世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

リンカーン記念館(2014アメリカno3)

2014-07-13 | アメリカ

 

 

 

 記念館に登って振り返ると169mのワシントン記念塔がドーンと見えます。その先には、国会議事堂(連邦議会議事堂)があるはずですが記念塔に隠れてしまっているのかな。 そしてプールの左右に拡がる緑地の中には、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などの記念碑が。

 そして、ここにはこれ。ガイドさんが水をかけて文字を浮き立たせてくれました。「I HAVE A DREAM」1963年あのキング牧師がここに立って、「私には夢がある」と20万人余の参加者に語りかけたのです。

 「私には夢がある。いつの日か、この国が立ち上がり、「すべての人間は生まれながらにして平等であることを、自明の真理と信じる」というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢が。 私には夢がある。いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の子孫たちと、かつての奴隷所有者の子孫たちが、兄弟の間柄として同じテーブルにつくという夢が。」 まだまだ「私には夢がある」のくだりは繰り返し続くのです。 そして「自由の鐘を響かせよう」と訴え、最後に「ついに自由になった! ついに自由になった!全能の神に感謝しよう、我々はついに自由になったのだ!」と、長い演説の最後を結んだのでした。

 リンカーンの奴隷解放宣言から100年後のキング牧師の演説。そして50年余を経過したいま、アメリカ大統領はオバマ。時の流れの早遅はともかく、時代は間違いなく動いている。

 

 

 

 リンカーンをバックに記念に一枚・・・ 

 

 リンカーンの後頭部の髪の毛も彼の顔型、さらに次の写真、頭の上にも彼の顔がある。 ガイドさんに真横に案内されての説明でした。なるほど。

 

 記念館の裏側に回ってみました。ポトマック川に架かるメモリアルブリッジを渡った正面がアーリントン墓地。国会議事堂からワシントン記念塔そしてリンカーン記念館とまっすぐに並んだ先、少し左に折れた所にアーリントン墓地。確かケネディの墓地からまっすぐにワシントン記念塔が見えていたですね。 

 記念館の周りは、5人がかりでも抱えきれないくらいの36本の柱に囲まれています。この36本は、リンカーンが亡くなったとき合衆国に加盟していた州の数だそうです。 

 ここからは、ワシントン記念塔、そしてその向こうに国会議事堂が見えます。アメリカ大統領の一番人気はリンカーンだという。彼はここに座って毎日この景色を眺めているのだ。 


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