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ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

探検バクモン「薬師寺」:ビックリ!完全解体

2017-02-16 14:05:26 | 日記 テレビ
昨日のテレビ,
探検バクモン「薬師寺」
薬師寺東塔の復元現場に入るとビックリ!
塔がない!

なんと,バラバラにして完全解体!1300年前の具材1万点以上は周りに積まれているのです。
1つでもなくなると大問題!
きちんと番号を書いて,置いています。

新しいものにしてしまう方が簡単でしょう。
でも,1300年前のものをできるだけそのまま使い,
傷んだ部分だけ,新しいものをはめ込むのです。
1300年前の心柱は割れ,腐り,虫食い状態です。
心柱も取り換えるのではなく,傷んだところを心柱を立てたままにして人間が中に入り込んで,取り除き,
きちんと組み込めるように設計図を書いて,はめ込みます。
1ミリでも狂ったら,心柱は割れてしまったりします。
まあ,気が遠くなるような細かい作業!

また,木の削りあとを見て,当時の道具を作り,
道具を復元するところから復元が始まるというのだから,たいへん!!

1300年前の木材をできる限り後世に伝えること
伝え守ってきたものを同じ形で次の時代の人に伝える

恐れ入ります。

でも,
もともと土と石の土台は,
今後,千年,二千年ともたすため,コンクリートで覆うことになったようです。

千年,二千年?
爆笑問題・太田さんがこのことについてちょっと言いかけていましたが,
千年,二千年と人類が平和でいてこそ,薬師寺東塔は残るんですよね。


姫路城の復元は?

明日,歴博に 特別展「人間国宝・桂米朝とその時代」を見に行く予定です。
ついでと言っては何ですが,バーチャル歴史工房で
「姫路城天守修理工事記録」を見てこようと思います。
ただし,これは昭和の大修理の記録です。
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英雄たちの選択「悲劇のキリシタン弾圧~大人になった天正遣欧使節の決断~」

2017-02-10 14:07:16 | 日記 テレビ
教科書的にしか知らなかった天正遣欧使節4人のその後

今回(2月9日放送)は,歴史的にもうわかっているのに
決断を迫られた,とか,選択は,とかいうのはなく,
ヴァリニャーノやフロイスなどの海外の史料を含む
いろいろな史料から遣欧使節のその後,つまり,日本に帰ってからを中心に話されていました。

以前,JMOOCで
上智大学 川村信三先生の
 大航海時代の日本 ヨーロッパと日本の「接続された歴史」
を受講しました。

英雄たちの選択では,
なぜキリスト教が広まったのか・・という点で,
戦国の戦が続く中,死が近くにあって,死後の救いをキリスト教に求めた,というような話があったと思うのですが,
川村先生は,
この点で,ヴァリニャーノは布教にあたって,「順応」していったことを挙げていました。
日本人に分かりやすいように,宣教師の階級も仏教の制度にのっとって,名づけられたそうです。

さらに面白いのは,
キリスト教のこんふらりあ(信徒組織)は浄土真宗の門徒組織・道場と似ていること,
そして,キリスト教の広まる時期は,本願寺勢力が権力者に弾圧され,衰える,または,変質する時期であることを
話されていました。

この点は,英雄たちの選択では話がありませんでしたが,
番組の最後に,川村先生の名前が出ていました。


家康がキリシタン弾圧へと向かった禁教令は,
大阪の秀頼勢力とのかかわりがあったという話には,へ~!と思いました。
(そういえば,「真田丸」でも,明石大登が「キリスト教さえ保護してくれれば」といったことを言っていましたね。)

明治の岩倉使節団の話
天正遣欧使節なんて,明治の日本人は知らないですよね。

今回の英雄たちの選択は,面白かったです。

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「趣味どきっ!」は歌舞伎,歴博は落語 その2

2017-02-08 14:41:38 | 日記 テレビ
火曜日の趣味どきっ!は歌舞伎,
「獅童のいざ歌舞伎へ」が始まりました!
ちょっと,獅童さんの宣伝ですか?
という気もするのですが,興味はわきます。
すでにテキストも買いました。
獅童さんのお母さんが,写楽の役者絵を見せて,参考にしたというようなことを言っていたと思うのですが,
(細かいことを忘れてすみません。)
なるほどですね。

歴博はただ今,「特別展 人間国宝・桂米朝とその時代」をしています。
先週のボランティアの当番の時,ゆっくり見る時間はなかったのですが,
図録と「THE 米朝」というCDとDVDの2枚セットを買ってきました。
販売のところにいた米朝事務所の方に,
「落語をまともに見たことがありません。
 でも,歴史が好きというのなら,
 江戸時代からの文化である落語を知らないというのはおかしいと自分でも思うのです。
 そんな人におすすめのDVDありますか。」
と尋ねると,この「THE 米朝」を薦めてくれました。
特に,『地獄八景亡者戯』(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)(CD)が面白いとのことでした。
今週の月曜日,その『地獄八景亡者戯』をお昼ご飯を食べながら聞くと・・・

まあ,ほんとに面白い!
CDで1時間余りでしたが,全く飽きませんでした。
CDだったので,YouTubeで見てみようと調べると,
桂枝雀の『地獄八景亡者戯』が出て来て,時間がなかったので最初10分だけ見ましたが,
まあ,おっもしろいこと,面白いこと!
当たり前ですが,米朝と枝雀では違うものですね。
枝雀の面白さは,はっちゃけているような気がします。
あのおもしろさは,突き詰めて極めたおもしろさで,
もっと先を見すぎて自殺してしまったのでしょうか。
全く知らないものの勝手な想像ですが・・・。

『地獄八景亡者戯』の内容は書ききれないので省きます。
興味のある方はYouTubeをどうぞ

「特別展 人間国宝・桂米朝とその時代」は来週の金曜日に行く予定です。

歌舞伎って世襲が多くて,落語って世襲ってわけじゃないんですかねえ?


『落語の博物誌』岩崎 均史/著
『図説落語の歴史』山本 進/著
図書館で予約しています。
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「趣味どきっ!」は歌舞伎,歴博は落語

2017-01-28 13:08:49 | 日記 テレビ
趣味どきっ!の2,3月は「中村獅童の いざ歌舞伎へ」です。
歴博今日からの特別展は「人間国宝・桂 米朝とその時代」です。

昨年は,国芳に凝りました。
特に,国芳の「源頼光公館土蜘作妖怪図」が面白く,いろいろ私なりに調べました。
ここには,
「歯なしか」(噺家)や
大きな目の妖怪(海老蔵(?)当時)が出てきます。

江戸時代後期には,歌舞伎や落語が庶民の娯楽です。
(ちょっと歌舞伎はお値段が高いかしら?)

これを機に,歌舞伎と落語を勉強するのもいいかも?

でも,どちらも生で見たことはありません。

趣味どきっ!も歴博特別展も楽しみです。


(全く関係のない)
PS.ビデオデッキが故障!
ハードに録画したものを見ていると,途中で止まったり動いたりしています。
ブルーレイにあわててダビング!
ダビングも以前から時々あやしかったのですが,
ハードに撮った番組を何とか見ることはできていました。
ハードにとりっぱなしの番組,うまくブルーレイにうつしきれるでしょうか?
今度は同じ時間の2つの番組が両方撮れるのを買おうと家族で相談しています。
これで,ぶらぶら美術博物館と歴史秘話ヒストリアと両方撮れるようになるね。
とりあえず,明日,いつもの電気屋さんに電話しないと・・・。(1月29日夕方)
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本郷先生2つ&ぶらぶら美術博物館「戦国時代展」

2017-01-25 13:52:59 | 日記 テレビ
本郷先生2つの番組を昨日から今日にかけて見ました。

昨日リアルタイムで
「林修の今でしょ!講座」
秀吉が脇坂におくった多数の手紙
去年,龍野歴史文化資料館で見ました。
職員さんに
「そんなに木材って重要なんですか?」と質問したのを覚えています。

今日,ハードにとっていた
趣味どきっ!を見ました。
今回は千姫
去年姫路駅周辺では「本多忠刻・千姫成婚400年」ののぼりがたっていました。
千姫天満宮が出てきましたが,
天満宮のある男山
部活で走らされるんですよね,恐怖の階段!
1回往復したらもうダウンです。(高校生はもっと走っていましたよね。)

なんて関係ありそうでなさそうなことを思って見ていました。


最近の私のヒット番組!
ぶらぶら美術博物館「戦国時代展」
1月20日放送のものです。
私にとって,よかったのは,最初と最後に紹介された2つの古文書

1つめ
国宝「東寺百合文書 足利義政自筆御判御教書」
自分で応仁の乱のきっかけつくっといて,東寺に祈ってくれ・・・はないでしょ。
普通は祐筆が書くのに,この古文書は文書と花押の墨が同じ・・・つまり,義政の直筆だそうです。

2つめ
「大原観音寺文書 密厳坊源慶田地寄進状」
一人の農民が自分の持っていた田んぼを寄進。それは願い事があるから。
現世安穏・後生善処
山田五郎さんの言葉がしみる・・・。
「武将にさあ,田んぼ踏みつけられてさあ,一生懸命作っていた人がいるんだよ。」
そうです。
「戦国時代」はわずかの武将や英雄の時代ではありません。
博物館側もそんな意図をもって,
展覧会の最後にこの時代を生きていた庶民を思い浮かべるような史料を持ってきたんでしょう。

・・・古文書,勉強しよっと・・・
「解読実践コース」教材,少し前に届きました。
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