西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

地域づくり、パートⅢ

2008-05-28 10:50:51 | Weblog
 この地域をいかに「魅力ある地域社会」にするのか。ここに住んでる市民は何に魅力を感じているか。それは人によって違うとは思いますが、(1)、居住環境の快適さ(2)、生活の利便性(3)、社会参加の機会・生きがい対策の充実(4)、余暇の利用、等に魅力を感じ取ってもらうために、何をすべきか?
古来より、「津島神社」を中心とした門前町に、繊維産業により栄華を極めた商業の街へ、そして今、「魅力ある地域づくりになにをすべきか、」新しい理念と意識改革が求められ、長期的な視点に立って施策が要求されています。

 あくまで私見でありますが、この地域のテーマは「こころ」と「健康」であり、それは「ゆとり」と「安心」で満たされ、課題はいかにゆったりした「空間」が作れるか、もう一度「まちづくり構想」を原点から見つめなおす時であると考えます。

地域づくり、パートⅡ(若者のエネルギーの活用)

2008-05-27 19:46:00 | Weblog
 地域づくりで成功しているところは、とても優秀な人材がそろっていると云われています。
要するに街の魅力は若者を筆頭に、そのエネルギーの発散場所が確保されており、十分活用も図られているところに出ています。
この地域の若者の中に、知恵と工夫を働かせ努力しようとする機運を盛り上げることが最重要課題であります。
これら若者たちを大事に育て、これからの地域の活性化に結び付けることが、市政の課題でもあります。
 
 主体性を持った若者が具体的にこの地域の将来を見据えて、計画を策定、その目的や功罪について議論を高め、なお一層の勉強意欲をかきたてること、この後継者の育成こそが地域づくりには最も必要な要素ではないかと考えております。
「皆でがんばる」という機運、「若者たちを中心としたプロジェクトチーム」を設ける考えが、市の担当者は持ち合わせて見えるのだろうか?

 地域づくりは所詮、人と人とのふれあい・交流の場づくりであります。

この地域の特異性(地域づくり)

2008-05-26 18:45:15 | Weblog
 一昔前の我々の人種は、勤勉をモットウに、「働くこと」に価値を見出し、「遊び」を「怠け者」と結びつけ、余暇を利用することが下手くそであり、まして人生の生きがいの糧にするとか、明日への生活の再生に向ける努力と活用の仕方がわからない、そんな国民性であり、生活様式でありました。
 しかし現在では週休二日制が定着し、労働時間が短縮され、生活にゆとりが出ることによって、「余暇」を利用する機運が高まり、モノより心・精神の安定を求め、都会人は生き甲斐・身近な遊び場・ストレスの発散場所を探し、これらの対応策として各地でリゾート開発が叫ばれてきました。
 ところが人工的に作られた画一的なリゾート地はやがて敬遠され、そのはけ口は地方の過疎地域に向けられております。これからはこの地域も都会人の遊び・憩いの場所として提供され、魅力ある地域づくりにまい進すべきであります。
 藤祭り期間中の観光客の動員は、まさに手作りリゾート開発を望む、この地域の特異性を如実に物語る出来事でないかと思うわけであります。
 私は今、テーマは「心」と「健康」であり、地域の特異性を活かした魅力ある「手作り観光」と捉えています。
 そのための「受け皿づくり」を早急に考えねばならないと思うわけでありますが、いい知恵がありましたら、お聞かせ下さい。

議会改革検討委員会、スタート

2008-05-23 20:18:25 | Weblog
相手の石をどれだけ取ったか、味方の陣地をどれだけ増やすか、これを競う囲碁の世界に、「定石」という言葉があり、「次の一手」を打つのにはルールを守り、基礎から学び、相手に勝つには必ず数手先も読まなくては勝負にもなりません。

 市政運営・議会改革にも「定石」と云う基本的な型どおりに進めるのか、或いは型破りの手を使うのか。
 それはイツまでに、ナニをどうやって改革するのか、議会改革の意味もわからず
論ずるよりは、数手先を読んで着手することが大事なことではないか、やっとスタートラインに立つことが出来た、本日の議会改革検討委員会の結果であります。

医療費の負担

2008-05-21 16:37:31 | Weblog
 「国民皆保険の崩壊」、近頃こんな文面を目にします。
少子高齢化社会が進む中で、医療費をいったい誰が負担していくか。
今、現役でも将来、必ず高齢者の一人になります。
 現役世代の過重な負担を減らそうと思えば、高齢者の増加に応じて保険料の負担割合を高めなければ、この制度は破綻します。
75歳を境に「後期高齢者」として分断されることに、該当者にとっては「うば捨て山」・「邪魔者感覚」で見られることに、非常に不愉快であり、肩身の狭い思いをしなければならない、とても嫌な制度であることでしょう。 
 
 お国は弱者に配慮しつつも、将来にわたって持続可能な制度にする為に、現役世代の若者に責任をもって伝えるべきで、悪い面ばかりを煽るのもどうでしょうか?
 厚生病院委員会に今年度、所属し、研鑽を積んでいきたいと存じます。

人災

2008-05-20 11:43:12 | Weblog
 急速な経済発展を続ける中国、オリンピックを前に政治・行政はじめ、国が一体となって開発を加速し、強力に進めている。しかし、その陰で格差・貧富の差はこの政策の副産物となり、自然破壊の乱開発は「自然にはむかう、愚かな人間のまさしく謙虚さを失った行為」であり、「人災に等しい行為」ではないか。
 
 格差を生む政治はところどころにほころびを作り、それが計り知れない天災を招く呼び水となり、「二次災害」となって警告され、いやと云うほど痛めつけられるのは、いつも弱者たる地方であり、そこに住む弱者たる市民であります。

議会改革を目指すに当たって

2008-05-18 14:47:03 | Weblog
 今年度の臨時議会(15・16両日)が終わりました。
議長に東国伸議員、副議長に本田雅英議員が選出され、今問題にされております、「議会改革」を掲げるにあたっては、最善の人事かと思います。
市民の皆様も期待される両名の活躍を見守り、ご指導ください。

 また本年度から始まります「第4次総合計画、まちづくり策定委員会」のメンバーに私も副委員長として参画し、病院特別調査委員会ともども積極的に発言していき、惜しみない協力と応援をしていきたいと存じます。

ほんのちょっとした事

2008-05-16 16:50:25 | Weblog
 5月の連休中に家族そろって白馬連峰の自然に触れた事。
あくせく働いてきた、ごく普通の生活。そのちょっとした、ささやかなところに幸せを感じ取る。
中国の四川省地震の悲惨な現実を目の当たりにして、ごく普通の生活に、皆無事であることに感謝しなければ、「幸せ」はいつまでたってもありません。

 家族皆で、ほんのちょっとした自然に触れただけで、溢れる「幸せ」を感じることができました。

 逆にそこへいくと、普段の人間関係の煩雑さ。
裏切り・背信・離反・シラケー―ーこれらは皆、足もとの「幸せ」を感じ取ることのできない、小さな人間のすることです。

おから

2008-05-15 16:17:31 | Weblog
 豆腐の残りかす(法的には産廃)、「おから」。
食するには、味は美味、栄養価は満点。
しかしながら、中国の建設業界の「おから」工事とは、とても頂けるものではないようであります。
 先だって問題になりました日本の手抜き工事とは、これまた比較にならないほどの粗末な住宅が建ち並び、崩壊現場からは手の着けようがないほどのペシャンコのがれきの山が報じられております。
 社会主義国独特の役人天国では、業者と役人との癒着、ピンハネが横行している公共工事、すべて人災のそしりを免れません。

 この悲惨な現実を目の前にしながら、オリンピックの聖火リレーが予定通り続けられているという状況は、私には理解できません。
 被害が拡大していく報道を見聞きするにつれ、そのリレーのメンバーやその警護の方々が被災地へ走り、一人の命を救うことのほうが、どれ程称賛に値するだろうか。

 人の命の価値はそれほど軽く見ているのだろうか?

議会改革とは

2008-05-14 17:17:59 | Weblog
 真の議会改革とは、議員の定数を減らすことでしょうか?給与を減らせば事が済む話でもありません。議員改革であり、議員のその資質を問われるのが、1番の目的であります。
 「本人の自覚」次第と云えばそれまでですが、長年の慣行で、当然のように扱われてきた政治家の姿勢は、この難局を乗り越えるためにも、襟を正し、原点に立ち返って、なすべき信念と何事にも流されない志を固め対処しなければ、市民の信認を得ることはできません。

 残念ながら、本年の弥冨市議会選挙でも「慣例となりました」違反事件が起き、
今一度、流されないために身を引き締め、この想いを言い聞かせる今日であります。