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S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

橋の下より、光があたる橋の上がいい!

2006-04-10 14:17:48 | Weblog
2日家を留守にしていただけなのに、しかも出る前にそうじもしていったのに、なんでこんなに家の中がきたないの?
信じられないよ・・・・・ちらかす人ばかりで、片付ける人がいないのだと今更ながら唖然とする。
洗濯をしてくれる人はいるけど、洗濯物をたたむ人が欠如しているのだ。
わたしがあっけなく死んだらこの家はどうなるだろう?死んだ後のことなんて知るか!野となれ山となれだよ。

大阪は暖かかった。長野とは違う国みたいに気温が違う。いろんな人に会えて、3次会まで飲みまくり。
帰りの新幹線でとなりに座ったまゆちゃんという4歳の女の子は、お友達がお父さんの仕事でオランダにいたんだけど、今度東京に帰って来たので、会いにいくんだよ。と話してくれて、なんだかいろんな話をその女の子としてきました。4歳にしてはすごくしっかりしていて、なんだか友達のようなのでした。
まゆちゃんはひまわりがすごく元気な時に生まれたんだよ。と言ってましたが、それってきっとお母さんがまゆちゃんに「ひまわりが元気で太陽の方に向いている時に生まれたんだよ」って話してあげていたのでしょう。すてきなお母さんだと思いました。
子供が自分の存在を自覚できて、そしてきっと大人になっても、夏にひまわりの花を見るたびに強くなれそうな・・・そんな気がするのです。
まゆちゃんと家族の話もしました。やさしいおばあちゃんとおじいちゃんの話も聞きました。東京駅で何度もバイバイをして、まゆちゃんとお別れしました。
わたしの母は(ババちゃん)「おまえは橋の下で拾ってきたんだよ」とよく言いましたが、小さい頃わたしはなんで橋の上じゃなくて、橋の下なんだろう?と思った。拾われたことには抵抗はなかったんだけど、橋の下はいやだった。お花畑とまでは言わないけど、せめて橋の上にしてほしかったなあ。捨てられたということは一度存在を否定されたことだけど、そっちの方に意識がいかなくて、妙に橋の下にこだわっていたわたしは鈍感だったのかもしれないなあ、だけど、母には愛情をそそいでもらったから感謝してる。

まゆちゃん、きっと今年もひまわりは元気にいっぱい咲くよ!

トイ・ストーリー?

2006-04-07 16:19:33 | Weblog
ずっと忙しくて行かれなくて気になっていたけど、きょうはババちゃんに会いに施設に行った。
ババちゃんのお世話になってる特別養護老人ホームは、ご飯のときは、みんな食堂につれてきてもらって、みんなでいっしょにご飯を食べる。といっても、ひとりでご飯を食べられる人はいないので、職員さんがついて一人ずつ食べさせている。時間がかかるのでとても大変だと思うので、だいたい行ける時は食事の時間に行って、食べさせている。そうすると必然的に職員さんも助かるから。
この間は少し具合が悪く食事もとれなかったババちゃんが、きょうは一生懸命食べてくれて調子良さそうだった。話しかけるとにこって笑ったので、もうそれだけでうれしい!
食事時の食堂には、口から食事のとれない老人が半分いるので、その人たちは鼻からチューブを入れて直接胃のなかに栄養を入れる。
人間が口から食べ物をとるのは、当たり前なのでけれど、ババちゃんも2年前の夏は口からとれずに、ずっと鼻から入れていたのだ。
お医者さんからもう口からは無理と言われたにもかかわらず、なんとまた口から食事がとれるようになった時は、「ばあちゃん!あっぱれ!」とすごーくうれしかった。
老人施設に来ると、食べることが生きることだ、とほんとにシンプルな考え方になる。食べることと、排泄することで、施設の1日は終わっていくのだ。
人はどんなひともずっと生きているうちに、余計なものはどんどん捨てていって、命の原点に戻っていくんかもしれないなあと思う。ババちゃんには、ずっとずっと今のままでもいいから生きててほしいのだ。どんなになっても生きててほしいのだ。
ババちゃんのベッドには、家からもってきたぬいぐるみ達がいっぱい住んでいる。施設に入るとき淋しくないようにたくさん引き連れてきた。ババちゃんを見守っていてほしいという娘たちの願いもあって・・・・真夜中にぬいぐるみ達が話をしたり、遊んだりしていそうな、ここ老人達がいっぱいいるここでは、そんなことが起こりそうな気がするのだ。
いつだったか、ババちゃんのプーさんが行方不明になったことがある。職員さんもいろいろ探してくれたんだけど、プーはいなくて、どこいったんだろうねえ、とみんなで言ってたら、なんとある日ひょっこりプーさんはババちゃんの枕元に戻っていたことがある。職員さんも不思議だ不思議だと言って、プーさんはひとりでいなくなり、ひとりでいつのまにか戻ってきたのだ。
不思議だよねえ。

あしたは大阪に行きます。ひさしぶりにいろんな人に会えるので、うれしい。

意地悪ばあちゃんをめざして

2006-04-06 16:04:36 | Weblog
自衛隊員まで「いじめ」があるのだろうか?と呆然とするような自衛隊員の自殺。学校だけでなく、じわじわと社会の大人の組織にまで「いじめ」がひろがっていることはすごく不気味でさえある。
わたしは上の息子と一番下の娘とは9年の年齢差があるので、息子の時代の中学校と下の娘の時代の中学校とでは、かなりの違いを感じてきた。それはどんなことかというと、息子の中学時代はあきらかに男の子は太いボンタンと言われたズボンに短い学生服、服装からものすごーく悪っぽい生徒がたくさんいたのだけど、いじめというものは、クラスにも学校にもほとんど存在しなかった。子供たちはワルぶってカッコつけていても、卑怯ではなく表に向かって発散していたワルだった。
ところが下の娘が中学生になった時は、生徒はきちんとした服装をして、卒業式、入学式も整然としてトラブルなどなにひとつないような、(かえって不気味なぐらい)いわゆるいい子集団だったのだが、クラスのなかでも学校内でも「いじめ」がまるで、清々粛々というような?かんじであった。子供のエネルギーが表に発散せずに、内にこもり、水面下の巨大魚のように大きくなっていくような気がした。下の娘の学級PTAの話し合いの時も、先生はほんの少しの服装のみだれや、女の子のスカートの丈の話ばかりしていたので、あまりにもばからしくて途中で出てきてしまったことは何度かあるし、お母さんたちも服装のことばかり気にしていて、かんじんの大切なことは何一つ話し合われないというPTAだった・・・・
細かい規則とどうでもいいスカートの丈で、子供を縛ろうとする学校、親、子供たちのエネルギー、反抗精神は表に出ることができず、膿のようにもぐっていくのは当然のような気がした。大人の世界にもなぜか相似形のようなものが、ひろがっていて「いじめ」という陰湿な暗さになって組織のなかにまで、はびこっているとしたら、いったいどう対処したらいいのだろうかねえ。
世の中を憂うようになったのは、年をとった証拠だろうか?そんでもわたしはちょい悪オヤジより、かなり悪のオヤジか、逆にものすごーくいい人オヤジのほうがずっと好きだ!
おばあちゃんになったら、かわいいおばあちゃんになりたいなど、けっして思わない。「意地悪ばばあ」になってやる。と思っているのだ。意地悪ばばあになるには健康じゃなきゃなれない。最近胃潰瘍で苦しんでいるから、ばばあになる前に死ぬかもしれないから、しっかりオバタリアンめざして日々過ごしている毎日なのだ。

ニー・ハォから始めます。

2006-04-05 16:28:26 | Weblog
暖かくなってきたら、こだまは布団のなかにはもぐりこんでこないんだけど、布団の上に乗っかってくるので、とても重たくて悪夢を見る。
そして、暖かくなったら、真夜中に外に出たくて眠ってるわたしの顔をなめたり、耳元で「にゃあ」と鳴いて起こすのだ。
このときの「にゃあ」は「外に出たいから開けて」と通訳するとこうなる。
動物って飼っていると不思議と何ていっているのかわかってくるのですよね。同じ「にゃあ」でも「水が飲みたい」「おなかすいただよ」「うるさい!」とか、すごくよくわかるようになる。だからペットは可愛くなるんだろうと思う。意思の疎通ができてくるからね。
眠りを中断されるし、悪夢を見るしで最悪な環境でわたしはねている・・・・
そして今日からNHK教育テレビで、朝6時から始まる「中国語」を勉強しようと、テキストを買ってあったので、3時間ほどしか、眠れていない最悪の頭で、それでもしっかり6時には起きた。
自分でも意志が強い自分をほめてあげたいぐらいだ。
なぜ今頃中国語かというと、仕事で毎年1回は中国に行くし、このあいだのシルクロードに感化されているので、ぜひ西安、敦煌には行ってみたいと思っている。
中国語は音声言語?とかいって、言葉のあがり、さがりがあって発音がむずかしい。その点日本語って、あまり抑揚がなくて、平坦だよね。だから中国の人って感情を出して話しているように聞こえるのかな?
ハングル語は今はあまり興味がない。わたしはヨンさまも好きではないし、「冬のソナタ」も我が家ではお父さんだけが、ハマって見ていたけど、わたしはあまりべっとりした恋愛ドラマは好きじゃないから。純愛ドラマや悲恋ドラマは、みていて恥ずかしいのだ。何が恥ずかしいのかは自分でもよくわからないんだけど、たぶん感情を表に表出させるっていうことができない性格なのだろうと自分で思う。紆余屈曲するのが、好きなんだろうと思う。裏を読むというか、裏側を持つのが人間当たり前と思っているあまのじゃくなのかもしれない。素直にはなれない・・・

ぼおっとした頭で中国語講座を聞いていたら、ぼちぼちみんなが起きはじめた。きょうから高校生の娘も学校が始まるらしい。高3になりました。いよいよお受験体制ですかな?本人にいつアクセルがかかるのか?娘もぼおっとしています。
真夜中にうろうろしていたこだまは、みんなが起きはじめた頃にはしっかり爆睡状態です!母も眠たい・・・・眠りたいよお。と言いながら、朝の忙しさにドタバタしていた。雨なので、家のなかは干した洗濯物だらけだ・・・・

小さなプロペラ機で日々運行しているのだ。

2006-04-04 15:41:19 | Weblog
先週の寒さが少しずつやわらいで、日差しが明るくなってきた気がする。
わたしの住んでいる信州は桜はまだまだ咲かないのですが。

今度の民主党代表は小沢さんだろうか?昨年の狂乱のような郵政民営化選挙の前に、テレビで小沢さんが、「汗水たらして一生懸命働いている人たちが報われる政治じゃなきゃいけないと思うんです」と言っていたことばを聞いてから、小沢さんが好きになった。
いいかげん、〇〇チルドレンとやらの国会は芸能プロダクションか!?と思うようなお子ちゃまっぽい政治家ばかりの、今の現状をどうにか打破してほしい。
小泉さんといっしょにオペラの鑑賞をしなければいけなかった荒川静香さんって、かわいそうな気がする・・・・・と思うのはわたしだけかなあ?
あの郵政民営化選挙って思い出しただけでもおぞましい・・・口先ばっかりの政治家と男は黙って働くっていうタイプのきちんとした政治家とがはっきり別れた選挙だったような気がする。そして多くの国民がマスコミに踊らされてしまった選挙だった。きちんとした政治をし、きちんとした報道をする国じゃなきゃおかしいよ。
チルドレンの婚約とか結婚とかなんてそんなもんどうでもいいのだ。
普通の国民は普通につつましく暮らしている。2月に毎月積み立てていたお金で、みんなで社員旅行に行ったんだけど、松本空港から福岡にいくのなんて、ホリエモンの持っていた自家用飛行機より小さいんじゃないの?っていうぐらいのプロペラ機だったのだ。普通の国民はそんなふうなのだとわたしは思う。そういう人たちががんばって働いて報われない政治なんかくそくらえ・・・だ。
エンゲル係数じゃないけど、税金の係数ばっかりが増えている・・・・

「自閉症からのメッセージ」という熊谷高幸さんの書いた本を娘から借りて読み始めた。知らなかった世界がひろがっている。娘が日々接している自閉症の人たちとの毎日を、少しでも理解できたらうれしいんだけど。




エネルギッシュに年をとりたい!

2006-04-03 15:51:44 | Weblog
きのうわたしは、すごく素敵な90歳の方にお会いした。その方は小説やエッセーの執筆、編集者として児童書の編集、出版などのお仕事をしていらっしゃって、わたしはきのうその方の仕事場におじゃまして、いろいろお話をしてきた。
90歳という年齢で、どうしてこんなにエネルギッシュにお仕事をされているのか、お話してみてすごくよくわかった。何に対しても前向きな方です。そして社会にたいしても厳しく確かな視線をむけてみていらっしゃるし、いろんな人を受け入れる心を持っていらっしゃって、こういうふうに生きているから、身体も心も元気なのだと思ったのです。
ペシミストではなく、おおらかなんだと思います。「詩をかくひとはとかく厭世的だよねえ」といいながら、巨人伝説のお話をしてくださいました。年をとって、エネルギッシュな人に惹かれます。すごーく素敵だと思う。自分にはそんなにエネルギーがないかもしれないけど、この方にお会いできて、お話できたことはわたしにとってすごい収穫でした。
自分はまだまだ甘ちゃんだと痛感しました。

春休みのせいか道路が渋滞していて、街のなかもすごいです。前がつかえていて止まっちゃったところが、たまたま横断歩道だったので、困ったと思ったけど、歩行者信号が青になって、わたしの車がじゃまで歩行者の人たちに白い目で見られていた。すごーく長く感じた青信号だった。スンマセン・・・・・・こんなところで、前がつかえると思っていなかったので・・・・こういうのってバツが悪いよね。学校が始まるころは道路も少しは渋滞緩和されるかもしれない。

ロードオブザリングの完結編をテレビで金、土にかけて見た。この映画はCGの凄さがきわだっている。最初から完結編まで、長い時間をかけて少しずつ見たという感じがする。小説の原作である「指輪物語」を読み通した友達もすごい!と今更ながら思う。ところで、家の娘はいったいいつから学校がはじまるのかな?勉強したり、遊んだり、バイトしたりなんかかなり春休みしてるけど・・・・

大人だってうまいんだもん、飲んだらこう言っちゃうよお「くうっ」

2006-04-01 15:46:13 | Weblog
きょうは長女が誕生日です。これで我が家の子供たちの集中的に来る誕生日に一区切りついたかな。
天城越えを目指している娘、いいよいいよ、K点越えでもいいから、がんばってね。基本的に母の辞書には世間体ということばも存在しないし、おかまでもおなべでもかまわないし、いきいきと生きていってくれればなによりです。
不倫でも有倫でも倫理に真理はひとつではないのだから。・・・・あれっ、何言ってるか自分でもよくわからなくなっちゃった。
4月1日生まれの長女はあっというまに小学校に入学してしまった。4月2日生まれからが次の学年になるので、小学校に入った時も一番小さくて、(今でも小さいんだけど)それでもかなりしっかりとした娘でした。小学校に入ってから年の離れた妹が生まれたので、妹の面倒や、家事の手伝いもよくしてくれたので、きっとあなたはいい天城越え、じゃなかったお嫁さんになるでしょう!
4月はいい季節だなあ、なんとなく光がまぶしくなって新しい何かが生まれているような気がする。

きょうは何を作ってあげようか?わたしは料理は大好きだけど、そうじは嫌いというか得意ではなくて、どうもいまいちそうじはきれいにできない・・・・いつも会社に来る前にささっと掃除機をかけるぐらいで、念入りに掃除する時間がないのだ。だけど料理は早い。おなかがすくとみんな機嫌が悪くなるから、ものすごく夕ご飯の準備は手早い。自分でもあっぱれ!っと思うぐらいなのだ。これとこれを作ると決めたら、手順を頭の中で想像し、無駄なことはしないので、これをしている合間にこれをする・・・というのは頭に入っている。仕事が終わって家に帰ってから休むひまなく夕食を作るので、ダーっと作り終わって、「いただっきまーす」と言ってから、一杯飲むビールは、もうめちゃくちゃうまい!
くうちゃんみたいに、「クーッ」って思わず出ちゃいます。お酒は好きです。最近はビールか芋焼酎を飲んでます。以前、長崎に行ったときじゃがいもの焼酎を飲んだことがあるけど、とてもおいしかった。さつまいもの芋焼酎も好きです。年をとってそんなに飲めなくなったけど、若いときはものすごーく飲みました。酔っ払ってロータリーで朝まで寝ていたことがあるのです。すごいバカです。
それでも自分なりに無茶苦茶なことをしていても、一本の線のような道を歩いていたという自負はあるのですが・・・・・