世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

世界遺産の旧市街(2016モロッコno8)

2016-03-30 | アフリカ

 

 この門を入ればメディナ(旧市街)2001年に世界遺産登録された「エッサウィラのメディナ」を歩きます。 

 

 かってユダヤ人が多く生活していたとのことですが、第2次世界大戦後イスラエル建国にともなって多くのユダヤ人がこの地を去り、街は放棄されたといいます。 

 道端に、時としてこうした物乞いの人たちを目にします。イスラム教で義務付けられている行い「五行」は、礼拝・信仰告白・喜捨 ・断食そして巡礼。物乞いに施しをするのも「喜捨」というのかどうかは知りませんが、「喜捨」とは、富める者は収入の一部を困窮者に施すことらしい。

 

 こんな小路をあちこちよく歩くのでした。 

 この子供のイラストを見ると保育園と小学校かな。狭い路地、学校の全体像は写せません。こんな絵を見ながら、このブログを書いていたら「保育園落ちた。日本死ね」一億総活躍社会といっても働けないじゃないか。と、子供を預かってもらえないお母さんが書き込んだ一文、この「待機児童」問題が、今、政治を震わせていることを思い出した。国会の委員会で取り上げられ、それに答弁した総理の「誰が言っているのか分からないものに・・・云々」とか発言したということにも火がついた。政府は、慌ててというのか、前からやっていたのかどうか知りませんが、早急に対策をと言っているようだ。それはそうでしょう。世代別で見ると2~30代の投票率が極めて低いという。この年代の皆さんは、フェイスブックとかツイッターは当たり前。彼らの怒りが「投票に行こう」とスマホをたたけば、どっと投票箱に向かうかもしれない。事を怠っていると夏の参議院議員選挙が怖いのです。

 

 「アルガン」の実がいっぱい。この実を砕いて油をとるそうです。暗くてよく見えませんが、奥にオイルの瓶がいっぱい並んでいます。 


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-04-02 11:50:32
日本死ね! あの文はどんな大先生、大作家の文よりも明瞭で歯切れが良く、理解し易い名文でした。
議員先生も最初は高を括って居たでしょうが、国民の生の怒りと反応に、びっくり。意外と簡単に動きました。ね
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