。」
「11の顔は,人の心にある11の悪や苦しみを取り除き,
11の喜びや幸せを与えるといわれています。」
「標準的な十一面観音像では,・・・如来面がひとつ,
(中略)慈悲の表情をたたえた正面向きの菩薩面が3面,
向かって右側(下の写真は後ろから取っているので左側です)は
悪を戒める怒りの表情の瞋怒(しんぬ)面,
左側(写真では右側)には牙を出して励ます狗牙上出(くげじょうしゅつ)面が3面,
悪を蔑む笑いを浮かべる大笑面が1面のあわせて11面で構成されています。」
「頭上面本面の真上に「化仏」と呼ばれる阿弥陀如来の小さな像がついています。
これは十一面観音が阿弥陀如来の化身であることを示す証です。」
写真は,兵庫県立歴史博物館にある
宝塚市・中山寺の「十一面観音立像」(レプリカ)(写真撮影可)です。
なぜ,今,急に仏像について書くのか・・・
思うところがいろいろあったからです。
普段,信仰心なんかないのに,
歴史・文化財として仏像を見るだけなのに,
仏像を見たり,
歴博の「熊野勧進十界曼荼羅」を見たくなる時があります。
では,今回はここまで
ダブル介護が,1.2(1と0.2)介護(?)ぐらいになりました。姑が入所しましたので。
でも,いろいろあったら,歴博の仏像や熊野勧進十界曼荼羅を見て,いろいろ考えました。
信仰心ないのにねえ。
(姑はクリスチャンだし)
古文書の1級インストラクターの件も進みません。
地元の史談会の方の話では,史料は以前の水害でかなり捨てられてしまった,とか,
嘉永7年の地震についての史料は見たことがないし,
地震のことについて,古老から聞いたこともない,(その方も古老ですが,その何代か前の人から聞いたことがない)とか。
ま,私の古文書読解力が???なので,史料以前の問題ですがねえ。
さ,気を取り直して,がんばろっと!
いろいろあったようで大変そうですが、仏像に興味を持たれるくらいの余裕が出来たということですかね。
『和楽』なかなかいい雑誌ですよね。でもこの雑誌は近くの図書館に置いてないので中々読む機会がありません。十一面観音というと白洲正子を思い出しますが、「そもそも十一面観音とは何なのか」も白洲さん絡みみたいですね。
白洲さんは滋賀県の仏像を見に行かれたようで、あの方の行動力にはあこがれています。私も滋賀の仏像に会いにいつか行ってみたいという希望はあるのですが果たせていません。見たいもの、会いたい人がいるときは出来るだけ行ったほうがいいですね。いつ見られなくなるか分かりませんから。
いつでも見られると思っていた首里城も焼失してしまいました。あそこにあった古文書や紅型など千点近くの文物の行方が報道されていません。焼けてしまったとしたら惜しすぎます。琉球の古文書は戦争で焼けて本当に少ないんですよ。琉球の古文書は御家流で書かれていますから、ATSUさんでも読めると思います。歴史資料が失われるって大事件なのに、首里城のことばかりで文化財の行方が殆ど報道されないのは不可解です。
ありがとうございます。
おしゃる通り,やっと落ち着いたのです。
1.2介護と書きましたが,実は,1.2介護は7月のことで,正確には,今は,1.05介護くらいかもしれません。
でも,仏像に興味があるというよりは,人間の・・・オーバーに言えば,生死を意識するようになり,仏像や熊野勧進十界曼荼羅を見ているのでしょう,今の私は,きっと。
ところで,『和楽』は私にとって,読む本ではありません。見る本,眺める本です。
白洲正子氏のことも触れられていますが,読んでいません。
ぼおっと眺めるのが楽しいです。
その中で,自分が読みたい記事だけ読みます。
いつもなら,十一面観音は読まない記事です,たぶん。
さて,古文書レスキューについては,何度か触れていますが,兵庫県は活発な方ではないかな?と思います,たぶん・・・ですが,阪神淡路大震災以降。
この度の首里城火災で,琉球の古文書がどのような状態かはわかりませんが,きっと,専門的で興味のない方が多いので報道されないだけで,地元の大学などが,レスキューしているのではないかと・・・願っています。