S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

やっと春らしくなってきました。

2012-04-02 16:55:32 | Weblog
入社式がいろんなところで開かれたきのう。

つらい経験をした東北の新入社員たちは、きっと強くたくましく仕事をしていくだろうな。

人は辛く苦しい経験をして、そこから前を向いたとき、今までより強くなっていく。



出産をひかえた娘もきのうお誕生日だった。

娘が産まれたときのことを鮮明に思い出す。
エイプリルフールに産まれた娘。

あの時、産まれた娘が今度はお母さんになるんだ・・・と思うと
すごく感慨深い。

子どもたちの誕生日には、いつも産まれた時がフラッシュバックしてくる。

3人の子どもたちは、みんなそれぞれの出産が初体験のように色が違っていて、
自分のその時の感覚も違っている。

それはひとりひとりの個性のようでもあった。

お腹の中にいる時は、一心同体のような感覚でも、ひとたびずるっとこの世界に産まれ出た命は
自分とはまったく別なもので、保護者としての責任や育てるという重さをのぞけば、
ひとりの人間がひとりの人間として自分には手の届かない所、干渉できない所へと
出立していくような・・・・

出産はある意味、そんなほんの少しの淋しさも味わった。


だからたまに若い年齢の犯罪を犯した人の世間の親への視線はいつも間違っていると思う。

虐待をする親は別だけれど、どんな親も子供に愛情をそそいでいくと思うから、
親の育て方で、子どもが悪くなるんじゃない気がする。

反対に親の育て方がすごくてりっぱな人間になる?のも違う気がする。

みんな生まれてきたときから、ひとつの命はひとつの確固たるもので形作られているような気がする。


だって、わたしは男の子のような服が好きで、髪も娘たちの髪はいつもショートカットにしてあげて
いたのに、娘たちは中学生ごろから、男の子のような服は選ばなくなったし、
髪も長くのばしてきたし・・・・

思い通りには子どもは育たないもんね。


村上春樹「1Q84」が文庫本で出たので、買った。
安くなってから読み始めたけちなわたくしです。

おもしろいです。最近かたい本が多かったので、久しぶりの物語・・・


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