今夏のクライマックスは、南アルプスの主峰北岳へ。標高3,193m、富士山に次ぐ全国第2位の高さを誇ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/1b/94814859e2e199f2556bd4f418230e7c.jpg)
8月25日(金)早朝、山梨県南アルプス市の市営芦安温泉駐車場に車を停め、乗合タクシーで広河原に向かいます。(マイカー規制のため)
広河原のインフォメーションセンターです。週末ということもあって結構人がいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7f/98306c3d80f5cba7083d83013aca27e7.jpg)
現在6時10分、広河原を出発します。山頂付近は厚い雲に覆われて見えません。吊橋を渡ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e8/483a366fa7e2d0990f35c7a669acb261.jpg)
暫く大樺沢の沢沿いに登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a3/fd16df08f849c24a45694167579d70f0.jpg)
8時15分、大樺沢二俣に到着しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/56/585126fbeb782db034291be71eefb11f.jpg)
ここから、比較的傾斜の緩い(と思われる)右俣コースを進みます。実際は結構きついです。
ようやく稜線が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4a/198b79330efa39b9a04c47308b25ccee.jpg)
鳳凰三山が綺麗に見えます。来年登りたいところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/53/1b475fd6c7052a2f94730ec1d3542598.jpg)
富士山も顔を出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a0/00f3202082371a295e811bfad7494355.jpg)
北側には甲斐駒ケ岳も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/dd/b774933d98186c35524620bbdf8576bd.jpg)
小太郎尾根分岐に到着しました。10時25分です。風が強くて寒いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/5f/fc4f8d041938bc342aa93e0702471786.jpg)
天空の稜線ですね。北岳は見えませんが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/c4/3eff8ca67ef7ac7629de04561bd5cb1c.jpg)
振り返るとこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/54/209aa3e0f7ccc863f8186a70d5fa742e.jpg)
北岳でしょうか。(いや違います。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8d/260e803f377e226b991dbaf68e34afb5.jpg)
稜線を振り返ると…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/27/77c9a9df335feedc5748b2485c7dd489.jpg)
11時5分、北岳肩の小屋に到着です。風と寒さと濃霧と寝不足で進行速度が低下しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/2a/536e568aa1f2dbd7dc132ac71c8723e9.jpg)
最後の急登です。ルートを外さないよう慎重に足を進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/95/5a59f5de3cd181b803168f8d5d7c738b.jpg)
北岳山頂に到着しました。ジャスト12時です。6時間近くかかりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/cd/0933cb23602d774fb2c3d32ff2dead6b.jpg)
眺望は全く得られません。雨も降ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/82/f9cd86516ed5095348f0744d13a3cdd8.jpg)
濃霧と強風、雨の中、13時前に北岳山荘に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/58/959dd781439f587b0f078ee85887c0a9.jpg)
予定より早く着いたので、同じく百名山の間ノ岳(標高3,190m、全国第3位)まで足を伸ばす計画でしたが、この天候ではムリみたいです。
しかし、夕刻にはこんな天気に。北岳が颯爽と姿を現しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/45/0204e543ad0d2710f991d3f83f21fddb.jpg)
そして、絵ハガキのような富士山まで…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e9/b1eb8adbf23f8891be8ef9bd988c96f7.jpg)
明日の晴れを期待しながら早めに寝ます。今日は私の誕生日でした。
翌8月26日(土)、天候は?
やはりダメみたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4a/cf0c49b1e21317fd5d1e5c7d249ffbb8.jpg)
とても残念ですが、間ノ岳は次回までとっておきましょう。
5時40分、濃霧と強風と雨の中、北岳山荘を後にします。
主稜線を避けてトラバース道を下っていきます。晴れていれば高山植物が宝石箱のようなルートとのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d1/e12823901548fd6d27875243a1afa1b3.jpg)
八本歯のコル付近、ハシゴ、クサリが続きます。滑らないように慎重に足を進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/14/8283dfc3b9df36bf72a8668b2e1e567d.jpg)
バットレス(大岩壁)も全く見えません。
大樺沢の雪渓まで降りてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/00/2afd9776ee2215fa5dd4ff6d3b966537.jpg)
9時50分、広河原に到着です。お疲れさまでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/bd/09b1f7345a09e9bff24001c5dd47945d.jpg)
追伸
高い山は天候を十分予測して登るべきでしょう。とは言っても下と上では全然違ったりしますが。特に、濃霧、強風、雨の場合、体力的にはもちろん精神的な疲労度も大きくなります。今回は全て揃ってしまいましたが、これも今後の教訓としたいものです。
北岳、少し地味なNo.2ですが、標高差(約1,700m)もあり、玄人好みのするいぶし銀のような山ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/1b/94814859e2e199f2556bd4f418230e7c.jpg)
8月25日(金)早朝、山梨県南アルプス市の市営芦安温泉駐車場に車を停め、乗合タクシーで広河原に向かいます。(マイカー規制のため)
広河原のインフォメーションセンターです。週末ということもあって結構人がいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7f/98306c3d80f5cba7083d83013aca27e7.jpg)
現在6時10分、広河原を出発します。山頂付近は厚い雲に覆われて見えません。吊橋を渡ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e8/483a366fa7e2d0990f35c7a669acb261.jpg)
暫く大樺沢の沢沿いに登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a3/fd16df08f849c24a45694167579d70f0.jpg)
8時15分、大樺沢二俣に到着しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/56/585126fbeb782db034291be71eefb11f.jpg)
ここから、比較的傾斜の緩い(と思われる)右俣コースを進みます。実際は結構きついです。
ようやく稜線が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4a/198b79330efa39b9a04c47308b25ccee.jpg)
鳳凰三山が綺麗に見えます。来年登りたいところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/53/1b475fd6c7052a2f94730ec1d3542598.jpg)
富士山も顔を出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a0/00f3202082371a295e811bfad7494355.jpg)
北側には甲斐駒ケ岳も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/dd/b774933d98186c35524620bbdf8576bd.jpg)
小太郎尾根分岐に到着しました。10時25分です。風が強くて寒いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/5f/fc4f8d041938bc342aa93e0702471786.jpg)
天空の稜線ですね。北岳は見えませんが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/c4/3eff8ca67ef7ac7629de04561bd5cb1c.jpg)
振り返るとこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/54/209aa3e0f7ccc863f8186a70d5fa742e.jpg)
北岳でしょうか。(いや違います。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8d/260e803f377e226b991dbaf68e34afb5.jpg)
稜線を振り返ると…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/27/77c9a9df335feedc5748b2485c7dd489.jpg)
11時5分、北岳肩の小屋に到着です。風と寒さと濃霧と寝不足で進行速度が低下しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/2a/536e568aa1f2dbd7dc132ac71c8723e9.jpg)
最後の急登です。ルートを外さないよう慎重に足を進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/95/5a59f5de3cd181b803168f8d5d7c738b.jpg)
北岳山頂に到着しました。ジャスト12時です。6時間近くかかりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/cd/0933cb23602d774fb2c3d32ff2dead6b.jpg)
眺望は全く得られません。雨も降ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/82/f9cd86516ed5095348f0744d13a3cdd8.jpg)
濃霧と強風、雨の中、13時前に北岳山荘に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/58/959dd781439f587b0f078ee85887c0a9.jpg)
予定より早く着いたので、同じく百名山の間ノ岳(標高3,190m、全国第3位)まで足を伸ばす計画でしたが、この天候ではムリみたいです。
しかし、夕刻にはこんな天気に。北岳が颯爽と姿を現しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/45/0204e543ad0d2710f991d3f83f21fddb.jpg)
そして、絵ハガキのような富士山まで…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e9/b1eb8adbf23f8891be8ef9bd988c96f7.jpg)
明日の晴れを期待しながら早めに寝ます。今日は私の誕生日でした。
翌8月26日(土)、天候は?
やはりダメみたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4a/cf0c49b1e21317fd5d1e5c7d249ffbb8.jpg)
とても残念ですが、間ノ岳は次回までとっておきましょう。
5時40分、濃霧と強風と雨の中、北岳山荘を後にします。
主稜線を避けてトラバース道を下っていきます。晴れていれば高山植物が宝石箱のようなルートとのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d1/e12823901548fd6d27875243a1afa1b3.jpg)
八本歯のコル付近、ハシゴ、クサリが続きます。滑らないように慎重に足を進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/14/8283dfc3b9df36bf72a8668b2e1e567d.jpg)
バットレス(大岩壁)も全く見えません。
大樺沢の雪渓まで降りてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/00/2afd9776ee2215fa5dd4ff6d3b966537.jpg)
9時50分、広河原に到着です。お疲れさまでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/bd/09b1f7345a09e9bff24001c5dd47945d.jpg)
追伸
高い山は天候を十分予測して登るべきでしょう。とは言っても下と上では全然違ったりしますが。特に、濃霧、強風、雨の場合、体力的にはもちろん精神的な疲労度も大きくなります。今回は全て揃ってしまいましたが、これも今後の教訓としたいものです。
北岳、少し地味なNo.2ですが、標高差(約1,700m)もあり、玄人好みのするいぶし銀のような山ですね。