世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

サランコットの丘へ(2017ネパールno39)

2017-06-07 | アジア

 今朝は早起きでした。4時のモーニングコール。4時45分にホテルを出てから約1時間、ホテル「アンナプリナ・ビゥー」へやってきました。800mのポカラから4WDに分乗して1500mまで登ったのです。ホテルの屋上でたき火を囲みながら日の出を待ちます。本来であれば、このホテルにお泊りだったはずなのですが・・・

 たき火の周りで、昨日のネパール講座の先生から山のお話を聞きながら、朝ご飯をいただきます。味噌汁付き、添乗員が握ったおむすびのおいしかったこと。私は、ホテルでいただいたボックス弁当には、ひと箸もつけないのでした。 

 快晴とは言えない空模様の中で、アンナプルナ山群を眺めます。右側から昇ってくる太陽に8000m級の峰は朝日に輝き始めました。真ん中に見えているマチャプチャレ6993mに光がさすのには、まだ時間がかかりそうです。 

 

 山群の一番左、アンナプルナ・サウスはどっしりしたたたずまいだ。この山全部をサウスというのかどうかは知りませんが。  

  遊覧飛行でしょうか、マチャプチャレの中腹を軽飛行機が飛んでいました。

 背景の山々には雲が広がってきたようです。ホテルのスタッフと一緒に記念撮影。この旅行会社が建設しているホテル。このホテルに宿泊するとして募っていた、私たちのツアーだったのです。日本からのお客さんに満足いただけるように、との配慮から多くの資材や物資を輸入しての超デラックスホテル建設だといいます。建設中のホテル内部も見学させてもらいましたが、この山の上でこれか。というデラックス仕様。しかし輸入物品のインドからの道筋がうまくいかないらしい。苦心惨憺とのお話をお聞きするのでした。というわけで、私たちを接待してくださったスタッフの皆さんは、ただいま研修中。多分長時間の研修、素晴らしい接客ができるようになることでしょう。「またどうぞ」と言われても、もう私には時間が足りないかも。 

 

 ホテルから徒歩15分サランコットの丘にやってきました。ポカラの町を眺めるとこんな感じ。街並みを引き付けてみると次の写真。やはり地震の被害はないんだ。ブルーシートの姿はどこにも見えません。 

 

  着飾った女の子、何かお祝い事でもあったのでしょうか。額の赤いお印「ビンディ」というのかな。インド人親子でしょうか。お父さんのお顔は、右上にチラッと。

 わたしも一生懸命捉えようとしたのですが、不発に終わった鳥です。もちろん名前は分かりません。

 

 1592m、町から歩いてくれば3時間かかるという。ここサランコットの丘。ガイド本では「ヒマラヤの展望台として知られる」と紹介していますが、山の写真はカメラに一枚も残っていません。下界のフェワ湖は望めるのですが、お山は、雲の中にお隠れになっているのでした。 

 サランコットの丘でのひと時を終えて、再び4WDでノーダラの丘を目指します。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本山妙法寺(2017ネパールno38) | トップ | ノーダラの丘に登ると(2017... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿