Ⅱ、地域経済の活性化対策の件
1、企業誘致対策の現状と今後の対応について
今、世界の経済は恐慌に近い様相を呈し、今後、この地域の実体経済にも少なからず影響が出てくることは避けられません。
「風が止んだら、桶屋も吹っ飛ぶ」時代になったのであります。
余程、津島に来るメリットがない限り、こういった縮んだ状況の中で、「津島へ企業を誘致せよ」と云っても、掛け声だけで実を結ぶことは難しいのではないでしょうか。
このことは、トヨタの関連会社に代表されるように、今までの成長経済の下で行ってきた施策を根本から見直し、画一的な行政では通用しない、もっときめの細かい行政の対応が求められる時代になったということではないでしょうか。
自治体の企業誘致は、地域経済の再生のためには不可欠であり、少なくなったお客様をめぐり、全国で誘致競争が激化しているわけであります。
ですから企業誘致はそう簡単ではありません。
「待ち」の姿勢では全く通用しません。こちらから出向き、働きかける、セールスマンシップを持たない限り、企業は振り向いてくれません。
そして自分の地域に興味・関心を持って貰う、地元の話題を提供し、粘り強く交渉する。庁内にも企業誘致のプロジェクトチームがあるのですから、人脈のネットワークを構築し、独自の産業政策で企業誘致戦略を検討してください。見解を求めます。
企業誘致の最大の目的は、税収の増加、雇用の拡大、関連施設・産業の集積による活性化を図る等であります。
10年前後で、税収で回収できるなら、補助金を出すのは難しいにしても、数年間、固定資産税を減免するとか、不要不急の予算を企業誘致のために配分するとか、市をあげて企業誘致を可能にする方策を考えていただきたい。
企業を口説き落とす切り札をセールストークで備えていませんと、津島市に来るメリットを説明できなければ、結果は努力しても、また熱意だけでは何時までたっても報われないと思います。
前の議会でも質問させていただきましたけど、その後、景気とか、だいぶ状況も変わってきておりますが、優遇策を再度検討されるつもりはありませんか。
最後になりますけど、「市民病院で相当の赤字を計上している蒲郡市では、近年競艇の場外売り場での売上貢献により、その増収分を一気に病院の赤字補てん分に廻すことができる」ということですので、津島市も職員を「単なる御用聞き」に終わらせないためにも、一層の企業の支援体制を強化していただきたい。
1、企業誘致対策の現状と今後の対応について
今、世界の経済は恐慌に近い様相を呈し、今後、この地域の実体経済にも少なからず影響が出てくることは避けられません。
「風が止んだら、桶屋も吹っ飛ぶ」時代になったのであります。
余程、津島に来るメリットがない限り、こういった縮んだ状況の中で、「津島へ企業を誘致せよ」と云っても、掛け声だけで実を結ぶことは難しいのではないでしょうか。
このことは、トヨタの関連会社に代表されるように、今までの成長経済の下で行ってきた施策を根本から見直し、画一的な行政では通用しない、もっときめの細かい行政の対応が求められる時代になったということではないでしょうか。
自治体の企業誘致は、地域経済の再生のためには不可欠であり、少なくなったお客様をめぐり、全国で誘致競争が激化しているわけであります。
ですから企業誘致はそう簡単ではありません。
「待ち」の姿勢では全く通用しません。こちらから出向き、働きかける、セールスマンシップを持たない限り、企業は振り向いてくれません。
そして自分の地域に興味・関心を持って貰う、地元の話題を提供し、粘り強く交渉する。庁内にも企業誘致のプロジェクトチームがあるのですから、人脈のネットワークを構築し、独自の産業政策で企業誘致戦略を検討してください。見解を求めます。
企業誘致の最大の目的は、税収の増加、雇用の拡大、関連施設・産業の集積による活性化を図る等であります。
10年前後で、税収で回収できるなら、補助金を出すのは難しいにしても、数年間、固定資産税を減免するとか、不要不急の予算を企業誘致のために配分するとか、市をあげて企業誘致を可能にする方策を考えていただきたい。
企業を口説き落とす切り札をセールストークで備えていませんと、津島市に来るメリットを説明できなければ、結果は努力しても、また熱意だけでは何時までたっても報われないと思います。
前の議会でも質問させていただきましたけど、その後、景気とか、だいぶ状況も変わってきておりますが、優遇策を再度検討されるつもりはありませんか。
最後になりますけど、「市民病院で相当の赤字を計上している蒲郡市では、近年競艇の場外売り場での売上貢献により、その増収分を一気に病院の赤字補てん分に廻すことができる」ということですので、津島市も職員を「単なる御用聞き」に終わらせないためにも、一層の企業の支援体制を強化していただきたい。