西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

町内会の管理・運営

2008-03-30 19:34:43 | Weblog
 今この時期、盛んに地元町内会では役員会や総会など開かれれていることであります。そしてどこでも役員選出には大変苦労されて見えるようであります。
問題になっている点は
(1)、小さな町内は、比較的まとまり、統率を図るには楽である反面、役員候補者なる者が皆高齢化してきており、活動が限定されることであります。
大きな町内は、人選には恵まれておるが、全体に町内の結びつきが希薄であり、まとまりが悪く、連携が取りにくい。こういった地域によるバラツキゆえ、交通・防犯・防災体制に格差が生じ、全体として協力体制が確立することは困難であります。
(2)、町内では普段からの危機意識について関心がない。それとともに個人情報保護の観点から、互いのプライバシーに関して干渉できないし、行政もそこまで監視することはできない。
(3)、問題は、役員として名前が登録されて見えるにも関わらず、実際には活動されない方が非常に多いことであります。特に、輪番制で回ってきた役職に就かれた方は消極的な活動に1年間、終始されるようです。当然、町内全域に徹底されることはありません。町内自治に関しては、強制力がない故に、各家庭の自主性に任せるしかないのですが、自分たちの町を自分たちで否定し、阻害要因を作っておきながら、そういう人が決まり事に、真っ先に文句を言う、異を唱える困った現象が起きる、そんな世知辛い世の中になってしまったのです。

3月定例会、代表質問「企業誘致について」、答弁内容

2008-03-27 20:38:51 | Weblog
 (1)、施政方針の中で、「任期中、3社以上の誘致を目指す」として見えるのは、努力目標かそれとも公約か。---公約であり、是非とも実現させるべく全庁体制で取り組んでいく。
 (2)、企業誘致にはどの自治体も努力して見えますが、津島市には企業を呼び込む工夫をしているのか、アピールする方策も合わせてお答えください。---
当市におきまして、企業に対するメリット、優遇策を調査研究しているが、企業が交通体系や雇用確保など立地条件を視野に入れて選択されるところであり、今のところ優遇策の実施は予定していない。
企業対応へのスピードアップでは、市長をトップとした「企業誘致プロジェクトチーム」・副市長をトップとした「土地利用検討委員会」を設置し、全庁体制で課題解決を図ることで、要望に応えるべく努力をする。
 

津島市の破たん

2008-03-27 19:30:04 | Weblog
 会社は借金を抱え、経営が成り立たなくなると倒産します。個人でもしかり。
自治体だけが破たんしても、面倒を見てくれる時代ではなくなりました。
今までは国が面倒を見てくれました。逆に、公共事業を奨励し、地元はじめ景気をを浮揚させる効果を見込んで、一層の借金して、無駄をしてきた側面がありました。国や県の指導方法にも問題があったのではないか、そのツケは全て住民に跳ね返ります。今後、津島市民も「高負担、低福祉」のあおりを受け、厳しい生活を余儀なくされる可能性もあるわけであります。「交付税」という借り得の魔力に取りつかれ、あげくそのツケは市民が被ることになるのです。
市民病院の増床計画もそうであったかもしれません。
今の「まちづくり交付金」の使われ方にも問題あり。将来、必ず咎められる時が来ることのないよう祈るのみです。
だって財政破綻を危惧している自治体が定年を迎えた職員に銀行から借金して、きちんと退職金を払うのですから。
皆さんが負担した税金がこのように使われて、よく黙って堪えて見えますね!

小学校、卒業式ーーー保護者のマナー

2008-03-19 20:00:53 | Weblog
本日、小学校の卒業式があり、出席しました。
年々、保護者の方(特にお母さん)も若返ってきています。
しかしながら、前列ミニスカートのお母さんの足組み姿勢には、目のやり場に困るほど、マナーの悪さ?ーーー教育現場での先生の対応もさぞかし大変であろうと、推測するわけであります。
必死にわが子の姿をビデオに写す、その気持ちはわかるのですが、遠慮のない、チョット身だしなみにも気をつけて!ーーーおじさんの時代遅れのヒガミかな。
これからの教育(特に、育てる)のむずかしさを感じさせる出来事であります。

3月議会、代表質問要旨

2008-03-18 21:24:49 | Weblog
1、「財政改革の進捗状況について
*今期末、大量に退職される「団塊の世代」の抜けた穴をどうやって埋めていくか?
*今後、他にも組織機構の見直しが必要になってくるのではないか?市民サービスを低下させないように、組織機構の方向性・機能性について市長の見解を求める

2、市民病院について
*市民病院の運営・管理の強化策
 Ⅰ、警備体制の強化
 Ⅱ、市の財政再生計画と病院経営健全化との関係
*医師の確保と待遇改善

3、健康づくり・福祉施策について
*健康管理システムの導入・電算化
 Ⅰ、津島市が導入に消極的であった理由と導入に当たっての予算措置
 Ⅱ、導入後の効果と市民の受ける恩恵。サービス

4、地域の活性化と企業誘致について
*新規企業が津島に進出するには、障害になる要素が多く困難、活路も見いだせない状態では、都市開発も含め、街の魅力も引き出せない。
新設されたプロジェクトチームの内容と発展プラン・施策を問う。

新聞報道「病院の警備体制と運営・管理の強化」

2008-03-15 17:37:34 | Weblog
 やはり、反響は大きいものがあります。3月10日の(新生クラブ)代表質問の結果として、翌日の中日新聞に掲載されました。
質問の主眼とは少しかけ離れた部分ではありましたが、市民病院について、「病院の運営・管理の強化」という項で、警備体制について市長が答弁されたものです。
「市民病院では患者が暴言・暴力行為で数年前から診療を妨げる事件が発生、これに適切に対応するため、4月から病院に警察OBを嘱託として採用、医師が安心して診療できる体制を整える。」具体的には、*問題行動を取る患者に対する適切な措置*外部からの苦情処理*院内の巡回ーー等の業務を担当させる予定。

「病院経営がこれ以上悪化すると、2008年度決算から適用される地方財政健全化法で、健全化基準をオーバー、厳しい状況に陥る可能性、要するに病院の将来もなければ、津島の未来もおぼつか無い。」という内容でありました。

いずれにしましても、私が取り上げ、指摘しました事が新聞報道されたことは
有難いことではありますが、単に警鐘を鳴らしただけで、実践できなければ何もならず、それに向けて前進あるのみです。
同じことが、今、拝命している監査委員制度のチェック機能にも共通しており、
残念ながらその役割を充分果たしていないのでしょうか。
そのことについては、またあらためて!