凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

83座 大山(弥山)

2024年05月16日 | 日本百名山
九重連山を登破し九州から本州へ。鳥取の大山を目指し中国道を東進、米子道の蒜山高原SA(岡山県)で車中泊です。
翌26日(金)、南光河原駐車場に車を停めます。

5時40分、大山夏山登山口から頂を目指します。

整備された石畳の登山道を進みます。

大山北壁は崩落で切れ落ちています。

6時50分、六合目避難小屋に到着しました。

弥山山頂までもう少し。

8時前に弥山山頂(1,709m)に到着しました。

眼下に中海がはっきり見えます。

京都の岳人から写真を撮っていただきました。
奥に最高峰の剣ヶ峰(1,729m)が見えますが、崩落の危険があるため立入禁止になっています。

北壁はこんな感じです。
時折、雷鳴のような岩が崩落する音が周囲に響きます。

帰路、行者谷コースの河川敷まで降りてきました。
何だか北アルプスのようですね。

大山寺の山門に着きました。

お疲れ山でした。



82座 九重山(中岳、久住山)

2024年05月09日 | 日本百名山
4月25日(木)は九州遠征で初めて好天に恵まれました。
阿蘇と湯布院とを結ぶ九州屈指のドライブルートである「やまなみハイウェイ」の牧ノ戸峠にある牧ノ戸登山口を6時前に出立します。

沓掛山へのいきなりの急登です。コンクリートで歩きにくい。

久住山が見えて来ました。

久住分れにある避難小屋を通過します。

8時前に九州本土最高峰の中岳(1,791m)に到着しました。

誰もいないので自撮りします。

満々と水を貯めた御池(みいけ)を通ります。

30分ほどで九重連山の主峰、久住山(1,786,6m)に到着です。

ここでも自撮りします。

眼下には阿蘇山の雄姿が。

昨日登った祖母山も。

北側には双耳峰の由布岳です。

絶好の山行になりました。

帰路、星生温泉「山恵の湯」で汗を流しました。

これから本州に戻ります。





81座 祖母山

2024年04月29日 | 日本百名山
4月24日(水)は祖母山へ。23日(火)午後、大分県竹田市に移動し、「荒城の月」で有名な岡城跡を見学、建造物は明治初期の廃城令により壊されてしまいましたが、「最強の石垣」が現存しています。

滝廉太郎像も鎮座しています。

さて、翌日24日(水)、天候は曇り、午後から晴れる予報になっています。
神原(こうばる)コース登山口(676m)を6時20分に出発します。

五合目小屋を過ぎると国観峠までの急登が始まります。

8時10分、息を切らしながらようやく国観峠に到着しました。

もう少しです。
8時55分、祖母山山頂(1,756m)に到着です。
ガスガスで全く眺望が得られません。
 
東京から来た岳人に写真を撮っていただきました。

11時15分には神原登山口に戻って来ました。

さて、竹田市の隣の豊後大野市には東洋のナイアガラと称される「原尻の滝」があります。

幅120m、高さ20mです。

一見の価値ありです。







80座 阿蘇山(高岳)

2024年04月29日 | 日本百名山
4月20日(土)早朝5時、九州に向け自宅を出立します。愛車エクストレイルにとって最後のロングドライブになりそうです。
これまで色んな山行に付き合ってもらい本当に感謝の念に堪えません。
さて、この日は北陸道の中之島見附IC(新潟県)から高速に乗り、舞鶴若狭道を通り、中国道の神郷PA(岡山県)で車中泊となりました。
翌21日(日)は、午前中に関門橋を通過し東九州自動車道、大分自動車道を通り、九重IC(大分県)で高速を降り、熊本県阿蘇市の「道の駅阿蘇」で車中泊です。
あいにくの雨降りです。
22日(月)、阿蘇山高岳(1,592m)に挑みます。雨でガスガス、山上駐車場には一台の車もありません。
7時に古坊中登山口を出発します。中岳火口の噴火警戒レベルが2で火口から半径1kmが立入禁止のため皿山迂回ルートを通ります。

皿山の肩、砂千里ヶ浜を通過します。

南岳へのガレ場の急登を落石に注意して登ります。

8時半過ぎに中岳(1,506m)に到達です。

次第に雨と風が強くなってきました。
9時前に高岳山頂に到着です。ようやく日本百名山80座に到達です。2021年10月の荒島岳(1,523m)から2年半ぶりの百名山です。

案の定、眺望は全く得られません。中岳火口が見られなくて残念です。

山頂に誰もいないので自撮りです。

11時過ぎに山上駐車場に戻ってきました。
天候が少し回復してきたので阿蘇山観光のマイカーが増えてきました。
(ただし、中岳火口には行けません。)
















明日から九州へ行ってきます。

2024年04月19日 | 日本百名山
明日から九州遠征です。阿蘇山、祖母山、九重山、そして鳥取県の大山へ。西日本の日本百名山4座に挑みます。
79座の荒島岳(福井県)が2021年10月、2年半ぶりの百名山登山になります。
自家用車での長旅&車中泊になります。天候も気になるところです。気を付けて行ってきます。


(阿蘇山高岳イメージ 山と渓谷オンラインより)



2022 日本百名山山行計画

2022年01月05日 | 日本百名山
昨年も新型コロナの影響で、日本百名山は剱岳と荒島岳の2座にとどまりました。合計79座です。
今年は何とか90座以上まで伸ばしたいと目論んでいます。
先ずはGWの九州、中国遠征。阿蘇山、祖母山、九重山、大山の4座を一気に攻めます。
その後、6月に皇海山、7月に北アルプスの黒部五郎岳を踏破。

(薬師平付近から望む黒部五郎岳)

8月上旬には南アルプス最深部の光岳と聖岳を攻め、下旬には北海道に遠征し、阿寒岳、十勝岳、大雪山、羊蹄山の4座を攻めます。
9月には南アルプスの間ノ岳を。

(甲斐駒ヶ岳山頂から望む北岳(左)と間ノ岳(右))

締めは、10月に南アルプス鳳凰三山を目論んでいます。
計14座、合わせて93座になります。
新型コロナの状況及び懐具合を勘案しながらチャレンジしたいと思います。

79座 荒島岳

2021年10月31日 | 日本百名山
10月29日(金)休暇を利用して福井県の名峰「荒島岳」(1,523.5m)へ。大野富士とも呼ばれています。

周囲が明るくなるのを待って、旧カドハラスキー場駐車場(勝原コース)を6時24分に出発します。山頂までのコースタイムは3時間20分です。

いきなりゲレンデ跡の急斜面です。

中腹にはブナの原生林が広がります。

木組みの階段もきつい!

ようやく山頂が見えてきました。

9時24分、荒島岳山頂に到着です。

山頂にある方位盤です。

秋晴れの下、眼下に大野盆地が広がります。

北東には日本三名山の一つ白山(2,702m)が…

中高年の岳人から写真を撮っていただきました。

荒島岳は曹洞宗の総本山永平寺が近いこともあり、昨年10月に他界した親父のカッターシャツを着ての慰霊登山です。(シャツは防寒着の下で見えませんが…)
小荒島岳は紅葉真っ盛りです。

12時6分、無事登山口に戻ってきました。

「あっ宝んど」で汗を流します。600円です。

「大野城」です。次回はゆっくり城巡り、城下町歩きをしたいですね。

これでようやく79座に到達しました。今年はコロナ禍で思うような山行が出来ませんでしたが、来年こそは九州、北海道遠征を実現したいと思います。















78座 剱岳

2021年10月05日 | 日本百名山
新型コロナウイルス緊急事態宣言解除を受け、満を持して北アルプス「剱岳」へ。
10月3日(日)富山県上市町の馬場島登山口(740m)から登ります。北アルプス三大急登の一つ「早月尾根ルート」です。
日の出を待って5:55に出発です。

高度差200mごとに道標が設置されています。

隣りの稜線を見ても急登さが分かりますね。

早月小屋が見えてきました。

展望台(2,224m)から富山平野が一望できます。

10:20、早月小屋に到着です。宿泊の手続きを済ませ、小ザックに荷物を詰めて10:40に出発です。

岩峰の剱岳が見えてきました。

山頂が近づくにつれ、クサリ、ハシゴが登場します。カニのハサミ怖い怖い。

足を踏み外したら…

山頂の祠が見えてきました。

14:00過ぎ、ようやく剱岳山頂(2,999m)に到着です。

霊峰立山が眼前に迫ります。

若い岳人から写真を撮っていただきました。

下りも怖い。

カニのハサミ、怖いですね。

岩峰剱岳の雄姿。

映画にもなりましたね。

17:00前には無事小屋に到着しました。

夕食です。シンプルですがとても美味しいです。

翌朝、5:30に小屋を出立、9:10、馬場島登山口に無事到着しました。

お疲れ山でした。











5年ぶりの月山

2021年09月20日 | 日本百名山
先週の鳥海山に続き、5年ぶりに月山(1,984m)へ。旧羽黒町の8合目登山口から初めて挑みます。
(これまで志津からしか登ったことがないのです。)
狭路の月山公園線を進み、月山8合目駐車場へ。7:00に出発です。

池塘が点在する弥陀ヶ原を進み、無量坂へ。

紅葉の行者ヶ原。

山頂が見えてきました。

もう少し。

8:50、月山山頂三角点に到着です。

山頂の月山神社はクローズしてました。

秋晴れの中、鳥海山と庄内平野が美しい。

葉山をバックに紅葉の行者ヶ原。

弥陀ヶ原の池塘群。

木道の向こうは庄内平野。

11:10、8合目駐車場に到着しました。お疲れ山でした。

帰路、多くの車とすれ違いました。狭路で大変でしたが、前方にSUVがいたので助かりました。
登山以上に疲れました。




5年ぶりの鳥海山

2021年09月16日 | 日本百名山
9月14日(火)、コロナ禍で県外遠征ができないため、山形県最高峰の鳥海山へ。約5年ぶり。旧八幡町の湯ノ台コースから挑みます。
周囲が明るくなるのを待って、5時25分に出発です。

5時40分、滝ノ小屋に到着です。

八丁坂、黙々と登ります。

河原宿小屋が見えてきました。

鳥海山外輪が眼前に。

薊坂(あざみざか)、なかなかの急登です。

8時22分、外輪の伏拝岳に到着です。

岩稜の新山が荒々しい。

9時17分、鳥海山新山(2,236m)に到着しました。

岩稜帯でルートに迷いました。

外輪の向こうに見えるのは庄内平野。まるで箱庭のようです。

外輪の最高峰、七高山です。

七高山から見た新山。

さらば鳥海山!

13時57分、無事登山口に到着しました。

久々の登山で足にきました。下りの方が辛かった。



2021 百名山山行計画

2020年12月31日 | 日本百名山
今年は、新型コロナ禍の影響等で、百名山6座(御嶽山、焼岳、越後駒ヶ岳、飯豊本山、空木岳、五竜岳)のみとなりました。計77座になります。
2021は、計90座以上を目指したいと考えています。
先ずは、GWの九州遠征、阿蘇山、祖母山、九重山の3座を目論んでいます。それまで阿蘇高岳が大人しくしてくれると良いのですが…
その後、南アルプスの鳳凰山を登覇し、夏季には、わが国第3位の高峰南アルプスの間ノ岳へ、そして、北アルプスの秀峰笠ヶ岳へ。
8月下旬には、北海道遠征(阿寒岳、十勝岳、大雪山、羊蹄山)も目論んでいます。
9月下旬は、北アルプス立山連峰の名峰、岳人の憧れ剱岳へ。

10月には、西日本の大山(鳥取県)、荒島岳(福井県)へ。計90座になります。
コロナの影響と天候と懐具合を勘案しながら、安全第一で頑張ろうと思います。


77座 五竜岳(北アルプス)

2020年09月24日 | 日本百名山

9月22日(火)秋分の日、北アルプス後立山連峰の雄、五竜岳(2,814.3m)へ。
白馬村にある白馬五竜スキー場に車を停め、テレキャビンと展望リフトで登山口に向かいます。

登山口の地蔵ノ頭を8時40分に出立します。最初のピークの小遠見山まではこんな感じ。天気は悪くないのですがガスガスで後立山連峰の稜線が見えません。

遠見尾根を黙々と進みます。ガスが晴れません。主稜線が近づくに連れて、ヤセ尾根の岩稜帯が出現、ハシゴ、クサリを慎重に進みます。

最後の急登です。

主稜線の白岳には12時40分に到達、今宵の宿「五竜山荘」が見えて来ました。

12時45分、五竜山荘に到着。宿泊の手続きをし、メインザックをデポして13時10分に山頂に向かいます。

北アルプスの醍醐味、岩稜帯を進みます。

ガスガスですが、山頂を眼前に立山連峰の立山、剱岳がお出迎えです。

13時55分、五竜岳山頂に到着です。

山頂で後続者を待っていた旧山ガールから写真を撮っていただきました。

14時50分、無事に五竜山荘に到着。こんな看板があったのですね。


さて、翌朝、台風が近づいているということで早めに下山します。5時20分に山荘を出立です。
しかし、天気予報とは逆に晴れています。五竜岳の雄姿が眼に飛び込んで来ました。

白岳から望む五竜岳の雄姿、深田久弥先生は、山容雄偉、岩稜峻厲と形容しています。

対面には唐松岳(2,695.9m)。

五竜岳と鹿島槍ヶ岳(2,889.2m)の揃い踏み。鹿島槍も私の大好きな山です。

雲上の五竜岳。

後立山連峰の東斜面(長野県側)は急峻ですね。

白馬村が眼下に見えてきました。

8時35分、地蔵ノ頭に到着。テレキャビンに乗って無事下界に戻って来ました。お疲れさまでした。

白馬五竜スキー場の麓にある「十郎の湯」で汗を流します。

これで百名山77座に到達しました。今シーズンはこれでお終いかな?

76座 空木岳(中央アルプス)

2020年09月24日 | 日本百名山

9月21日(月)、シルバーウィークを利用して中央アルプスの空木岳(2,864.0m)へ。「うつぎだけ」と読みます。深田久弥先生も「何というひびきのよい優しい名前だろう。もし私が詩人であったなら、空木という美しい韻を畳み入れて、この山に献じる詩を作りたいところだ。」と書き記しています。
現在、アクセス林道が工事中で通行できないため、登山口の駒ヶ根高原スキー場駐車場(約900m)から標高差約2,000mを登らなければなりません。隣りの木曽駒ヶ岳はロープウェイで千畳敷(約2,600m)まで行けるのに… 総距離も20km以上あるので、夜明け前の4時20分にヘッドランプを点けて出立します。山頂までのコースタイムは約8時間です。

池山小屋付近の水場です。ここから先の水場はありません。

マセナギを過ぎるとヤセ尾根の急登が始まります。

木曽駒ヶ岳の至宝、宝剣岳が見えてきました。

樹林帯を抜けると空木岳が眼前に現れます。

手前は駒石です。誰かが登っています。

振り返ると南アルプスの主稜線が…

駒石に到着しました。9時45分です。

結構な大きさです。

木曽駒ヶ岳が近い。

駒峰ヒュッテ、今シーズンは営業していないようです。

間もなく山頂です。ここが一番辛いところ…

振り返ると、駒峰ヒュッテ。

10時25分、空木岳山頂に到着です。6時間以上かかりました。

ベテランの岳人から写真を撮っていただきました。

御嶽山が近い。

南アルプスの稜線上、富士山が顔を覗かせています。(ちょっと分かりにくい…)

帰路、ヤセ尾根を慎重に下ります。下山時に怪我をすることが多いので要注意。クサリ場もあります。

15:00前に登山口に無事到着しました。お疲れさまでした。

総距離21.5km。10時間半の山行になりました。
これで中央アルプスの2座(木曽駒ヶ岳、空木岳)を制覇。明日は北アルプス後立山連峰の雄「五竜岳」に挑みます。





75座 飯豊本山

2020年08月30日 | 日本百名山
〔地蔵岳から望む飯豊本山〕

8月29日(土)、満を持して飯豊本山(2,105.2m)へ。昨年の8月は「だまし地蔵」付近で撤退したため、本山アタックは高校山岳部以来約40年ぶりになります。
今回は中津川口からのスタンダードルート、大日杉小屋からの本山ピストン、本山小屋泊の一泊二日のコースを予定しています。同行する予定であった尾花沢山の会のSさんが急遽都合が悪くなったためソロで挑みます。

大日杉小屋を早朝5:00前に出立します。

有名なザンゲ坂を上から見下ろすとこんな感じ。クサリがありますが使わなくても十分登れます。

御田の大杉です。

この後、急に雨が降り出しました。が、20分ほど雨宿りしたら止みました。
昨年撤退した「だまし地蔵」から望む飯豊本山。天候が回復しましたね。

御坪に着きました。

山の天気は変わりやすい。ガスが上がってきました。

稜線上の切合小屋が見えてきました。

11:40、切合小屋に到着です。途中足止めはあったもののほぼコースタイム通りです。

久々の重装備でヘロヘロです。ここから本山往復4時間とのこと、予定変更です。ザックを小屋にデポし本山アタックします。
よって今夜の宿泊は、切合小屋に変更です。(素泊り3,000円です。)
12:00、軽装備で小屋を出立です。軽快です。
岩稜部の「御秘所」の前に鎮座する姥権現。急に現れるのでちょっと怖い…

最後の急登、御前坂。

飯豊山神社の手前の本山小屋まであとひと踏ん張り。

13:40、本山小屋に到着です。

山頂まではほぼ横移動です。山頂が見えてきました。

13:50、飯豊本山山頂に約40年ぶりに到達しました。

居合わせた若い岳人から撮っていただきました。ガスで眺望は得られませんが、感慨無量です。

帰路、本山小屋で登山バッジと冷えたコーラ(500円)をゲット。こんな旨いコーラは地上では絶対飲めない!
本山小屋直下のテント場です。高校時代はここでテン泊しました。

イイデリンドウ、青紫色が目立ちますね。

16:00前に無事切合小屋に到着しました。週末ですが意外と空いています。天候が不安定なことに加えてコロナの影響でしょうか。
百名山を目指している札幌の岳人は、昨日は安達太良、明後日は大朝日に登るそうです。

さて、翌朝。天候が心配なので、4:15にヘッドランプを点けて小屋を出立します。

7:00前、地蔵岳に到着。何だか雲行きが怪しい…

「だまし地蔵」を過ぎたら、やはり雨が降ってきました。
雨の中、大木の根っこに足を滑らせスッテンコロリン。気を付けないと…
9:00前に何とか大日杉小屋に戻ってきました。お疲れさまでした。

さて、高校山岳部当時の飯豊山行を振り返ると…
一日目
新庄駅~小国駅~梅花皮荘~温身平(泊)
二日目
温身平~石転び沢~梅花皮岳~烏帽子岳~御西岳(泊)
三日目
御西岳~大日岳~御西岳~飯豊本山(泊)
四日目
飯豊本山~切合小屋~地蔵岳~大日杉(泊)
五日目
大日杉~岳谷~羽前小松駅~新庄駅
全てテン泊、当時のテントは実に重かった。ラジウスやコッヘル、燃料や食料も。今では絶対にムリ、高校生だから出来たのでしょうね。
飯豊山はやはり「いいで」。日本アルプスに負けない魅力がありますね。








74座 越後駒ヶ岳

2020年08月22日 | 日本百名山
8月21日、越後三山の盟主「越後駒ヶ岳」(2,002.7m)へ。通称「越駒(えちこま)」。堂々たる山塊ですね。

枝折峠から挑みます。「山と高原地図」では、山頂までのコースタイムが約6時間。久々のロングルートです。
実は去る6月28日、越駒の山開きで枝折峠まで来たのですが生憎の雨。天候回復が期待できないため登山を諦め山形まで引き返した苦い経験が…
今回はそのリベンジになります。が、昨晩からおなかの調子が悪く、体調が今一つ。相当な暑さも予想されるため、具合が悪くなったら引き返すしかないな…と考えていました。
さて、早朝4時50分、枝折峠を出発します。
少し歩くと数名のカメラマンの姿が…

目的はコレだったんですね。枝折峠は滝雲、雲海で有名なのですね。残念ながら滝雲は見られませんでしたが…

明神峠にある枝折大明神です。避難小屋としても利用できるそうです。

奥只見の方から朝日が昇ってきました。

越駒の全容が見えてきました。遠いですね。快晴ですがかなり暑くなりそうです。

百草の池付近から望む越駒、大分近づいてきました。

百草の池です。

振り返ると稜線上の登山ルート。結構歩きました。

山頂でしょうか?

岩場の急坂が続きます。

9時を回り、ようやく駒ノ小屋に到着です。

ここで水分補給し山頂に挑みます。(水場は小屋から数分下った所にあります。)

9時40分、越後駒ヶ岳山頂に到着です。5時間近くかかりました。
猿田彦大神像がお迎えしてくれます。信仰の山ですね。

若い岳人から写真を撮っていただきました。

越後三山の一つ八海山(1,778m)です。二百名山になっています。天地人のオープニングでも有名ですね。勿論日本酒でも…

そしてもう一つ、中ノ岳(2,085.1m)です。二百名山です。越駒より高いのですね。

駒ノ小屋で小休止します。

帰路、暑さと体調不十分でヘロヘロです。
奥只見湖が見えてきました。

14時15分、何とか枝折峠に戻ってきました。お疲れさまでした。

今シーズンはコロナ禍等で思うような山行ができていませんが、耐える時期も必要なのかなと思っています。