凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

エジプトの治安

2011年09月24日 | エジプト
 今年1月の「エジプト民主化革命」以降、まだ騒乱が続いていると考えている日本人が以外と多いように思う。しかし、現地は全く落ち着いている。少なくともカイロ、ルクソールなどの観光地の治安は全然問題ない。だが、革命以降、外務省の渡航自粛要請もあってか、日本人観光客はほとんど訪れていないようだ。
 観光はエジプト最大の産業と言っても過言ではない。それも、現地で一番評判の良い日本人観光客が来てくれないことは、経済的にも少なからぬ影響を及ぼしていると思う。
 今、エジプトは新しい時代に向けて歩み始めようとしている。貧困、失業など国内経済の問題、大量のゴミが溢れる都市環境の悪化など、さまざまな課題が山積しているが、国民は自らの手で次のリーダー選び、一丸となって復興を成し遂げようとしている。日本も何かお手伝いできることが有りそうだ。
<写真は、革命で焼き討ちされた旧ムバラク政権与党のビル(エジプト考古学博物館の隣りにある。)>

スエズ運河

2011年09月23日 | エジプト
 お気に入りの写真を一枚。
 上空から見たスエズ運河です。ドバイからカイロへ向かう途中に撮りました。下が紅海です。アラビア半島の砂漠が暫らく続いたものですから、海の青さが本当に鮮やかに感じます。紅海の海の綺麗さは世界一とのことですから、是非一度訪れてみたいものです。

ドバイ国際空港

2011年09月21日 | エジプト
 この写真何処か分かりますか?
 早朝4時のドバイ国際空港です。アラブ首長国連邦ドバイにある国際空港で、エミレーツ航空の拠点空港になっています。カイロへの乗継ぎで降りたのですが、凄い人、人です。早朝の4時ですよ。
 アジア、ヨーロッパ、アフリカを結ぶ完全なハブ空港になっていますね。インフォメーションボードを見て驚いたのですが、9割以上がエミレーツ航空の便です。
 アラブ首長国連邦の航空戦略が垣間見られますねぇ。今はオイルマネーで潤っていますが、将来的にも交通の要衝として世界的なプレゼンスを維持して行こうという姿勢が。シンガポールのような感じでしょうか。
 成田空港を発ったのが午後10時頃でしたが、ほぼその日の最終便。出発ロビー、コンコースは本当に寂しいものでした。

エジプトと言えば…

2011年09月19日 | エジプト
 エジプトと言えば… やはり、ピラミッドでしょう。
 写真は、ギザのホテル(デルタピラミッドホテル)の部屋から撮った写真。左が最大のクフ王のピラミッド、右がカフラー王のピラミッドです。もう一つ、メンカウラー王のピラミッドがありますがこの方向からは見えません。ホテルのポーターが「ピラミッドビュー」としきりに言っておりましたが正にその通りです。
 クフ王のピラミッドは、想像以上に大きいです。カフラー王のピラミッドはひと回り小ぶりですが、頂上部の化粧岩が残っており、保存状態が一番良いようです。
 小職は、一番小さいメンカウラー王のピラミッドの中(玄室)に入りましたが、階段が狭く急で長く、結構怖いです。(閉所恐怖症なもので…)
 なお、周辺には数多くの土産売りのおじさん(中には子どもも)がおり、かなりしつこく付きまとわれます。くれぐれもご用心を。
 

山本山?

2011年09月08日 | エジプト
 突然ですが、エジプトに行ってきました。
 そこで、急遽、ドイツの街探訪シリーズを中断し、「エジプト徒然雑記」を始めたいと思います。
 何回になるか分かりませんが、乞うご期待!
 先ずは、第一弾。「山本山」?

 カイロやルクソールの商店街(スーク)を歩いていると、売り子の子どもから、「コンニチワ」とか「ニイハオ」とか「ワンダラー」とか「センエン」とかよく声をかけられる。
 「ニイハオ」は、小職を中国人だと思っているのだろう。中にはシツコイ客引きもありほとほと困ってしまう。そんな時は、「ちゃんと勉強しているか。頑張れよ。」と日本語で答えて煙にまくことにしている。
 そんな中で、「ヤマモトヤマ」と声をかけられることがある。何故「山本山」なの? 現地ガイドに聞いても明確な理由は分からないとのことだが、日本人は皆何故か「山本山」なのだそうだ。