世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

気の向くままに、旅の様子を載せていきます。ランキングクリック励みにしてます。

人気ブログランキングへ

平和記念公園(2021広島no1)

2022-03-09 | 広島

 夕刻新幹線広島駅下車。さっそく観光案内所を訪ねるのでした。そこでいただいたのがこれ。明日はこのバスに乗ろうと決めるのでした。

 そしてこの切符。広島市内の観光名所をグルグル回る3路線。一日何回でも乗り放題の400円。

 駅前でこのかっこいいバスに乗車して今日の日が始まるのでした。

 最初の下車駅は原爆ドーム前。ここ平和公園に来たのはもう40年も前の話か。当時はチームを分けて年に1回職員旅行に出かけるのが常だった。出雲大社に行く途中で広島下車してここに寄ったのでした。も一度訪ねたい思いはずっと前から持ち続けていたその日がやってきたのです。

 ぐるっと川端に回ってくると、広島原爆の象徴、もちろん世界文化遺産「広島県産業奨励館」焼け残ったこの建物は「ノーモア・ヒロシマ」の象徴として核兵器の廃絶と恒久平和を訴えるシンボルとなっている。その説明書きにメモ帳を手にした修学旅行生が集まっていた。

 元安川に沿って歩き元安橋の上から原爆ドームを振り返ってみましたが後ろのビルが邪魔してた。

 「原爆の子の像」これもこの公園の象徴のひとつだ。次の写真、像を囲むように折り鶴がいっぱい。 白血病で亡くなった少女の同級生たちが「何かしよう」と立ち上がって募金活動。全国3000を超える学校から寄付が集まったという。像の前に置かれた石の碑には「これはぼくらの叫びです  これは私たちの祈りです  世界に平和をきずくための」と刻まれているそうです。

 

 

 ずっと奥に広島平和記念資料館。手前からは平和の灯、平和の池そして原爆死没者慰霊碑と続いています。

 2016年(平成28)オバマ米大統領が現職大統領としてはじめてこの地を訪れ、慰霊碑に献花されて祈りの時があった。このあと資料館も視察されて、芳名帳に「私たちは戦争の苦しみを体験しました。共に、平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう」と記帳されたそうです。

 

 「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」奥に平和の灯と原爆ドーム。ロシアがウクライナに攻め入り過ちを繰り返している。「核」という言葉が出たり、第三次世界大戦に・・とも。連日激しい攻撃にさらされて国外へ避難するウクライナの人々のニュースがテレビに流れる。破壊される街、逃げ惑う人々なんとも悲惨な映像ばかりだ。早く何とかならないものか、聞く耳を持たないのか、専制主義国家というのは怖い。一方軍部に乗っ取られようとしているミャンマーはどうなっているのだ。ウクライナに占有されてしまったメディアには全然で出てこないじゃないか。なんて声も聞く。

 この慰霊碑は戦後7年を経た昭和27年(1952)8月6日にあの丹下健三さんの設計により建立されたそうです。

 平和記念資料館に向かっています。

 入館して入場券を買い求めて見学です。

 

 いただいた資料をめくるとまずこの画が出てきます。「8月6日の惨状」から「生きる」まで諸々の展示が続くのでした。

 本館の展示室に入ったらまずこれだ。1945年8月6日時計は8時15分47秒で止まっている。驚いたのは左の写真です。教室の窓を開けて先生と一緒にニコニコ顔。日常にはこれがあった。この子供たちの笑顔が戦争を知っていたのか、原子爆弾でむなしく消えてしまったのか。これから原子爆弾による被災の状況などを見学に行く前の衝撃的な写真だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする