バラの香りを嗅ぎたくない日。

バラの季節だ。

バラを丹精に育てているお家では、華やかなバラの色が満開で、バラの香りが
誇らしげにする。

わたしは花の名前をあまり知らないし、花に興味がないから、花を心から
美し！って思ったことはあまりないかもしれない。

ユリの花の匂いはきつくて・・・・頭がぼおっとする、あまり好きじゃない。

甘い香りがする花は本能的に思わず避ける。

木や緑の匂いは好きなんだけど・・・・


バラもサツキも藤も咲き乱れてたくさんの色！
でもやっぱり白い花や小さな花がいい。

バラはわたしには一番似合わない、いや花が似合わない。

それでもきれいにバラを咲かせているお家の奥さんには、
「きれいですねえ、バラは大変だから手がかかるんでしょうね」と言うと
バラ談義が始まる。

きいていてもわからない・・・・だからぶりっこする。



福島で酪農家の方が自殺してしまった。
かなしい、つらい、重く、苦しいニュースだった。

どこにぶつけたら砕け散る怒りなんだろう、
歯がゆさでキリキリする
鼻の奥に涙がたまってくる、

福島原発は今日も白い煙を吐き続けている。
１２都道府県の汚泥からは、放射性物質が出て、どこにも行き場のない
山のような汚泥に、みんな押しつぶされそうだ。

とてもきれいだった日本の里山が白い煙に覆われて泣きそうだ。