西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

元気な愛知

2007-12-31 21:14:04 | Weblog
 「元気な愛知」と言う言葉、聞き飽きました。どこの話。
「肥沃な土地、濃尾平野」と言うけれど、減反政策により農業でどう生活していくの?
格差社会の中で、取り残された東と西の過疎地、今の神田県政はこれを「どうしようと考えてみえるのか」

 本年最後の投稿となりました。このブログにお付き合いいただきました皆様には
いろいろとご迷惑をお掛けし、又貴重なご意見も頂き、大変感謝しております。
来年も宜しくご指導のほどお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を祈念いたしまして、御礼の挨拶とさせていただきます。

市民病院の監査

2007-12-25 17:26:07 | Weblog
 本日市民病院の監査に行ってまいりました。
先ず、病院会計から経営の健全化の努力、このままでやっていけるか、見通し。
次に、医療の現場の状況を分析すると言うものでした。
すでに、経営評価委員や調査特別委員会の評価実績に基づいて、答申が出ております。
私は「市民に対する責任を果たす」目的があり、そういった意味から「市民の視点」で質の良い医療の確保を目指す決意であります。
 しかしながら(結論から申し上げますと、)改革にスピードが求められているのにも関わらず、極限に近い硬直状況は、財政、医療の現場ともゆとりが無く、過重な負担がモチベーションの低下を招き、医療の質まで低下しようとしております。
 これを支えるのは、やはり市民の皆様しかありません。
そして改革行動計画に基づいて実行するのにも、もっと具体的に改善状況を示していただきたい。
これからの「津島市民病院」は、「医師・看護師が来たいと思う病院でなければ生き残れない」と言うことです。

企業誘致の策

2007-12-23 12:33:28 | Weblog
 <規制の壁>
津島市の総面積、25平方キロ;市街化区域、全市域の4分の1
1、広大な用地の確保が困難である
2、地域全体が低湿地帯である、地盤が軟弱であるため基礎工事に費用がかかる
3、山間部に比して土地単価が高額で、別途埋め立て費がかかる
4、1番のネックでありますが、農業振興地域であるが故、開発許可等に手間がかかる

 <最大の利点>といえば、大消費地、名古屋の近く、港にも近い、なお比較的雇用の確保がし易い。水の供給には不安がない。
 
 しかしながら、これだけでは、他の町村に競争しても勝てません。
工業団地の確保、税制面はじめ諸々の優遇策を打ち出し、企業の呼び込みのため
内外へアピールすることが大事であります。
実際、現に企業進出の話があっても、結果叶わないガセネタで終わるくらいであります。

本年最後の定例会、閉会

2007-12-21 20:52:59 | Weblog
本日、本年最後の議会が閉会されました。
今議会において、<監査委員>という立場上、一般質問は遠慮しまして、積もった質問内容も次回と言うことで、期待されたムキにはご勘弁ください。

 支援者の方からの講評を伺ってきました。
総じて緊張感の薄い内容であったと言うことでした。
 「このままでは「津島」そのものが、埋没してしまう状況であるのに、その危機感が感じられない」ということであります。
 財政の問題、市民病院の問題等、市民が1番聞きたがっている問題を取り上げ、
追求している議員が見られなかったと言うことです。

市民病院の赤字

2007-12-20 19:54:08 | Weblog
 平成19年度、収益的収支24.2億円の赤字
       資本的収支 4.3億円の赤字
 この内、実際に支払う必要性のある赤字額(減価償却費、11.4億円を
控除すると)、資金不足額は17.1億円

 平成18年度の期末現金残高、2.7億円
       一時借入限度額、5.0億円
<これだけでは足りないので>
(1)、一般会計から病院会計へ繰り出し、
(2)、財政調整基金、6.8億円を切り崩す、

 10億円以上に上ると見込まれる、一般会計から病院会計への負担が続き、この病院会計が改善しない限り、19年度予算は確実に赤字、20年度決算で財政再建団体に陥る状況であります。

 当面の課題は、医師の確保と病院の経営形態の見直しであります。
市民が病院の赤字をどこまで受け入れることができるか、現に市民は医師の補充
や診療科の閉鎖・見直し等について、また病院経営について非常に敏感に反応
して見えます。
 少なくても、マイナスイメージが広がることの無い様、行政側も工夫していただきたい。
逆に市民の方ももっと病院に対する理解を深めていただいて、今の手厳しいご意見や要求を抑えていただき、今後に繋がる提案をしていただくことが、寛容かと思います。


ふるさと再生研

2007-12-16 21:11:46 | Weblog
 1、「津島市」の抱える問題点の掘り起こし(課題設定)
 2、津島市の魅力=津島人の魅力(政策立案能力の開発)
 3、地域経済を支える「産業の振興」
 4、決定、即実行
 5、評価

 *以上の繰り返しが学習であり、これを基に、「津島」の再生も我々が挑戦することから始める。
そして現代の中に、歴史と文化を取り入れ、個性ある街づくりを目指す。
 それには津島の魅力がどれだけ人材を呼び込めるか、確固たる目的と情熱を持って、もっと大局観に立った考え方が重要であります。
その為にも部分的、断片的な点の開発でなく、総合的、集約的な面の開発が有効であるのは当然であります。
 「小異を捨て大同につく」、合併問題は昔物語になってしまったのでしょうか?

平成20年度予算、施策要望事項

2007-12-15 17:38:15 | Weblog
 1、経済活性化対策
  縮小均衡より拡大実利指向へ
  企業誘致(用途地域の見直し)、市街地整理(住環境と利便性の向上、観光資  源の掘り起こし・見直し)
 少子高齢化社会に対応できる生活環境整備
 2、病院会計の自主・自立
  一般会計への影響
 3、アクションプランの遂行
  議員・職員を含め、危機管理意識を徹底させるために、
  その方法と手段の再検討
 4、防災対策の強化
  地震、風水害に対する備え
  排水対策
  自主防災組織の強化

 <「津島」の魅力はあなたの魅力、「津島」の元気はあなたの元気>
  我が「新生クラブ」のスローガンです。(垣見信夫、西山よしお)
  開かれたクラブ・会派として、是非、皆様方のご意見をお待ちしております。
 

 

議員定数削減

2007-12-14 16:47:39 | Weblog
 税金を食い物にしている議員、市の職員は少ないほうが良いに決まっている。
まして市民の役に立たない議員は時に高圧的な態度をとり、我が物顔で役所の人間をこき使っている、許せない。
本日、議会運営委員会において、議員提出議案「議員定数削減」の定数条例改正案が可決されました。
 現在の津島市会議員定数、23名を20名とする案であります。
市の財政の厳しい折、その改革の一環として、社会情勢の変化に伴い、議会も危機意識を自覚し、率先して範を示し、市民の理解を得ること。
議員も自ら「議員としての誇りと行動力」を持って、ことに対処すべきである。
 私も賛成の立場から議論に加わりました。
2点の質問をさせていただきました。
 先ず、現在の津島市の議員法定定数は30名であり、先に行われた市議会選挙においては従来の条例定数25名を23名にしたばかりで、それを又20名まで減らすという根拠を市民に説明できる形で具現していただくことができるか?
 2点目は、議員としての重み、それぞれ身分に関わる重大な決定事項で、慎重審議を尽くすために、「継続審議」とする案はいかがか?(3月議会まで延長すると言う案について)
採決の結果、議運のメンバーの総意(共産党議員は反対)により、可決されました。
次期選挙は一層厳しい戦いになりますので、日頃の政治姿勢が問われ、謙虚に皆様の声を聞くことは当然のことであります。



日光橋、完成式典

2007-12-13 12:55:46 | Weblog
えらく待たされました「日光橋」の開通が平成20年3月に完成します。
本日、雨の降りしきる中、現地を視察して参りました。
 工期が1年短縮され、来年3月2日、午前10時より、「渡り初め」の参加者を
募集しています。
開通式にあたり、「実行委員会」(委員長、津島市長)を立ち上げ、120万円の予算(その内、10万円は愛西市が負担、県の負担は無し)で、セレモニーの準備をしている旨、説明も受けました。
セレモニーの来賓招待も結構ですが、それよりこの橋の通行止めにより、多大なご迷惑をかけました現場周辺の皆さん初め、商店主、企業主を優先して、記念すべきで、主催者たる行政側は誠意を持って、先ず「謝罪」から、そして橋の工事の背景を市民に納得していただけるよう説明すべきであります。

議会質問の内容についての個人差(個人的見解)

2007-12-12 18:39:58 | Weblog
 12月議会、定例会個人一般質問が終了いたしました。
中でも特筆すべきは、共産党議員の「杉山」議員の質問でありました。
すでに新聞報道で、ご存知の方が多いかと思いますが、職員の不祥事に関する件では、逮捕された職員本人の責任問題、市議の道義的問題、議会の体質の問題等、参考にすべき質問内容でありました。
 反面、議会の質問をする場で津島の「景観」、旧津島信用金庫跡の開発等、夢物語をとうとうと述べられる議員も見えました。人それぞれ考え方も違いますので、批判はできませんし、私もまだまだ未熟な質問しかできず、偉そうなことは言えません。
 今の津島市に、相当の費用と時間があれば、町並み保存も結構なのですが、もっと早急にしなければならないことがあります。それと、このことによって、どれだけの効果があると試算して見えるのでしょうか?
中心市街地活性化に繋がる、その波及効果がもっとも大事なことで、質問内容にはそのことが一言も触れられておりませんでした。(欠落している)
 福祉の現場、病院の実態、「明日をも知れぬ命」と戦ってみえる状況を踏まえて、もっと危機感を持った質問を期待するのは無理ですか?
その上で、我々が次の世代に何を残せるのか、皆さんの意思を尊重して、提案することは重要でありますが、今、能天気に夢を語っても市民の理解を得られるとは
思いません。私も反省を繰り返しながら、このブログに投稿をしております。
合掌!