白い大地を走っていく

もう３月も終わるというのに、かなり寒い。

きのうの夜は雪、そしてまた今日は雪交じりで風も強い。

家の前の桜は、意地でも咲いてやるもんか！ぐらい固いつぼみのままです。
同じ日本でもうお花見しているところもあるというのに・・・

寒いなかで我が家のストーブは調子が悪い・・・
もう寿命かなあと思いながら、今朝もちっとも暖かくないので、朝からストーブの分解掃除をしていた・・・


きのうチラッと見ていたテレビの「世界の果てまでいってQ]とかいう？番組で、北極の野生のホッキョクグマが広いまっ白な大地を走っている姿をみた。
なんだか、ものすごく感動してしまった。

懸命に生きてるっていう感じで、広いまっ白な大地を前に向かってどこまでも走っていく姿は見ていると泣きたくなった。

あたしはマジで野生の動物が走ったり、草をはんでいたり、闘ったりする光景はとても感動してしまう。前に「沈まぬ太陽」を読んだ時は、主人公が狩りをする場面からはじまったけれど、「あたしゃ絶対にケニアに行く！」と自分に暗示をかけた・・・

アフリカの大草原も、北極の白い広大な大地も、この眼で死ぬまでには絶対見たい！
そういうところで地平線に沈む太陽をみたら、あたしはオイオイ泣いてしまうかもしれない。


わたしたちはつい人間のことしか考えないけれど、この地球上では、たくさんの命が懸命に生きている。そして人間はちっぽけなその動物のなかのひとつの種にすぎない・・・