凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

甲斐駒ヶ岳(南アルプス)

2018年10月09日 | 日本百名山
翌8日(月)は甲斐駒ヶ岳〈東駒ヶ岳〉(2,965.5m)へ。百名山50座目に挑みます。
4時7分、ヘッドランプを点けて出発です。朝食は3時50分には準備されていました。

5時20分、仙水峠に到着です。摩利支天が不気味に聳えています。 

駒津峰への急登部から見た甲斐駒ヶ岳(左)と摩利支天(右)、壮観ですね。

南アルプスの女王仙丈ヶ岳が朝日に輝いています。

6時37分、駒津峰(2,740m)に到着です。

眼前の甲斐駒ヶ岳、「山の団十郎」に相応しく凛々しい姿です。

花崗岩の砂礫が雪のようです。

山頂が見えてきました。

雲海や摩利支天を見下ろす高さまで来ました。

7時48分、甲斐駒ヶ岳山頂に到着です。

山頂にある立派な祠です。

昔の山ガールから写真を撮っていただきました。

仙丈ヶ岳が美しいですね。

遠く北アルプスの山々です。

北岳、間ノ岳のツートップ。

駒津峰から望む山の団十郎、全国の駒ヶ岳の中でも特に人気が高いそうです。

双児山からは樹林帯を下山します。

10時36分、北沢峠登山口に到着しました。明日から仕事なので急ぎ山形へ帰ります。

ようやく百名山50座に到達しました。(厳密には、高校山岳部時代の飯豊連峰を含めると51座)
数年前までは山形の山々しか登ったことがありませんでしたが、田中陽希さんの影響でしょうか、百名山を始めてからは山の素晴らしさを10代の頃のように新鮮に感じています。
早池峰、八ッ赤岳、鹿島槍、雨飾、槍&穂、常念等々、深田久弥先生のセレクションには時空を超えて魅了させられます。






仙丈ヶ岳(南アルプス)

2018年10月09日 | 日本百名山
10月の連休を利用して南アルプスの2座へ。北沢峠をベースに南の仙丈ヶ岳と北の甲斐駒ヶ岳を目指します。

7日(日)は南アルプスの女王 仙丈ヶ岳(3,032.9m)へ。環境保全のためマイカーでは入れません。麓の仙流荘から北沢峠まで伊那市営南アルプス林道バスを利用します。(片道1,340円)

5時50分、北沢峠に着きました。

今宵の宿「こもれび山荘」に荷物をデポし、6時ジャストに登頂開始です。最初はこんな感じ。

7時10分、大滝頭分岐を馬ノ背コースに進みます。小仙丈ヶ岳コースの急登を考えると登りはこちらのコースを選んだ方が正解だと思います。

藪沢の源流部を渡ります。

馬ノ背ヒュッテを過ぎ稜線上で振り返ると甲斐駒ヶ岳が姿を現しました。

伊那平も綺麗です。

仙丈小屋が見えてきました。

8時38分、仙丈小屋に到着です。

山頂はガスで見えません。

8時58分、仙丈ヶ岳山頂に到着です。約3時間かかりました。

若き岳人グループから写真を撮っていただきました。

藪沢カールです。仙丈小屋が下に見えます。

甲斐駒ヶ岳が素晴らしい。なお、長野県伊那地方では甲斐駒ヶ岳とは言わず東駒ヶ岳と言います。(木曽駒ヶ岳を西駒ヶ岳と言います。)信州の人が他の国を山の名称にしないですよね。

ガスが晴れ、仙丈ヶ岳が美しい姿を現しました。

北岳の向こうには富士山も。

12時1分、登山口に戻ってきました。

こもれび山荘です。予約制です。大変人気があり繁忙期はなかなか予約が取れないようです。

中はこんな感じ。

山小屋で相部屋ですが、カーテンで仕切ることができます。これは珍しい。
昨夜は車中泊で疲れたので昼寝します。

17時、夕食です。なかなか豪勢ですね。

明日、甲斐駒ヶ岳いや東駒ヶ岳に登ります。山荘のオーナーの話だと登りは仙水峠ルートの方が良いとのこと。
帰りのバスを考え、朝食後直ちにヘッドランプを点けて出立することにします。