西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

地域経済の活性化対策

2008-12-17 21:35:15 | Weblog
Ⅱ、地域経済の活性化対策の件
1、企業誘致対策の現状と今後の対応について
今、世界の経済は恐慌に近い様相を呈し、今後、この地域の実体経済にも少なからず影響が出てくることは避けられません。
「風が止んだら、桶屋も吹っ飛ぶ」時代になったのであります。
余程、津島に来るメリットがない限り、こういった縮んだ状況の中で、「津島へ企業を誘致せよ」と云っても、掛け声だけで実を結ぶことは難しいのではないでしょうか。
このことは、トヨタの関連会社に代表されるように、今までの成長経済の下で行ってきた施策を根本から見直し、画一的な行政では通用しない、もっときめの細かい行政の対応が求められる時代になったということではないでしょうか。
自治体の企業誘致は、地域経済の再生のためには不可欠であり、少なくなったお客様をめぐり、全国で誘致競争が激化しているわけであります。
ですから企業誘致はそう簡単ではありません。
「待ち」の姿勢では全く通用しません。こちらから出向き、働きかける、セールスマンシップを持たない限り、企業は振り向いてくれません。
そして自分の地域に興味・関心を持って貰う、地元の話題を提供し、粘り強く交渉する。庁内にも企業誘致のプロジェクトチームがあるのですから、人脈のネットワークを構築し、独自の産業政策で企業誘致戦略を検討してください。見解を求めます。

企業誘致の最大の目的は、税収の増加、雇用の拡大、関連施設・産業の集積による活性化を図る等であります。
10年前後で、税収で回収できるなら、補助金を出すのは難しいにしても、数年間、固定資産税を減免するとか、不要不急の予算を企業誘致のために配分するとか、市をあげて企業誘致を可能にする方策を考えていただきたい。
企業を口説き落とす切り札をセールストークで備えていませんと、津島市に来るメリットを説明できなければ、結果は努力しても、また熱意だけでは何時までたっても報われないと思います。
前の議会でも質問させていただきましたけど、その後、景気とか、だいぶ状況も変わってきておりますが、優遇策を再度検討されるつもりはありませんか。

最後になりますけど、「市民病院で相当の赤字を計上している蒲郡市では、近年競艇の場外売り場での売上貢献により、その増収分を一気に病院の赤字補てん分に廻すことができる」ということですので、津島市も職員を「単なる御用聞き」に終わらせないためにも、一層の企業の支援体制を強化していただきたい。


観光振興のためのネットワーク作り

2008-12-16 09:45:09 | Weblog
2、観光振興のネットワークづくりについて
見知らぬ土地へ、下調べもせずに旅行に来たら、先ず、観光案内所の窓口へ来て、マップを求め、これからの予定や時間を図りながら、名所旧跡等を探し「市内を効率よく廻る」手だてを見つけるとか、時にはその土地の人に触れながら、新しい出会いや発見を楽しみつつ、豊かな時を過ごすことと思います。
それでは、津島のどこへ行けば、観光の拠点としてあるべき案内所がありますか。
名鉄津島駅ですか。津島神社ですか。それとも役所や観光協会の不手際で、こういった案内所は置いてないのでしょうか。
「津島らしさ」を強調できる観光交流の舞台づくりには、「観光協会」の果たす役割が非常に重要に思えるのですが、行政はどれだけの協力・支援を行ってきたのか、名ばかりの「観光協会」では、位置づけも非常に曖昧で「観光センター」等を積極的に展開するにも、市が本気でテコ入れをして、財政的・人的障害を取り除かない限り、津島を「観光」で売り出すことは至難の技であります。

要は、「観光行政の取り組み」としてどうしても必要なものは、核となる拠点の確保と「観光振興のための人とネットワークづくり」であると考えるわけであります。
テーマパークに関わる交通・土産・飲食・(宿泊)等、関連する各分野の関係者の情報交換や実施のための連携の可能性を検討する場も必要で、そしてここに行政や「観光協会」・「商工会」が加わり、これらを中心に役割分担やきめの細かいPR委員会を行い、議論から実践へと発展させる、もう1歩踏み込んで市民を巻き込んだ事業展開を期待するわけであります。
この「ネットワークづくり」に関して、どのように考えて見えるか、見解を求めます。

市民もせっかく「何かやってくれそうな、期待の持てる」市長を選んだわけですから、先程の「祭り」ではないですけど、市長もここに住む地域の市民のパワーを引き出す方策を考えてください。


津島市の観光行政を取り巻く課題

2008-12-10 21:53:53 | Weblog
1、観光資源・観光施設等の現状について
先ず、最近数年間の観光客の年間入り込み数で、概算で結構ですので、その推移を教えてください。年々、増えているとすれば、どういった物・事が観光客増に結びつき、また貢献しているか、把握して見えるか教えてください。
こういった観光資源の状況、観光施設等のリストを作成する上で、課題となっているものがあれば何でしょうか。
文化とか歴史的遺産は減ることはなく、蓄積されるのであって、要は観光として売り出すなら、その核となる観光資源を活用し、回遊性の向上の問題とか面的な広がりを工夫すべきで、リピーターを作ることが右肩上がりの実績に結び付く、大事なことではないか、と考えております。
 
そこで市の観光行政の取り組みとその課題についておききいたします。
一口に「観光」と云っても、日帰りの立ち寄るだけの観光なのか、行楽・レクリエーションなのか、運動・健康を兼ねたウオーキングなのか、その目的・性格に合った整備が今後求められることになると予想されます。
また、「特産物・土産物」も開発して、ブランド商品にして提供できるまで、拠点をどこに置き、どう事業展開していくのか。
当然、「町おこし」の地域づくりとしての目標を明確にし、ニーズに十分応えるだけの調査研究もして、中途半端に終わらぬよう、その対価・採算が合うのか、推進していく上でクリアーしていかねばならない課題が山積しております。
そこに行政や観光協会がどのように関わっていき、協力・支援されるのかお聞きいたします。
もう1点、この度、いちい信金の後に設けられる「国際交流センター」とは別に、従来からある、「尾張津島観光センター」の役割と今後そこをどうされるつもりかを教えてください。民間に貸し出す等、有効利用・再活用の方法をどのように考えて見えるか、教えてください。

12月定例会、一般質問(8日、9日)

2008-12-08 20:54:44 | Weblog
 今回は地域振興、「まちづくり」の視点から2つの事柄につき、質問をさせていただきます。
街を愛する人は、皆、祭りが好きで大切にしています。
この祭りこそが魂のこもった、「活力ある生きたまちづくり」であり、逆の言い方をすれば、「まちづくり」にはどうしても「祭り」は必要であり、この非日常性・不合理・幻想の世界こそが、そこに住む市民のパワーの源であり、まちづくりの求心力であると理解しております。行政のルールや法律・マニュアルで通用するものではありません。ハートでものを言い、理屈抜きで、エネルギィシュに燃える。
 この度、お亡くなりになられた先輩の津田秀吉議員は、お祭りを愛し、郷土をこよなく愛した非常にパワーを持った芯のある方でありました。
心より、故人のご冥福をお祈り申し上げますと共に、この祭りを継承していく「人づくり」=「まちづくり」も残されたもの、我々の使命ではないでしょうか。
 先日、日本全国各地の祭りのポスターの寄付もいただきました。
これも伝統的な「祭り」を見直すいい機会かもしれません。

痛みをこらえて

2008-12-01 18:55:36 | Weblog
またやってしまいました。ぎっくり腰。
椅子に腰かけることもままならず、「市政報告、秋季版」も配ることさえ、滞る有様。私にとって、魔の11月であります。
そういう時に限って、用事の多いこと。腰の抜けた爺さんの歩き方はなんとも忍びがたく、不細工な姿は自分でさえ、情けなく思えてきます。

そうはいっても12月からは定例会が始まります。
皆さんの叱咤激励を背に、馬力をかけて頑張っていきたいと思います。