凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

ハルビンの和食処

2011年10月31日 | 中国 ハルビン
 ハルビンに住む日本人は以外に少ない。約100名ぐらいとのこと。従って和食を提供する店はここ一軒だけとか。「鈴蘭(すずらん)」と読む。
 店舗内には畳の部屋もあり、かなり「和」を意識した造りになっている。しかし、店員は皆中国人であり「いらっしゃいませ!」と元気に迎えてくれるが、かなりたどたどしい日本語だ。
 メニューは、いわゆる居酒屋メニューが中心。寿司、ラーメン、カツ丼などバリエーションは豊富。味もまぁまぁ。値段は、一人200元(2,500円)ぐらいだから、現地の相場からすると結構高い。
 ハルビンで日本料理が食べたくなったら一度お試し下され。
 

松花江

2011年10月30日 | 中国 ハルビン
 ドイツやエジプトシリーズが中断して、突然ハルビン旅行記になってしまって申し訳ない。情報は旬なうちに。
 という訳で、写真は「松花江(しょうかこう)」。松花江を語らずしてハルビンを語るなかれ。ハルビンは松花江の賜物。
 松花江は黒龍江(アムール川)の支流、船を使えば、ロシアを経由してオホーツク海に出られる。まぁ、観光船は無いけどね。冬には完全に凍結し、氷の上を車で渡ることもできる。
 川幅は結構広く、見た感じカイロを流れるナイル川より広くしかも水量が多い。夏には海水浴、いや川遊び、冬には寒中水泳も行われる。黒龍江省の大地を潤し、中国東北地区の穀倉地帯の生命線だ。何故か対岸に渡るロープウェイなども敷設されており、アミューズメント的な要素もあったりする。

書道おじさん?

2011年10月30日 | 中国 ハルビン
 ハルビンの中央大街を抜け、松花江に面したスターリン公園に出る。そこは市民の憩いの場になっているようで、防洪記念塔をバックに写真を撮る人、松花江で釣りをする人などで結構賑わっている。
 その中で、何やら太い筆を持ち、バケツに汲んだ水で路上に書を書いているご老人達がいる。これが有名な「書道おじさん」か。行書体、草書体で漢詩などを書いているようだ。観光客に見せることで本人はご満悦なのだろう。書を嗜む小職としても分からんでもない。
 しかし、小職が得意とする隷書体の書は無かった。コンクリートの路上に書くにはちょっと難しいからね。

ハルビン レポート

2011年10月29日 | 中国 ハルビン
 昨日ハルビンから戻りました。ハルビン空港から新潟空港まで2時間。新潟空港から山形まで3時間ちょっとですから、ハルビンがいかに近い外国であるかが分かりますね。
 写真は、中央大街のゲート。ここから約1.5キロが、帝政ロシア時代の街並みが残る「中央大街」(キタイスカヤ)です。アールヌーボー様式の建物の中に入るとショッピングセンターになっていたり、今日ではハルビンで最も賑やかで魅力的な街になっています。

再び、ハルビンへ。

2011年10月15日 | 中国 ハルビン
 21日(金)からハルビンへ行くことになりました。県事務所開所式等のためです。
数えて5回目。最近では昨年12月以来ほぼ一年ぶりです。
 ハルビン、百年ほど前に帝政ロシアが満州支配の拠点として建設した街ですね。実にエキゾチックな響きです。その昔、「アジアのパリ」とも呼ばれ、極東における欧米文化の中心にあり、実に国際色豊かな街でした。
 今、ロシア、韓国、日本などとの交易が盛んになり、国際都市として再び花開こうとしています。

続いて朝飯

2011年10月09日 | エジプト
 続いて朝飯です。菓子パン4個とこれまた簡素です。別料金でコーヒーを頼みましたがこれは格別に美味しかった。エジプシャンは砂糖をたっぷり入れるのが普通なので、車掌さんにノーシュガーと言ったら少し怪訝そうな顔をされました。もちろん、別途チップとして10エジプトポンド(約150円)渡しましたよ。
 いよいよ、エジプトの古都ルクソールに到着です。


ナイル特急の夕飯

2011年10月02日 | エジプト
 前回の続きです。ナイル特急に乗った日は、8月29日(月)。ラマダン最後の晩となりました。→ 翌朝、ラマダン明けとなったようで、ルクソールの現地ガイドはしっかりと昼食を食べていましたので。
 写真は車内のディナーです。ライス、パン、鶏肉、ポテト、ヨーグルトと少々奇妙かつ質素な組み合わせです。味もかなり淡白です。まぁ、車内だからしゃ~ないか。なお、飲み物は有料です。小職は缶コーラを注文しましたが、10エジプトポンド(約150円)で、物価の安いエジプトなのに、日本より高いのでびっくり。食事だけは最後までなかなか口に合わず難儀しました。

ナイル特急

2011年10月02日 | エジプト
 カイロ(ギザ)から古都ルクソールへは寝台列車が便利だ。通称「ナイル特急」。所要時間約10時間、個室でなかなか快適だ。しかし、日本の鉄道と比べて車内は結構揺れる。また、室内は冷房が効き過ぎで寒い。(温度調節ができない。)利用者は、ほとんどが外国人と思われ、欧米や中国からの利用客で賑わっていた。ちなみに、料金は片道80米ドル(約6,400円)。夕・朝食付き。車掌さんが運んできてくれる。
 なお、駅には、時刻表や列車案内表示がなく、アナウンスもないので注意が必要。もちろん車内でもアナウンスはないが、こちらは車掌さんが教えてくれる。
 車窓からの景色は、夜なのであまり楽しめなかったが、カイロを離れると概ねトウモロコシ畑の田園風景が続く。
 写真は夜のギザ駅。ラマダン最後の夜で、明日から三連休ということで多くの帰省する人で賑わっていた。

イスラーム

2011年10月01日 | エジプト
 エジプトはイスラームの国である。国民の9割以上がイスラム教(スンニ派)を信仰している。しかし、アラブ諸国の中では穏健な国であり、今日では宗教を巡る深刻な争いや問題はほとんどないとのこと。現にカイロには、キリスト教(コプト教)やユダヤ教の教会もある。
 小職が訪れた時期は、ラマダン(断食)月に当り、ラマダン明けにも遭遇したため、より素顔のエジプシャンに接することができたように思う。
 ちなみに、イスラム教徒には五つの決まりごと(義務)がある。①信仰告白、②礼拝、③喜捨(寄付)、④断食、⑤巡礼である。
 写真は、ルクソールのナイル河畔で礼拝する警察官?礼拝は一日5回(夜明け、正午、午後、日没、夜半)、メッカの方角を向いて行うそうである。