西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

結局、ただより高いものはーー

2007-09-29 15:07:54 | Weblog
旧津島信金本店跡、そっくりそのまま譲っていただいて、県から補助金(まちづくり交付金)まで引き出して、起債を起こして(借金)開発すると言うことです。
県は一度交付した金を、引っ込めるはずもありません。
さすが銀行で、抜け目がありません。優位に事を進めるために、「本物件の買取請求権」を抱き合わせで契約しています。「気に入らなかったら市で買い取って下さい。」ーーー
それでも買い取って、開発を中止すれば良いのですが、このままいきますと、ボディブローのように効いてきて、最後はK・Oですよ。
こんな時期に、計画性も乏しい見込みのない開発に、大金を賭けてまで(所詮、他人の金)、することか。
これを認めた委員長はじめ議員諸氏の責任は極めて重い、市長においても重罪に至る確立は高い。いいかげんに目を覚ませて下さい。

職員の倫理、危機意識

2007-09-27 20:59:32 | Weblog
今、わが町「津島」にとって、問題山積の中、財政状態がおもわしくありません。他の自治体も同じような状況下に置かれているとは思いますが、何をやるにも先ず先立つものが肝要であることは言うまでもありません。この先のことを考えますと、国や県の引き締めもさることながら、市民病院の運営をこのまま続けますと遅かれ早かれ、市の財政は立ち行かなくなります。先だって新聞報道に脅しとも取れる論評が報じられておりましたが、いまだに他人事のような能天気な職員、特に管理職員(定年を控えた)が見えることは、市長にとりましても不幸なことであります。職員を辞められた後も責任が及ぶくらいの罰則規定でも設けなければ職員の士気にも及びます。
歴史文化・教育も大事なことではありますが、それを仕切る職員の倫理、危機意識がそれ以上に、重要な課題であります。
話は反れますが、「観光」という定義がわかっていない人間に、「津島」の歴史文化=観光に結びつく、という安易な考え、それともこの先「飛騨高山」、「伊勢神宮」並みに「津島の観光」を考えて見えるのでしょうか。

旧津島信金本店跡、利活用計画に物申す

2007-09-23 12:54:40 | Weblog
久世さん、残念ながら、そう数の論理であります。
本会議、最終日においても、賛成16、反対7につき、予算が可決されました。その場に「まちづくり」のNPOの一員も顔を見せておりましたが、今後真剣に津島のことを考えて行動されるのか、我々は注視しております。
しかしながら私もあきらめてはおりません。なぜなら、貴殿のような強い見方、常識を備えた市民が見える限り、必ず良い結果が出ると信じておりますから。
(1)、これが、街づくりに値する歴史・伝統のある資源であるのか。
(2)、たとえ価値のあるものだとしても、なぜ今ここに投資しなければならないのか。「まちづくり交付金」に飛びついた安易な利活用計画であることは、当局も知っているはず。もっと他にやるべきことがあるはず、市民病院はどうするの。
(3)、ここに愛着を持って委託できる運営母体の正体は、これをどうするの、単なる仲良しクラブのたまり場を提供するだけ、そんな声も聞こえてきます。また次世代へ繋がる場とする基盤、そして運営組織が責任をどこまで持てるのか、当局は精査し、もっと市民に知らしめ、決断を下すべきであります。
<事業費概算>
平成17年、耐震診断委託、事業費232万円 (国庫支出金110万、一般財源122万)
平成18年、再生整備設計業務、事業費787万円 (国庫支出金332万、一般財源455万)
      利活用調査業務委託、事業費96万円 (国庫支出金38万円、一般財源58万)
平成19年、整備工事、事業費3000万円 (国庫支出金1200万、一般財源450万、地方債1350万)
平成20年、整備工事、事業費8980万円 (国庫支出金3592万、一般財源1348万、地方債4040万)
他にソフト事業費に、平成20年より4380万円ほど使う予定(県支出金1325万、一般財源3060万)
※これだけ投資しておきながら、「ばんざい」では困るわけで、我々はじめ皆様の監視が必要であることは言うまでもありません。

経済建設委員会、継続審議再開

2007-09-18 20:05:03 | Weblog
本日、経済建設委員会が再開され、継続審議になっておりました、「津島観光交流センター」(仮称)の継続費として補正予算の賛否が問われることとなりました。結果、賛成多数により(賛成4名、反対2名)、了承されました。
今後、委員長始め、賛成された委員の責任は極めて重いと申し上げます。
これまでの経緯につきましては、過去の私のブログをご覧になっていただければお分かりかと存じますが、あらゆる点を考慮し、どんなに割り引いても賛成しかねるところであります。後々、禍根を残すのみであります。
ちなみに、反対されました議員の一人が、私と同じ会派の先輩であります。
新人議員は賛成されましたが、どこまで理解されて見えるか、お尋ねしたい。
まさに、泥沼・あり地獄にはまった様相を呈する、津島市の現況であります。

観光交流センター整備事業(仮称)について

2007-09-15 19:20:50 | Weblog
今、こんなことをやっている場合か、何を考えて、どうしようと言うのか?
「観光交流センター」(仮称)なるものを設けて、津島の観光の目玉に据えようなんてチャチな計画、断固反対をいたします。「観光」を決して否定するものではありませんが、余りにもお粗末な計画、先を考えないようでは、うまくいくはずもなく、市民の同意を得られるなんてとても考えられません。運営主体が個人なら反対しません。又個人ならこんなばかげたことはしないでしょう。
これまでに使った、再生整備設計業務委託、調査委託、登記手数料は1000万円近くに上ります。それでもここでやめてください。むしろ今ある「観光センター」の維持管理はどうなっているの、教えてほしい。今後これをふくめてどうするか、もっと他にやらなければならないことがあるのではありませんか?

1億2000万、どぶに捨てる

2007-09-06 20:33:24 | Weblog
旧津島信用金庫跡、再利活用、― これ以上、市の財税を逼迫させないで下さい。
たとえ街づくりに対して交付金・補助金を受けようが、とても呑める話ではありません。市長は同じ仲間のたまり場をこさえ、あわよくば観光資源の目玉に据えようと懸命にがんばって見えるが、先の見えた話で、何で市民の理解が得られると思うのですか。(1)ランニングコストの問題、(2)どれだけのインパクトがあって、市全体の波及効果がどれほどのものか、費用効果の問題 (3)入館料をいただいて「この観光で儲けよう」などという、けちな考えも捨てなさい。(4)運営主体が誰で(NPO)、どんな目的があって、どうするのだ、という考えが伝わってこない、責任は誰が取るのですか?
「津島」の経済を活性化させ、波及効果を得られるのは、夢物語であります。
警告いたします!「観光資源」の名の下に、1億2000万円をどぶに捨てるようなものです。もっと他に使い道があるはずです。これを福祉にまわせば、市民はどんなにか喜ぶことでしょうか。一部の仲間が楽しむために使ったとすれば、問題であり、この先私たちは監視していかねばなりません。