西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

6月定例会、閉会

2011-06-30 13:58:59 | Weblog
お陰さまで、6月定例会を終える事が出来たのですが、引き続き、課題は山積。
本日の厚生病院委員会の委員長報告をお伝えします。

平成23年度第2回定例会、厚生病院委員会、委員長報告

厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第44号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」他3件であります。
本委員会は6月16日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
先ず議案第44号「津島市国民健康保険税賦課徴収条例の一部改正について」、この改正は、国民健康保険税の課税限度額を改定しようとするものであるが、この改正の影響額と最高限度額を超過する人数を説明願いたい、と云う質疑に対し、影響額は医療分が約300万円、支援分が約400万円、介護分が約200万円で、医療分で超過される方は900人、支援分で超過される方は1244人、介護分で超過される方は163人と推定している、と云う答弁がありました。
次に採決結果を報告いたします。議案第44号「津島市国民建国保険税賦課徴収条例の一部改正について」は賛成者多数で可決いたしました。

次に議案第45号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、この改正は保護者が市民税所得割非課税の場合に限り、義務教育就学児、いわゆる小学生・中学生の通院、また、義務教育終了児、いわゆる中学校卒業後18歳になる日の年度末までの方の通院及び入院に係る医療費を新たに支給しようとするものであります。
この原案に対し、市長の選挙公約を受け止めた市民にとってあまりにも内容に落差があり失望感がひろがっている。
市民と市政の信頼関係が失われかねない問題であるとの理由により、「保護者が市民税所得割非課税の場合に限る」としている規定の撤廃する修正案が提出されましたので、その質疑・応答について報告します。
高校卒業までが対象となるが、総額どの程度医療費が必要となるか、その財源措置はどう考えているかと云う質疑に対し、医療費については1学年2千万円程と云う試算が当局から出ている。財源については、地方交付税が以前より回復傾向にあること、市長選のマニフェストの中で40億円ぐらいの借金が減って4億か5億円増えたと云うデータがあり、この財源で充分に医療費無料化は拡大できると考えているとの答弁がありました。

次に、討論に入ったところ、原案及び修正案両方に対して反対の立場から、原案については所得制限があると云うこと、修正案については高校生までというのは財源の裏付けがなく飛躍しすぎていると云う意見がありました。

次に、原案について反対の立場から子ども医療費拡大の問題と非課税世帯の優遇措置の問題とは別物であり、所得制限の撤廃を求めるもので原案に反対と云う意見がありました。
次に修正案に反対の立場から、完全無料化を拡大すると云うのは、今予算の事を含め現実的には無理である云う意見がありました。

次に採決結果を報告いたします。
議案第45号「津島市子ども医療費支給条例の一部改正について」、まず修正案については、賛成者少数で否決され、次に原案について採決したところ、賛成者多数で可決いたしました。
なお、可決に際し、財源確保が出来た早い段階で所得制限を撤廃する事との付帯決議の案が提出され、当委員会として付帯決議とする事に決しました。

次に議案第46号「平成23年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」のうち当厚生病院委員会の所管に係る予算について、その質疑・応答の概要を報告します。
先ず、健康福祉部福祉課所管中、緊急雇用創出事業基金事業・要援護者避難経路図作成業務委託料として、1327万円計上されているが、要援護者の避難経路について説明願いたいと云う質疑に対し、市に対し要援護者の登録をされている675名を対象に市内29か所の避難所までの避難経路図を作成すると云う答弁がありました。この答弁に対し、作る以上は定期的に確認し、きちっと活用していただきたいと云う趣旨の意見が出されました。

次に、児童課所管中、児童館のコンビネーション遊具に施設管理経費として328万円計上されているが、説明願いたいと云う質疑に対し、ここの遊具は平成3年より使用し、たびたび修理をしているが、現在使用できない状態で、このたび撤去と新設するものと云う答弁がありました。

次に、保険年金課所管中、子ども医療費の電算システム改修について525万円計上されており、所得制限の住民税非課税についてのシステム改修費用であるが、年齢拡大だけのシステム改修費用はいくらであるかと云う質疑に対して、今回の条例改に関する費用見積もりであり、年齢拡大のシステム改修だけの見積もりは執っていないと云う答弁がありました。
 
次に採決結果を報告いたします。
議案第46号中、当厚生病院委員会の所管にかかる予算については、全員一致で可決いたしました。

次に議案第47号「平成23年度津島市介護保険特別会計補正予算について」は、採決した結果、全員一致で可決いたしました。

以上、ご報告申し上げます。

「保護司」の悩み

2011-06-29 11:26:32 | Weblog
「保護司」、メンバーは皆、それぞれ疑問・悩みを持ち、相当の手間暇かけて対象者の指導監督・補導援護をして見えます。
7月1日、午前10時よりヨシズヤ本店にて「社会を明るくする運動」(社明運動)、ボランティアの啓発運動を展開します。
皆さんの理解を得る事もとても大事なことなんですが、時として非行犯罪者に対しては、世間では「冷たい目」を投げかけられるようであり、就労支援等、彼らを取り巻く社会は「この先決して明るい」とは言えません。残念ながら。
今年にはいり、3月以来保護観察対象者は8件増加、負担もさらに大きくなってきております。
対象者の状況把握・問題解決には悪戦苦闘しながら努力される姿勢には頭が下がります。今では普通の人間でも、意思疎通が図りにくく、苦慮している状態、まして「非行歴・犯罪歴」のある人間などーーー。

それでも、少しでも何か出来る事があるハズ。

水は地球再生のキーワード

2011-06-28 08:56:38 | Weblog
「自然の力(エネルギー)」、やはり偉大。
私もこの地域も水には泣かされて来ました。海抜ゼロメートル地帯、治水対策のまずさ、農業政策の停滞、これらが重なって水害には非常に神経質になっております。
しかしこの「水」の恩恵も十分享受してきたことも事実であり、全ての生物はこの「水」をもとに生命活動を行っております。
もう、「水」を敵対視する時代ではなく、利用することを考えなくてはなりません。
溢れた「水」をストック出来、真夏の日照りに放出する、生命・自然の浄化作用に寄与することを考える時代です。
地球は「水の惑星」、キーワードは「地球の再生」にあります。

我が家も今日は、「緑の壁」の作成に汗を流しております。

思いやりが見えてこない

2011-06-27 22:24:06 | Weblog
被災地の想いを!、もし自分が被災者になったら!
否、被災地に限らず、いつでも相手の気持ちを思いやる心は大切。
震災時とはまた違ったニーズが出てきました。
これから夏の季節に向かって、トイレをはじめ衛生の問題。
夏物衣料から冷蔵庫・クーラー・扇風機まで、欲を言ったらきりがない。
当たり前に、これらが目の前にある「贅沢」を反省する。

来月は3回目の「炊き出しボランティア」が「岩手県」に出かける段取り、ぜひぜひ皆さまも応援のほど。
政府の復旧・復興が進まぬ今、せめて民間で応援していくしか、思いやりが見えてこないのであります。

フレッシュ議員

2011-06-26 11:45:44 | Weblog
私が委員長を務める「厚生病院委員会」、3人が新人議員であり、2期8年やって来たうちで、一番活発・元気な委員会であると確信しています。何につけても、前向きで積極的な意見が出され、委員長である私もその勢いにタジタジ!
今後1年間、彼らと一緒に考え行動できることは、この上ない喜びであり、逆に私の与えられた使命に対しても決して気の抜けない瞬間でもあります。フレッシュな議員には、もっともっと議論を戦わせ、切磋琢磨して成長してほしいですし、それが津島市民全体の幸福につながれば、最高なんですが。いつの世でも、この謙虚さを忘れず、市民の代表として、正々堂々と主張してほしいモノのですネ。

豊かさの中の貧困

2011-06-25 00:34:11 | Weblog
「労働環境の変化」とも云うべきか、今の若者は「働く」事に関して、「がむしゃら」と云うものが薄れてきているように思えてならない。経済至上主義で突っ走って来た結果がこれか、今やニートやフリーターが巷に溢れ、彼らもまた、正規社員を嫌う傾向にある。今日も、黙々と片手に携帯、「年金・納税・失業」どこ吹く風。人材育成どころか、技能や技術までもが海外移転、地方の過疎化は進み、政治も働く者より働かない者に手厚い。「豊かさから生まれた貧困」、こんな環境にしてしまった「負の遺産」はやがて自分たちの生活までも破壊し、国土全体を蝕んでくる。ここで食い止めるのが、我々の唯一の仕事のように思えてきました。

これから暑い夏がやって来る

2011-06-24 23:53:35 | Weblog
今宵の熱帯夜「もうヘトヘト」。しかし、節電対策には「がまん」も必要。
窓を開けて寝ても「不用心」、被災地のことを想えば「ぜいたく」。
これからの暑い夏に、工夫が必要。
イッソノコト「我慢比べ」、徹底的に「暑く」なりましょうか?

しかし、「がまん」し過ぎて、体を壊しては元も子もない。
特に今時の日本人は、文明の利器に頼り過ぎてしまって、抵抗力を持たない。
熱中症にご用心!


説得力のある、体験談

2011-06-23 09:36:10 | Weblog
私たちは絶えず、人の心を魅了する話はないか、またいいネタがないか、考えていると思います。
話し方一つで納得してもらえるモノでもありません。でも話し方一つでその人の性格が出てきます。当然、インパクトも違います。私も決して話がうまい方でも、説得力のある話も出来ません。
ただ経験(体験)に基づいた素直な話が一番説得力もあり、うけるようであります。なぜなら、その時の感動が一番聞き手を引きつけ、感情を込めた話には心を揺さぶられるからであります。
失礼な話ではありますが、今回の震災の被災地の現場の声などは、涙を流さずには見られないシーンは山ほどありました。
マスコミもその話を聞きたくて、ズケズケ入り込んでインタビューされてる場面もありました。
したがって、引きつけられる話も、いろいろな理由にもよりますが、反対に嫌われることもあるようです。
我々も普段から話す言葉の趣旨を反芻しながら、気をつけてしゃべらないと、誤解を招くことも多くあります。
せっかく、説得力のある話でも、その姿勢が大事なんですネ。

自然治癒力

2011-06-22 13:05:58 | Weblog
先の大震災では、自然の猛威と云ったものがいかに偉大なものであるか、また人間界は偉そうにするほどの事もない、「驕り」以外の何ものでないと悟るべきであります。

私の家内も病気をしてから初めて、友達と一緒に一泊旅行に出かける事が出来ました。学生時代から40年にわたる付き合いが、5人の間で続いているそうで、退院してからでも気にかけて連絡は頂戴していたのですが。
「迷惑をかけるから」・「自信がないから」と断って来たのですが、今回出かける気になった訳ですから、大いなる進歩です。
やはり、御馳走を目の前にして食べられない辛さはあったようですが、普段気付かない友情や大海の景色に感動し、この有り難味を実感として受け止める事が出来れば、ずいぶん救われたことでしょう。
自然界にしろ、人間界にしろ「人の心を動かす事の出来る力」があることは素晴らしいこと。
「自然治癒力のなんたるか」を教えてもらいました。

ホストファミリー

2011-06-21 21:54:10 | Weblog
夏季ユースキャンプの生徒受け入れ家庭に我が家が決まりました。国籍は「スロバキア」、22歳の女の子。生活習慣や好み、特に、言葉の障害(スロバキア語なんて聞いたこともなければ、英語でさえもままならないのです。)には、大いに不安はあるものの、クラブ員や私の子どもたちの力も借りて何とか乗り切りたいと思ってます。
津島の良い処、そして日本の良い処を見ていってほしいのですが、それにはやはり、出迎える人間の真心が一番ではないでしょうか。全世界、ハートは伝わるものと信じています。
国際的に物事を判断しなければならぬ時に、地方議員がいつまで経っても「井の中のカワズ(蛙)」であってはなりません。重箱の隅ッ子をツツイテ、喜んでいては市民に愛想つかされます。
国難の時、大局観を持って(マクロ的に)、今、自分にできる事は何か、考えられる人間になりたいですネ。