やっと、出来上がりました。(ほっとした気分です。)
25日の最終日に壇上にて報告いたしますが、手直しをする部分もあるかと思いますので悪しからず。詳細は私の方まで連絡をください。
平成22年第1回定例会、総務文教委員会、委員長報告
総務文教委員会に付託されました案件は、議案第7号「平成22年度津島市一般会計予算について」他14件であります。
本委員会は3月12日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
先ず議案第7号「平成22年度津島市一般会計予算について」のうち、当総務文教委員会の所管にかかる予算について、先ず、歳出、市長公室・企画政策課所管中、巡回バス運行事業として2625万3千円計上しているがバスの利用状況について説明願いたいと云う質疑に対し、昨年度と比較して4コース全体で8.8%増、特に旧市内を巡回するAコースは11.7%増で利便性が考えられると云う答弁がありました。
次に、国勢調査等の指導員および調査員の報酬として、2758万7千円計上されているが、指導員の選定についてはいかがかと云う質疑に対し、指導員と調査員をお願いするが、先回の国勢調査では指導員は職員が兼ねたものもいる。今回の国勢調査は前回と相当変わっているので最善な方法で行いたい、という答弁がありました。
次に、秘書広報課所管中ホームページ運営事業に200万9千円計上されているが、昨年度リニューアルしたにもかかわらず、アクセス件数が増えていないと思うが、アクセス件数が増加する方法は考えているのかと云う質疑に対し、見やすさ、掲載内容を精査し、検討していきたいと云う答弁がありました。
次に、人事課所管中、職員手当等として、2億8025万円計上され、11人分の退職手当と云う事であるが、それぞれの最高・最低額並びに適用条項について説明願いたいと云う質疑に対し、最高・2946万円、最低・1380万円である。適用条項4条が一人、5条が10人であると云う答弁がありました。
次に、研修参加負担金として、596万7千円計上されているが、この研修内容について説明願いたいと云う質疑に対し、ほとんどの研修は近隣で行われるが、救急救命士養成研修は東京で半年間、他に管理職研修としての関東圏で1週間、長期・遠方の研修も見込んでいると云う答弁がありました。
次に、総務部・総務課所管中、法制執務支援業務委託料として、630万円計上されているが、この業務内容について説明願いたいと云う質疑に対し、法律改正に伴う通達や準則等の情報把握や例規の改正・制定・改廃について専門的な業者に委託するもので、法制執務に関する研修も考えているという答弁がありました。
次に、財政課所管中、食堂業務用冷蔵庫等購入費として218万7千円計上されているが、この内容について説明を願いたいと云う質疑に対し、食堂業務用冷蔵庫が171万2千円、入札室及び宿直室の空調機が47万5千円であるが、現在、食堂の冷蔵庫は、応急修理で対応しており、食中毒の心配もあるので購入するもので、この冷蔵庫は市の所有であると云う答弁がありました。
次に、税務課所管の予算について、不動産鑑定評価委託料として1655万6千円計上されているが、この内容を説明願いたいと云う質疑に対し、3年ごとの評価替に向けてのものと、毎年7月1日時点で行う簡易的な不動産鑑定に要する経費であり、平成23年1月1日時点で鑑定評価するもので、地点数は250地点を予定していると云う答弁がありました。
次に、緊急雇用創出事業基金事業 税務通知電子ファイル化業務委託として4405万5千円、及び緊急雇用創出事業基金事業 土地台帳電子ファイル化業務委託として3007万2千円計上されているが、雇用について説明を願いたいと云う質疑に対し、税務通知電子ファイル化業務委託は、雇用は6か月間の予定で、新規雇用16人、既存5人を考えている。また、土地台帳電子ファイル化業務委託は、雇用は6か月間の予定で、新規雇用8人、既存2人を考えていると云う答弁がありました。
次に、防災安全課所管中、全国瞬時警報システムメール配信委託料として220万7千円計上されているが、この内容について説明願いたいと云う質疑に対し、全国瞬時警報システムは、国が配信する気象情報、緊急地震速報、国民保護に関する情報などの災害情報について衛星通信を利用し、瞬時に各自治体が受信するシステムであり、これに接続し、来年度メール配信システムを実施するものと云う答弁がありました。
次に、教育委員会・学校教育課所管中、学校教育指導費、報酬として1653万5千円円計上されているが、この内容について内容を説明願いたいと云う質疑に対し、この主なものはJAT(ジェット)プログラムを活用し4人の外国人講師により英語教育の充実を図るというもので、全中学校4校に一人配属し、月に中学校で2週間、小学校に1週間程度、英語教育を行うものであるという答弁がありました。
次に、報償費として、376万2千円計上され、適応指導教室指導員の報酬と云う事であるが、賃金等について説明願いたいと云う質疑に対し、現在、報償費で雇用する適応指導教室指導員は2人で、時給は1,500円、一人当たりの勤務時間は564時間を見込んでいると云う答弁がありました。
次に、共同調理場学校給食調理業務委託料として5581万2千円計上され、経費節減を考え取り組んでいると思うが、現在の学校給食共同調理場の職員数及び人件費などについて説明願いたいと云う質疑に対し、現在、学校給食共同調理場での従事人数は、32人で、うち調理業務は28人である。委託時の従事人数は同数の28人で、調理員にかかる人件費分は4177万4千円であるという答弁がありました。
次に、社会教育課所管中、緊急雇用創出事業基金事業 歴史資料整理業務委託料として1185万5千円計上されているが、この内容および利用方法について説明願いたいと云う質疑に対し、この業務は平成21年度に約1万コマ、22年度は約5万コマの古文書の撮影と印刷を予定しておる。津島市の歴史に関心がある市民等に複写したものを貸し出すことが出来るので、PRを図っていきたいと云う答弁がありました。
次に、歳入、総務部・財政課所管中、広告掲載料として33万7千円、行政財産目的外使用光熱水費として52万3千円円計上されているが、この内訳を説明願いたいと云う質疑に対し、広告掲載料については、封筒広告16万6千円、動画広告放映料17万1千円、また、行政財産目的外使用の光熱水費については、地域貢献型自動販売機1万2千円、職員組合室24万円、現金自動受払機が4万8千円、職員互助会室の光熱水費が18万円、動画放映モニター7,500円であるという答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、反対の立場から、約6千万円の職員人件費の削減が行われようとしているが、労働者賃金の引き下げは、今の深刻な不況を脱することができない大きな要因である。そして、学校給食共同調理場の業務を民間委託するという予算が計上されているが、削られるのは人件費である。
学校給食は公的な責任において、安心・安全な給食を子どもに提供すべきであり問題である。津島市の就学援助の基準が生活保護基準と同じ1.0で低い。私学高校の補助額が減額されたままになっており、少なくても、周辺自治体並に改善されるべきであると云う意見がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第7号中、当総務文教委員会の所管にかかる予算は、賛成者多数で可決いたしました。
次に、議案第18号「津島市職員の給与に関する条例の一部改正について」
この改正は市民病院勤務職員に係る特殊勤務手当について、医師の診療手当と統合等すると云う事であるが、この改正による影響額についていかがか、と云う質疑に対し、一定割合の範囲内で支給し、収入の増減で変動することから、影響額については把握できないと云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第18号は採決した結果、全員一致で可決いたしました。
次に、議案第20号「津島市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」、この改正は、懲戒免職を受けるべき行為をしたと退職後に認められた者に対し退職手当の支給制限・返納制度を拡充するということであるが、退職後何年まで適用されるのか、また、本人が死亡した場合は如何か、と云う質疑に対し、退職後5年以内はこの条例が適用されるが、5年を経過する前に本人が死亡した場合は遺族に対し1年以内に返納を求め、1年を過ぎると請求しないと云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第20号は採決した結果、全員一致で可決しました。
次に、議案第21号「津島市議会の議員の議員報酬、費用弁償および期末手当に関する条例の一部改正について」、この改正は議員報酬を2%減額するものであるが、この理由を説明願いたい、と云う質疑に対し、特別職報酬審議会で他市の議員報酬を鑑み、4年間で8%の減額が必要との答申を受け、今回平成22年度については2%減額を提案したものであるが、2年目以降は今後の経済情勢を勘案し、検討するという答申内容であると云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第21号は採決した結果、全員一致で可決しました。
次に、議案第26号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」
市長、副市長及び教育長の給料月額をそれぞれ5%減額するという説明であるが、減額する理由について、また、この影響額について説明を願いたいと云う質疑に対し、財政状況などが理由で、これまでも5%の減額は実施した経緯があり、今回も自主的に考えたもので、影響額は、年間で市長は約70万円、副市長は約59万円、教育長は約53万円と云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第26号は、全員一致で可決しました。
次に、議案第46号「津島市立神守中学校武道場建設工事請負契約の締結について」、落札率と指名業者の数について説明を願いたいと云う質疑に対し、予定価格に対する落札率は87.7%で、指名業者は10社であると云う答弁がありました。
採決結果を報告いたします。議案第46号は全員一致で可決しました。
次に、議案第19号「津島市職員の給与に関する条例等の一部改正について」、
議案第22号「津島市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」、
議案第23号「津島市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例について」、
議案第24号「津島市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」、
議案第25号「津島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正について」、
議案第27号「津島市市税条例の一部改正について」、
議案第28号「津島市交通安全条例の一部改正について」、
議案第39号「平成21年度、津島市一般会計補正予算について」のうち、
当委員会所管に係る予算について、
および、
議案第47号「平成21年度津島市一般会計補正予算について」のうち、当総務文教委員会の所管にかかる予算については、採決した結果、いずれも全員一致で可決しました。
以上、ご報告申し上げます。