凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

福島県知事の怒り

2011年03月20日 | 考えていること
 原発事故に対する、政府の対応の拙さに福島県知事が怒っている。今朝のTVでも民主党幹部を強く叱責していた。
 以下、福島民報の記事より。
~「情報が遅い。原発災害を今すぐ終結させろ」。佐藤雄平知事は18日、福島市の県自治会館に設けられた県災害対策本部で被災地の南相馬市を視察したばかりの松本龍防災担当相に怒りをぶつけた。顔色を失った松本防災担当相は言葉を失った。
 佐藤知事と松本防災担当は、かつての民主党の同僚国会議員。しかし、大臣を迎えたのは再会を喜ぶ言葉でなく目を血走らせる形相の知事だった。「一刻も早く、原発災害を止めろ。風評被害を食い止めろ。避難所の病人を助けてくれ」。勢いに押された大臣は、顔をこわばらせ「頑張る」と答えるのが精いっぱいだった。終了後の記者会見も早々に切り上げた。
 佐藤知事の怒りは収まらない。大臣との会見内容を伝える記者会見には、勢いづいて予定時刻前に執務室を飛び出した。
 大震災発生から1週間。地震、津波、原発の「三重苦」に加え、本県への風評被害が拡大の一方だ。佐藤知事は会見で「福島県は40年間(原発によって)、電力を首都圏に送り日本経済を支えてきた。日本中が真摯(しんし)に(福島の災害に)向き合ってほしい」と、後手後手に回る政府対応などに注文を付けた。~
 福島県民の生命を預かる最高責任者として至極至極当然である。