ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

兵庫県立歴史博物館 特別企画展「ふろくの楽しみ」

2018-02-05 13:58:52 | 日記 博物館・美術館...
ついつい・・・,付録につられて買った『リンネル』
ついつい・・・,
付録につられて買いそうになった『サライ』&買ってみたい『和楽』

かつては(私が小学生のころ)学研の『かがく』『学習』の付録が好きでした。

子どもが小さいときは,
『たのしいようちえん』の付録を主人が必死で(?)作っていました。


そんな付録たちの企画展です。
(先週金曜日に行ってきました。)

そのなかでも面白かったのは,
昭和初めの『少年倶楽部』
紙でできた組み立て付録です。
アメリカでエンパイア・ステート・ビルができる(1931年竣工)と
すぐ,ふろくに。
「世界一高いエンパイア・ビルディングの大模型」(1932年)
「帝国新議事堂大模型」に至っては
帝国新議事堂(現・国会議事堂)ができた1936年の前年にふろくに。

そんな付録も戦争の影・・・

キリスト教にあこがれていたような雰囲気の少女雑誌でも,
戦争が近づくと・・・。

あれ?
間もなく太平洋戦争なのに,西洋人の少女?
と思いきや
よく見ると,少女が持つのはナチスドイツの旗・・・。

ほぼ現代までの付録がいっぱい展示されています。

双六もたくさんありましたよ。

一昨年には妖怪の双六,
また,先日からの地獄極楽双六,
大正時代の家庭の双六など,
歴博の「歴史工房」に展示されていましたが,
好きなんですね,双六。

そう思って,歴博のボランティア大先輩Mさんに話をすると,
「もともとは博打。」と。

そうですね。
そういえば,白河上皇の「天下三不如意」の一つが双六。

江戸時代以降の双六とは形も違いますが,
「双六」は博打でした。

そのMさん,
体調の関係で,3月でボランティアを辞められると聞きました。
私がボランティアをするきっかけを作ってくださった方です。

仕方がないとはいえ,
寂しくなります。







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