S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

脳はしたたかな役者みたい・・・茶番さえ演じてしまう。

2010-03-10 16:46:37 | Weblog
アマゾンで中古で買った本「サーノ博士のヒーリング・バックペイン」という本を読んで、なんとなくここずっと考えていたことはまんざら間違いではなさそうだと確信した。

娘がなかなか腰痛が良くならなくて不安がっていることや、わたしの周りのお友達や知人にも五十肩、腰痛、腱鞘炎などで痛い思いをして、なかなか良くならなかったりしているのを目の当たりにして、買った本だ。

筆者はアメリカで腰痛や腱鞘炎などの人を何千人も完治させた実績を持つ人。

彼が書いていることは、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、ぎっくり腰、肩こり、腰痛、原因不明の心臓の痛み、それから五十肩、腱鞘炎、それらはほとんどの患者さんが、不安や怒りの感情が痛みとなってあらわれるというものだ。

TMS(緊張性筋炎症候群)という名前がある。
子供が脚が痛いということがあるが、日本ではお医者さんは骨が急速に成長するための痛みとわたしも息子の小さいころ言われたけれど、あれも子供が何らかの不安をかかえたときにおこるものらしい・・・
交通事故の後のむちうちや、背中の痛みもこれといって原因がないものならTMSの疑いが強いと筆者は書いている。(あくまでガンや骨重大な病気の問題がない場合)

TMSを発症するひとは圧倒的に30代から50代、仕事や家庭の責任がのしかかってくる世代だと筆者は言う。そして発症する人の大部分は、責任感が強く、完全主義者、不安を自分のなかに押し込めて出さないタイプの人が多いという。

なるほど・・と思う。
娘も、知人のKさんも、五十肩で苦しんでいるKさんも、腱鞘炎になったY先生やMさんもそういう性格かもなあ・・・・
でも家のお父さんもヘルニアだけど、あまりくそまじめではない・・・??

筋肉の次にTMSの影響を受けやすいのが、坐骨神経、腰椎周辺の筋肉の下にある腰神経、上部僧帽筋の下の頸神経と腕神経らしい。
もっともありふれているのがTMSのなかでぎっくり腰らしい・・・これは血流が悪くなった筋肉がけいれんをおこすのだそうだ。
こむらがえりのひどいものと考えたら痛みが想像できる。

そしてこういう痛みを引き起こすのは自律神経の機能障害らしい。
不安や恐れや怒りなどの感情に反応して、ある部位の筋肉や神経、腱、じん帯を選択してその血流量を減少させてしまうらしい。虚血状態になったところには痛みやしびれ、麻痺などが起きる。身体の機能を最適な状態にする自律神経がなぜ不快な痛みなどを引き起こすのかというのは、心が抑圧した感情から本人の注意をそらさんがための現象で、心の痛みより身体の痛みの方がましだと脳が決め込んでいるのかもしれない。
ある意味脳が茶番劇を演じているようなもんだなあ・・・

こういう発作を起こす人を調べると、だいたいそのころに結婚や出産、職場異動、新しい仕事に入る、経済的危機、家族に病人が出た、などの時期と重なると筆者は言う。(確かに・・・そうかも)

あとプログラミングということ。
たとえば、一度座った時に痛みを感じたことを脳が覚えていて、パブロフの条件反射のように座る=痛みと脳に刷り込まれ、座るたびに痛むようになる。あとお医者さんから腰を折って前かがみになってはいけないと言われると、前かがみで痛むようになる。

人間ってすごく不思議、脳ってなんてデリケートでどうしようもないヤツなんだろうねえ。
痛みにとりつかれちゃうんだ。
まだ本は読み始めたところなので、これからどうやって治していくかを考えたい。
この本がすべて正しいとはわからないけれど、簡単にいえば人間の身体ってそんなにやわじゃないってことか?

お父さんのヘルニアや娘の腰痛、わたしのまわりの人たちの肩こりや五十肩などが良くなることを願って。

幸いわたしは肩もこらず、腰痛もなく、痛いところがないので、まわりの人たちの痛い顔をみるのは辛いことです・・・・間違いなく確かに痛みは石のように彼や彼女に存在しているのですから・・・・
でもサーノ博士は絶対に治ると断言していたのでなんだかほっとしている。

脳には柔軟性が必要だなあとわたしは思う。心が強いというのは、ある意味脳が柳に風みたいに受け流せる人かもしれない。
鳩山さんなんか、柳に風みたいだからいいかも(笑)

話はかわるが「みんなの党」はすごくうさんくさい・・・
自民党清和会の派遣社員みたいだ、絶対あのうさんくささはホンマもんだ!



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