西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

悪徳医、誕生秘話

2007-10-29 19:38:42 | Weblog
 現在の開業医と勤務医との給料比較が新聞に出ておりました。
医業に関する収入から費用を差し引いた収支差である「医業収支」を収入と見なし、調査した結果、公立病院で働く勤務医、1427万円、院長で1960万円、それと比較して開業医は2532万円、要するに、開業医のほうが相当恵まれている、ということであります。
再診料の診療報酬は公立病院の570円に対し、開業医は710円。
高血圧や糖尿病などの健康管理指導で受け取る特定疾患療養管理料は大病院はないが、開業医は2250円となっております。
こうしたことから、政府は開業医の初診・再診料の引き下げを検討しているそうな。しかしながら、この比較には少々無理があります。開業時の借金返済、設備投資の積み立て等、かなりのリスクを開業医は負っていること、医業のほかに経営まで責任を負っていること。このことから日本医師会の反発も予想されます。
医者も人の子、そう簡単には生活水準を落とすわけにはいかない。
今までかけてきた費用はどうやって捻出するの?
悪徳医がはびこると結局は市民に跳ね返ることになりませんか?危惧します。

「災い転じて福と成す」

2007-10-27 17:55:01 | Weblog
市会議員の役割と議会の役割の一つに、皆さんと津島市政をどうつなげ、どう還元するか、私の最重要なテーマであります。具体的には、皆さんのニーズを吸い上げ、実現できるように職務に専念し、活動するわけでありますが、適正な活動であれば、問題は起こらないのでありますが、ここに不当・違法な圧力が加わると、犯罪行為としての事件が生まれるわけであります。
今回の職員の不祥事に関しても、内々で事を済ませては、市長のリーダーシップと職員の倫理規範(職員組合のあり方も含め)が問われ、市民は納得しません。
かえって問題を大きくし、責任の明確化を求める声が、危機感を増幅し、とんでもない結果になると懸念します。要するに「やるべきことはやり、やっていけないことはやらない」という簡単なことであり、「怖いもん勝ち、やったもん勝ち」という不当・違法な圧力は絶対に回避しなければなりません。
その抑制、排除のために、どうすればよいか、
全国都市監査委員会より学びました。

全国都市監査委員会、事務研修会(於、神戸)

2007-10-25 19:36:39 | Weblog
 民間企業であれ、役所であれ、経営者の立場から眺めた場合、先ず構想を練って、いかに人を動かすかを考え(マネジメント)、政策決定し、執行する。
監査とは単純に言えば、その構想が正しいかどうか、そして正しく運営されるかどうか見極め、戦略を練る。
最悪は、間違ったことを、上手くする、正しく見せること。このことは、監査にとっても、本当に怖いことであります。
しかしながら監査により、意見は言えても、判断・決定を下すことはできない。
品質の良し悪しを見定め、「価値」を高める工夫をする。
そうした戦略を練ることが監査の冥利である。
教えられました、本日の全国都市監査委員会事務研修会の講演、一コマ、であります。

職員組合の在り方

2007-10-24 20:17:44 | Weblog
「公務員、職員組合の活動」を問われた時、最優先で応えるべきものは、職員の待遇改善であり、その福祉向上を目指すものでなければならない。しかるに、今回の事件は、一人の組合員(書記長という重責にある)のために、市の職員、皆が迷惑を被る、ひいては津島市民をも裏切る結果となりました。「刑事事件行為はもってのほか、職務中であったか否か、職務規定の義務違反行為であったか、」今回の職員の不祥事にかかる状況説明が本日、代表者会議にて取り扱われました。今時、議員の行政視察においても、目的を逸脱した観光旅行まがいの行為が問題にされてきました。同様に、職務免除の規定や協定の見直し等、組合の在り方を問う根本的な問題にまでさかのぼって、解決しなければなりません。なぜ今まで、過保護状態でほったらかしておったのか?
「国の指針に従って」といった、ぬるま湯的な体質が、まさに中央依存の責任転嫁型・前例踏襲型の地方政治を生んだ原因であると考えております。
今後、職員の審議機関において、究明され、懲罰が検討されることになると思いますが、「圧力がかかった」とか「身内びいき」の甘い結論を出すことによって、改めて市民の批判を浴びぬよう、注意していただきたい。市民に対してどうけじめをつけるか、市長に申し上げたところであります。

許しがたい、職員の体質

2007-10-23 18:58:07 | Weblog
「またか」、「情けない」、怒りを通り越して呆れています。明日10月24日は各派代表者会議が開催され、協議事項として「津島市職員の不祥事にかかる状況説明について」、理事者側より提示されました。
今回の不祥事は、
(1)、恐喝未遂容疑で現行犯逮捕という刑事事件行為
(2)、勤務中であったか、という職務専念義務違反行為
(3)、毎回問題視される職員組合そのものあり方が問われる行為
でありまして、これらを庁内全体の問題として根本的に見直し、洗いざらい膿みを出し切らないことには解決しません。もっとやらなければならない課題が山積している時に、職員は「公僕」として、何を考え、どうするのか?聞かせてほしい。こつこつ正直に税金を納めている、われら市民に対して、どうけじめをつけるのか。はらわたが煮えくり返るようであります。

平成19年12月議会、一般質問予定日の案内

2007-10-21 11:55:02 | Weblog
12月定例会の個人一般質問の予定が入りました。
12月10日(月)、11日(火)の2日間、当日9時より、市役所5階にて、通告書に基づき、議員が質問いたします。
市政に関心をお持ちの方は、是非、議会へ傍聴に来ていただき、できましたら、即コメントを頂けましたら、このブログでも報告をさせていただきます。(ちなみに、議員控室におりますので、尋ねてください。常連さんも見えております。)

津島再生研の意義

2007-10-19 17:59:19 | Weblog
先ずはともあれ、「知っていただく」。仲間・友もできれば、グループもできる。次に、「問題を提起」し、共有し、そこから「問題を分析・理解する」、これを繰り返しながらまた新たな問題を発掘する。そこに思い込みや偏見を改め、「自分を変革」し、尺度(ものの見方)も変えてみる。新しい自分と遭遇できれば、大成功。しかしそれに留まらず、「現実生活の中で、具体的に行動」できなければ、絵に描いたもちになってしまう。たえず緊張感を持って問題意識の共有と行動をするところに、この会の命運がかかっているのです。
お気づきの点がございましたら、連絡ください。

<ふるさと津島>再生研

2007-10-18 19:50:20 | Weblog
 「ふるさと津島」を取り巻く内外の環境、日本内外を取り巻く政治情勢の変化により、近年、ますます皆様の声が市政に反映しにくくなってきております。 
「<ふるさと津島>再生研」をこの度、私の相談役でもあります岩田浩旨様よりのご指導・ご助言により、立ち上げました。広く皆様方の意見を取り入れ、私の政治活動の原点であります、「津島市の復権・再生」と「心の通う」市政の実現に向けて、会員の研修及び交流・親睦のため、適宜報告会・勉強会・見学会・行事等を実施いたします。このブログをご覧になられた方も是非ご参加されまして、上記<目的>に賛同されましたら、ご連絡をください。規約・予定表、活動内容をお知らせいたします。なお、個人情報保護の観点から、役員、メンバー名につきましては、
公表を避けますので、悪しからずご了承ください。
ご意見、お待ちしております。

医療のあり方、パートⅡ

2007-10-16 18:25:15 | Weblog
 今の市民病院からすると、一方的に医師を責めるのもかわいそうな気もする。
「重症患者優先で、風邪ごときでは来るな」「よその病院を紹介するので、そちらへ」、因みに紹介料(文書料)ということで250点=2500円かかり、その内患者負担は3割負担の750円です。重症患者ゆえに、事が起きると訴訟沙汰に。
訴状の多さと過重な労働、大学医局の意向もあり、医師不足はどこの自治体病院でも共通の問題でもあります。報酬も低いとなると、そんな報われない、やる気のおこらないところでは、患者に跳ね返っても不思議じゃありません。
今の医療体制のあり方を見直すなら、医師の確保のためのやりがいのある「働く環境」、基本的な待遇策をきちんと打ち出さないことには解決しないと考えます。

 企業誘致問題にしたって同じ。いつまでたっても抜本的な優遇策でもない限り、相手もメリットのない地域には出てきません。何も無しに待ってるだけでは、糸口さえも見えてきません。

借金をこさえるにも、限度というものが!

2007-10-15 18:25:44 | Weblog
安全安心、健全財政を目指す「津島市」であるなら、粛々とアクションプランを進めるなら、<緊急性のない「津島信金」跡の再利活用>などもっての外。
今後、ランニングコストにかかる費用をどこから捻出するというのか、この資金が少しでもあるなら、生活基盤整備や福祉にまわす事のほうが、住民サービスにつながり、硬直化した財政に幅を持たすことになるのではないか?
津島市民一人(高齢者から生まれたばかりの新生児も含めて)、アバウト60万円以上の地方債残高(起債残高)を抱えている現状。これらの借金はどの道、返していかなければなりません。市民病院もこのままいけば最悪の財政状況から脱することは絶望的であり、皆さんの負担分(借金)がますます増え、税金と言う名で取り立てに参ることであります。---一揆ものですよ!