世界の彼方此方へ行きたい

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カウベル響く(2012スイスno16)

2012-10-09 | ヨーロッパ

 

  2007年7月にもこのコースをハイキングしました。 そのときは牛は1頭としていませんでした。まだこの時期(7月)には標高の低い下界で草を食んでいる・・・とハイキングガイドさんが教えてくれました。草の伸びに従って牛の放牧地も標高を上げてくるのだそうです。「土地は誰のもの?」とも質問してみました。「自分の土地なんですよ」との答え。約半年間でしょうか標高を上げながら牛を連れ回すほどの所有地があるんでしょうか。未だ疑問は残ったままなんです。ガイドさんは畜産農家でアルバイトの経験もあるとおっしゃる。「夜、牛は野宿するの」との問いに、朝放牧に連れ出し夕方になれば連れ帰る。そして搾乳が待っている。では、では、畜舎は標高を追って各所に点在しているのでしょうか。もう一度スイスを訪ねて聞いてこなければ、分からないことばかりです。いずれにしても「スイスの酪農家の労働環境はきびしいんです」とのお話しでした。

 

 

  左にアイガー、電車の奥に見えるのが私たちが歩き始めたアイガーグレチャー駅舎 

   澄み切った青空にカウベルが「カラン!カラン!」と 鳴り渡ります。霧の深いときの所在地確認をなすという。そしてこのベル、ほんとかなと疑うのですが、農家によってその形も音色も違うそうだ。なるほど、この大自然の中に放り出した我が家の牛の確認にでっかい鈴。何とロマンチックな発想であったことでしょう。今回のハイキングは、こうした牛との出会いの時間でした。もちろんもう終戦を迎えようとしているお花も二つ三つありましたがお花がいっぱいの2007年7月のこのコースの花々は次回にお届けしましょう。

  ランチは各自自由食。私はでっかいソーセージ(これ半分食べたところ)と馬鈴薯。味はグーでしたがとても食べきれるボリュームではありませんでした。

 

 

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