凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

霧島連山(韓国岳、高千穂峰)その2

2019年01月13日 | 日本百名山
翌12日(土)は、二百名山の高千穂峰(1,573.6m)へ。
宿泊した「えびの高原荘」ほぼ貸切の状況でした。正月明けだからでしょうか。温泉も料理もvery goodです。機会があればまた泊まってみたいです。

さて、この日はあいにく朝から雨降り。でも今年は平成最後の年、天孫降臨の地ということで、その昔、天照大神の孫の二二ギノミコトという方がこの地に降り立ち、この国を治めるようになったそうです。そして私の居合道の先生が好んでいた唱歌「紀元節」にも「雲に聳える高千穂の、高嶺おろしに草も木も~」と謳われている霊峰に登拝しない訳にはいきません。
7時58分、登山口を出発します。 

最初は石畳が続きます。

途中からきつい岩稜帯になります。

御鉢回りです。霧と雨で視界が悪いのですが、この場所、西郷どんのオープニングでも使われました。
そうです。西郷(鈴木亮平氏)と大久保(瑛太氏)がすれ違うシーンです。

もう一枚。

最後の急登です。気張れ。三宅どん。チェスト!チェスト!

濃霧の中、頂が見えてきました。

9時18分、天孫降臨の地、高千穂の峰に着きました。参拝します。

有名な「天の逆鉾」です。

10時25分、登山口に到着しました。
平成最後の年、そして新たな時代の幕開けの年初めに登拝できて本当に良かった。
帰路、霧島神宮に参拝し、御朱印を頂きました。

家族の健康、本校受験生の合格等々、しっかり祈願しました。

鹿児島空港です。次第に天候が回復してきました。

韓国岳をはじめ霧島連山が見えてきました。文字通り霧の中に浮かぶ島々のようです。




霧島連山(韓国岳、高千穂峰)その1

2019年01月13日 | 日本百名山
久々のブログ更新です。
今年最初の百名山登山は霧島連山(韓国岳、高千穂峰)へ。新燃岳、硫黄岳は依然噴火警戒レベル2で入山が規制されています。今冬の南九州は暖冬で霧島連山にも積雪は全くありません。
11日(金)は、霧島連山の盟主、最高峰の韓国岳(1,700.1m)へ。韓の国が見えるくらいの高峰ということが山名の由来ですが、果して韓国は見えるのでしょうか。
入山規制から除外されている大浪池登山口を11時38分に出発します。

最初はこんな感じ。

30分足らずで大浪池に到着です。後方に韓国岳が鎮座しています。
大浪池は標高1,241mにある火口湖で、常時水を湛える火口湖としては我が国で一番高い所にあるそうです。

大浪池のこのスケール感、見覚えありませんか?
そうです。大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで使われていましたね。

韓国岳、穏やかな山容が何処となく八甲田大岳に似ています。

分かりやすい道標ですね。ここからが最後の急登です。

桜島と錦江湾が見えてきました。

噴煙を上げる新燃岳(手前)と明日登る天孫降臨の地、高千穂峰(奥)。明日の天気が気になります。

最後は岩場になります。

山頂までもう少し。気張れ。三宅どん。チェスト!

13時25分、韓国岳に到着です。小雨がパラついて少し急いだため2時間かからずに着きました。

残念ながら韓国は見えません。(当然のことながら…)
北側は爆裂火口になっています。

山頂から望む大浪池です。

新燃岳と高千穂峰、アップにしてみました。時折お騒がせな新燃岳、最近はおとなしいようですね。

15時32分、登山口に到着です。火山帯ですね。避難壕が設置されています。

今宵は、「えびの高原荘」に泊まります。