西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

景気の先行き

2009-12-29 13:37:12 | Weblog
ここが「底」。経済学者の予想は外れるものですが。
バブルがはじけて、ここ20年近く景気は回復することなく、デフレ圧力による景気の悪化は心理的な圧力になり、縮小均衡の道をたどって底辺でウロウロしてきたわけです。
まさしく、前自民政権が残したツケ、そのものであり、チェンジも起こるべくして起こったのであります。
今、民主党政権も同じ轍を踏まず、慎重に対処できるかが問われているところと考えます。
今までの膿を出し切り、来年こそは景気の波もプラスにチェンジし、経済も安定すれば、現政権は当分安泰なのですが。

要は、この踊り場を脱出できれば、世界中で置いてきぼりにされた日本の景気も回復に向かう、今、まさに正念場に差し掛かったのではないか。
素人判断ですが、期待を込めて久しぶりの「先行きプラス」を宣言いたします。
根拠については、ナイショにしときます。問題はこの先にある、マインドにあります。どうか新年の初夢に。

御用納め

2009-12-28 12:20:33 | Weblog
市役所へ出かけると、慌ただしい職員の対応。
年末特有の「気ぜわしさ」ですか、今日1日で本年も最終。
私も休みにたっぷり充電して、来年に備えたいと思います。
皆さまもどうかよいお年を。
ありがとうございます。

議会改革

2009-12-25 12:23:44 | Weblog
本日、議会改革協議会が開かれました。
原理原則、最高規範としては、市民参加・開かれた議会を標榜し、条文化して進めることはそれはそれで立派なことであります。
しかし、私にとりましては当たり前のことを難しく条例化するまでもなく、それが常識の、「なんで今さら」であります。
要は、中身の問題であり、今後市民の理解を得られるよう努力することであり、自己の意識改革からスタートしなければ、絵に描いた餅で終わってしまうわけです。
名古屋市の今後の動向を気にして見える議員は多く見えます。
それだけで、多くの関心を呼ぶだけ、功績は大きいものであります。

子どもの気持ち

2009-12-24 20:26:32 | Weblog
「おはよう」、「行ってきます」から始まる家庭の1日。「ただいま」、「お帰り」から始まる学童保育の1日。
誰でも明るい家庭、親が愛情を注ぐことのできる家庭を望んでいます。
少年・少女が非行に走る最大の原因は、自分を受け止めてもらえるところがない「さみしい」「つらい」ところから始まるといっても過言ではありません。
そして受けてもらうことが出来ない限り、それは「再犯」という形になって現れます。(再犯率・おおよそ半数)
家庭がそうならば、社会でそれを受け止めなければならないのですが、今の公の機関では「後手後手」でそこまで及ばないのであります。
唯一、それを救うことができるのは地域が協力することによって子どもたちを守る場所であります。
そこに行政も目が行き届くことができれば、このたびの「学童クラブ」に関する請願もそんなに粗末に取り扱うことはできなかったはずです。

将来の津島市・日本を担う子どもに期待をするなら、今の子どもの気持ちになってください。
落ちこぼれそうになった時、くじけそうになった時、横道にそれる前に、子どもの気持ちになって受け止め、一緒に悩み、苦しみ、そして解決できるよう教えてあげるのが我々の務めであります。どれだけの人が子どもの気持ちになって、体を張って守ってきたのか?
私が敢えてこう云った市民の声を取り上げましたのも、青少年の健全な育成と今の社会で更生できる環境に取り組んできた防犯委員や保護司としての使命がいまだに果たせないモドカシサが原点であります。

心温まる話

2009-12-23 12:50:31 | Weblog
昨晩、8時から10時過ぎまで防犯委員として、慣例の年末夜警に出かけました。
2キロほどデモ行進をして、行き交う人々に声をかけてまいりました。
「御苦労さま」「気をつけて」「寒いですね」、こう云った何気ない一言が、今のぎすぎすした人間関係・社会の中で大切であると思います。
明るくすれば、明るく還ってくる、そんな心温まる世の中にしたいです。
そして何より大事なことは、それを今の子供たちに伝える事です。

 「心・ハートを抜きに真の教育はできない」、私の持論です。 
日本語もろくに喋ることができない子供に、なにが英語教育ですか。

でも、あきらめない

2009-12-22 22:34:42 | Weblog
12月定例会、閉会。
請願第5号と第7号。「放課後児童クラブ」に関する請願。
賛成者少数で否決されました。
しかしながら、反対討論をされた議員の中にも内心は出来る事なら「学童クラブ」を応援してやろうと思って見える方がいます。
なぜなら、社会の動性は必要とされているところへ収束されていくわけであるからです。
私も決してあきらめることなく、むしろ大きな目標・使命を与えられたと解釈し、今後の糧にしていきたいと思います。

放課後児童クラブに関する請願書

2009-12-21 22:10:58 | Weblog
請願第7号「放課後児童クラブに関する請願」紹介議員・杉山良介、西山よしお

 先ず、請願者は「放課後児童クラブ」の子どもに対する施設の不均衡の是正を指摘しているものであり、71人以上の学童クラブの分離分割を認め、国の定める規定の補助金の交付をお願いするもので、これは運営している保護者始め関係者の負担の軽減をお願いするものであります。

「放課後児童クラブ・どろんこクラブ」が36年という長い歴史の中で培われ、受け継がれてきたものはなんでしょうか?何故、今「学童クラブ」を必要としているのでしょうか?
学童は「遊び」を学ぶだけの場所ではなく、人間関係を学び、精神的に成長できる場所だからであり、「どう育てるか」と云う子育ての事であり、このことによって、預けて働きに出かける親とその子どもたちが振り回されては、真の「子育て支援」とは言えません。

行政当局は、ここに至るまで利用者はじめ指導者の声を真摯に聞く姿勢があったのか、今まで誠意ある、納得のいく回答・説明をされてきたのか、疑問であります。

 次に、ご承知の通り、学童保育を取り巻く環境に限らず、津島の財政は非常に厳しい状況であります。
したがって、新たに施設建設に金をかけずに放課後児童の置かれている実情を勘案すると、当面は今ある既存の公共施設を、分離分割した場合の施設として利用可能にしていただけないか。少子化になり必要性がないと判断されましたら、速やかに返却も可能であります。
「ほかの自治体が3年生までしか預からない、分離分割をやっていない」というのなら、他市に先駆けて津島市が率先して行うのが、法律に基づいた「子育て支援」に値する改革であります。

将来の津島市を担う子どもたちに充実した保育を受けられるよう、当局にはなお
一層の精査を求めます。

以上のことから、その願意は妥当であると考え、賛成いたします。

餅つき

2009-12-19 20:39:43 | Weblog
朝から「学童保育・どろんこ」の餅つきに参加してきました。
親子・先輩後輩一緒になって共同作業であり、キャンプを楽しむような和やかな雰囲気の中で、何年も引き継がれてきた催しであります。
火をおこし、米をかし、せいろにかけて蒸し、それを手分けして交代で臼でつく。
出来上がった餅はその場できな粉・あんこ・のり巻き・雑煮等々、美味しそうにほおばってみえました。ごちそうにあずかりました。

一人閉じこもることなく、仲間と分け隔てなく育っていく環境。
これが本来の教育の原点であり、逆に、こういった学童で育った子供は将来豊かな人間性を備えた立派な大人へと成長するのではないかと羨ましくも、まさしく応援のし甲斐があるのではないか、痛く感じ取った次第であります。

今、津島市民が行政に望むもの

2009-12-18 22:31:56 | Weblog
民主党の唯一の実績は今のところ、「マグロの解体ショー」ならぬ「事業仕分けを公開したこと」「官僚主導=利益誘導を国民の前で解体して見せたこと」であります。
政権を正当化しようというのか、あまりにもマニフェストに固執して、現実的に解決しなければならない直面する問題を先送りしようとしている姿は忍びない。
「この地方にもどういった影響を与えるのか」と云った不確定な要素を払拭し、効率の良い行財政運営を確立し、6万6千市民の生活の安定を真っ先に考えてほしいと願うのは私だけではありません。
これが今、すべての津島市民の願いなのであります。


平成21年12月定例会、総務文教委員会・請願第10号
只今議題となりました請願第10号「『所得税法第56条の廃止を求める意見書』提出を求める請願」については、9月14日開催の総務文教委員会において審査をいたしましたので、その審査の経過と結果を報告いたします。
 本請願は、津島市立込町2-92、津島民主商工会・婦人部、代表者・山岸栄子氏より、家族従事者への対価の支払いを必要経費として認めないとする所得税法第56条を廃止し、家族従事者の人権保障の基礎をつくるよう求めた内容のものです。
委員に意見を求めたところ、反対の立場から、第57条に特例規定があることから、これを積極的に行えば、配偶者や家族などの支払いを必要経費とすることが出来るという意見。
賛成の立場から、対価の支払いは必要経費に算入しないという条項は削除すべきで、国際的にもこのような人権無視のやり方は時代遅れであるという意見があり、採決した結果、賛成者少数で不採択とすべきものと決しました。
 以上ご報告申し上げます。

12月定例会、総務文教委員会・委員長報告

2009-12-17 13:17:54 | Weblog
まだ手直ししておりません。分かりずらい項目もあるかと思いますが、とりあえず
今議会で提出されました議案の当委員会の審査と結果の報告です。
議会最終日(12月22日)に採決されます。

平成21年12月定例会、総務文教委員会・委員長報告
今定例会、総務文教委員会に付託されました案件は、議案第69号「津島市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」ほか8件であります。
本委員会は去る12月14日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を報告いたします。
初めに、議案第69号「津島市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」、議員その他非常勤の職員と船員保険との関係について説明願いたいという質疑について、船員保険法の一部改正に伴い、
平成22年1月1日からは、公務災害が発生した場合に、市の条例を適用し補償するもので、現在津島市の公職にあります非常勤の人はいない、という答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第69号は全員一致で可決いたしました。
次に、議案第72号「平成21年度津島市一般会計補正予算について」のうち、当総務文教委員会所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告いたします。
先ず、歳出、教育費中、幼稚園就園奨励費補助金420万4千円の増額について説明願いたいという質疑に対して、国の補助限度額が改定され、従来条件と新条件があり、公立幼稚園は新条件で単価が変更され、私立幼稚園では従来条件と新条件でそれぞれ多岐にわたり変更になっているという答弁がありました。
次に、学校教育課所管中、中学校費の工事請負費3億2367万円中、神守中学校武道場建設工事費1億8千万、天王中学校校舎耐震補強工事1億4367万円計上されているが、説明願いたいという質疑に対して、神守中学校武道場については、面積800平方メートルの鉄骨平屋建てで柔道場と剣道場を予定しており、天王中学校校舎耐震補強工事は耐震診断の結果、工事個所が16か所に上り、他の学校より多いため金銭的に高額になったという答弁がありました。
次に学校給食調理業務を業務委託することによる、債務負担行為について説明願いたいという質疑に対して、契約としては平成22年4月1日からであるが、業者委託する準備期間や業務の引継ぎ等があり、議会承認後契約に入る際の、契約に係る業者に対する担保であるという答弁がありました。
続きまして、人事課所管中、財政計画での定員管理計画の進捗状況と時間外手当について説明願いたいという質疑に対して、平成21年4月1日までで67名の減の計画が、現在84名で計画より17名削減が進んでいる。また時間外手当では、福祉課は生活保護業務の増加等、高齢介護課は4月と10月に介護認定基準の改定があり、その基準改定に伴う業務が増加したためという説明がありました。
次に、防災安全課所管中、災害対策費のうち、備品購入費703万7千円について説明願いたいという質疑に対して、全国瞬時警報システムを防災安全課に構築するものであるという答弁がありました。

次に、討論に入ったところ、反対の立場から、人件費の補正予算が計上されているが、職員給与等の引き下げについては、民間賃金にも影響を及ぼし、消費拡大にも逆行するものであるという意見がありました。次に採決結果を報告いたします。
議案第72号中、当総務文教委員会所管に係る予算については、賛成者多数で、可決しました。

次に議案第76号「津島市立蛭間小学校整備工事請負契約の変更契約の締結について」、今回、工事終了間際の追加工事費として25項目・855万150円の内容と算定根拠、工期について説明願いたいという質疑に対して、予算の範囲内で終了の目途がついたところで一括変更契約として提案した。設計段階で予知できれば変更項目は減っていたが、学校の要望・外的条件など中断が困難なことから指示協議書に基づいて進めている。追加設計金額は当初の設計金額と契約金額との率によって算定し、工期は20年5月20日から22年3月19日まで、延長は考えていないという答弁がありました。
次に、採決結果を報告いたします。
議案76号は採決した結果、全員一致で可決いたしました。

次に、議案第77号「指定管理者の指定について」、と議案第78号「指定管理者の指定について」は特段の質疑意見もなく、採決した結果、全一致で可決しました。

続きまして、議案第80号「指定管理者の指定について」、指定管理料9千751万5千円の委託料は如何かという質疑に対し、指定管理者の3年間の実績を見て増額を求めているが、同額に抑える旨、答弁がありました。
次に、討論に入ったところ、反対の立場から、前回18年12月議会で提案可決されたものであるが、これだけの公共施設を一括して名古屋の業者に任せるのはどうか、委託をするなら地元の団体・業者に分割発注すべきであるという意見。
賛成の立場から、特に地元を活用した事業をしていただきたいという意見がありました。
議案第80号を採決した結果、賛成者多数で可決しました。

続きまして、議案第81号「指定管理者の指定について」、前回は非公募により、シルバー人材センターが指定管理者として行い、今回は公募制で地元の神守小学校区コミュニティ推進協議会も参加したが、名古屋の専門業者が指定されたというのは如何かという質疑に対し、見識を持った選定委員の方にお願いをし、その中で地元重視だけを前提に覆すのは、公募・公平性という観点から避けるべきで、設立したばかりで実績がなく不安であるという選定結果と事業の実施にあたり指定管理者と協議しながら、公民館事業として人材育成の在り方も含め、社会教育課で実施していくという答弁がありました。
次に、議案第81号を採決した結果、賛成者多数により可決しました。

次に、議案第82号「指定管理者の指定について」、市立図書館の委託料が前回に比較して1千17万円程度増額しているが説明願いたいという質疑に対し、前回は社会教育課の事務所が市立図書館の中にあり、負担をしてきたが、市役所に移動したことにより、今回は光熱水費を指定管理料に入れたため増額になったという答弁がありました。
次に討論に入ったところ、反対の立場から、図書館法に基づく法的な責任ある運営が基本であり、地元の団体を選定されているが、実施される場合は市民のサービス向上に役立つ努力をお願いしたいという意見がありました。
次に、議案第82号を採決した結果、賛成者多数により可決しました。