西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

春うらら

2010-02-28 11:48:53 | Weblog
穏やかな春、うららな陽気に誘われて6人目の孫の「お宮参り」を済ませてきました。
「友引き」と云うこともあって、多くの人でにぎわっておりましたが、この安らかな、平和な時が永く続くことを祈って神社へ参拝してきた次第。
6人の「子ども手当」の総額もバカにならず、子どもの成長ために有効に使えるものなら
反対はしません。

生活保護に関する件

2010-02-26 21:39:35 | Weblog
生活保護に関する件
Ⅰ、津島市における生活保護受給の実態について
長引く景気低迷と雇用不安によって、当市もご多分にもれず、生活保護受給者・世帯が急増し、その対応にも苦慮されてみえることと推察いたしますが、先ず、当市におけるここ数年の受給者・世帯の数と伸び率、また国・県のレベルと比較するとどうなのか、お示しください。そしてこれは、世帯を単位として適用しますので、世帯全体の収入の合計で、最低生活を下回る場合に、足りない部分について「保護費」として補足すると云うものでありますから、生活保護受給者世帯の構成・区分状況もお示しください。
今日、生活保護の相談や申請に訪れる人も増えていると思いますが、実際、面接されて、決定し、支給されるまでの期間はどれほどかかりますか。
「国の責任でもって、生活保護法に基づき、経済的に困窮する国民に対して平等に、生活保護費を支給するなどして、最低限の生活を保障する制度」が生活保護制度であります。
「働きたくとも、働けない。また働くつもりはあるが、働く場所がない人」、いわゆる充分な収入がなく本当に必要で生活保護を受けている人たちが、ごく一部に不適切な受給、「働ける状況にありながら働くつもりがない」と指摘される人がおるだけで社会から恨まれる現実があります。
「働く」と云っても、人出来ることはそれぞれ違います。だから、行政とすれば「できるだけのことをすべてやった上で、相談・申請に来ているか」を確認することから始めなければなりません。
そこで先ず、どう云った時に適用されるのか、「持っている資産は処分していただき、働ける人には働いてもらい、支援していただける身内がおればその人にもお願いし、年金・介護保険・児童手当・失業保険等の施策を利用してでも生活が成り立たない」、いわゆる緊急避難的な性格の強いセーフティネットであるべきものが「生活保護」と理解しておるわけであります。
支給後の生活指導をはじめ追跡調査等は、きちんと精査されているのか、当局の見解を求めるものであります。

Ⅱ、生活保護世帯の増加に伴う課題について
今、「貧困ビジネス」と云う社会現象が話題となっております。
ホームレスの方は路上や車の中で生活をしており、住所不定であるため、生活保護の対象にならない訳であります。アパートを借りることもできず、病気で入院するわけにもいかず、「無料低額宿泊所」・「ネットカフェ」といった「保証人ビジネス」が横行。行政も民間に任せ、指導はするが責任はとれない。その盲点を巧みに突いて、経済的貧困層をターゲットにして、(社会的弱者を利用した)「貧困ビジネス」が「とてもおいしいビジネス」としてまかり通る世の中であります。
先ごろ、生活保護申請の相談にみえた方は40歳を過ぎたころ、今丁度働き盛りの
壮年であります。一見すると健康そうではあります。
大型・フォークリフトの免許を持ち、1年前までは市場で働いていました。
ところが「明らかに精神的におかしい、うつ病ではないか。」と指摘され、会社も解雇され、病院の受診結果、医師が「現在の症状では働くことが出来ない」と診断した場合、働ける能力が問われるわけです。判定は微妙な問題となりますが、結果的に自己破産をして援助を頼れるところがないということで適用を認められた訳であります。
こう云った一つ一つ、受給手続きや調査、相談、訪問による自立支援などきめの細かい支援も十分にやれるのか、今後の職員の負担増が心配になります。
そこで市ではケースワーカー(職員)1人当たりが受け持つ生活保護受給世帯数の件数はいか程ですか。国基準では80世帯と言われておりますが、それと比べるとどうでしょうか。以上のように、ケースワーカーの実務は、大変な状態であると認識しており、今後負担軽減策が急務となりそうですが、どう対処されようとして見えるのか、お聞きいたします。
 
受給者のその実態を調べていくと生活保護制度の抱える問題点が浮き彫りになってきています。すなわち高齢者が大半で、それはその老人が亡くなるまで続くという現実とセーフティネットと云うより生活保護は形を変えた年金であり、生活保障システムであります。失礼な言い方かもしれませんが、「老人が年金と介護保険同様、大部分を食ってしまう。現役世代が今後、負担不可能」と云われ、それが生活保護制度の最大の課題であるのかもしれません。この制度自体を見直す時期が近い将来訪れることは間違いありません。

携帯電話の規制

2010-02-25 20:26:43 | Weblog
携帯電話のない一昔、だいぶ前の時代のことのように思えてなりません。
今思えば、不便であったろうに。すれ違いの生活、人生。
逆に偶然の出来事が減って、感動的なドラマも無くなって行く寂しさ。
大人は頻繁に使って、「子どもには持たせるな」、そしていきなり進化した情報社会に投げ込まれた時、それは脅威の道具となって現れる。
「携帯の持ち込み禁止、所持規制」をする前に、なぜ教育の現場でメリット・デメリットを教えないのか。皆さんは携帯の便利さは認めつつ、「バカとはさみは使いよう」と云われるように薬づけのような依存症、「携帯電話は使う道具であって、携帯電話にふり回される
人生になるな」と敢えて言いたいのです。
ア、また携帯が私を呼んでいる!

3月定例会、質問原案、Ⅱ

2010-02-24 19:32:34 | Weblog
Ⅲ、今回の診療報酬改定が市民病院に与える影響について
市長が関わって見える厚労省の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)では今回、診療報酬改定に、再診療の統一や医療費明細者の無料発行の義務化等が決まりました。
同じ医療を受けるのに診療所710円、200床未満の病院600円と差があった再診療が690円に初めて統一された訳であります。
診療所の開業医にとっては全体で200億円の減収になるため反対されてみえましたが、最終的には容認され、10年ぶりのプラス改定となる、0.19%の引き上げとなりました。
引き上げ財源となる5700億円のうち、4000億円を建て直しが必要とされる発症間もない「急性期」の入院医療の充てる方針で、診療報酬の配分を見直し病院勤務医対策にも手厚く配分するということであります。
今回の診療報酬改定が市民病院にとってはどれ程のプラスになるかは未知数でありますが、影響はどれだけの波及効果が見込めるのか、見解を求めます。
しかしながら、今回の改定だけでは、すぐさま病院経営の立て直しを図ることも患者の負担が軽減することも難しいわけであります。むしろ、病院勤務医の待遇改善や負担軽減に繋がる反面、難易度の高い手術を30%~50%引き上げることによって、該当する患者にとっては負担が増える結果となり、市民サービスの低下を招く恐れもあります。この辺のところをどのように捉えて見えるか、お聞きいたします。

また今回、「医療費の内容がわかる領収書の発行の義務付け」を打ち出しておりますが、現在、市民病院では発行されてみえると思いますが、全医療機関へ義務づけする意義はどういったことに繋がるのか、見解を求めるものであります。


打ち上げ花火推進協議会

2010-02-23 15:06:47 | Weblog
天王祭りの打ち上げ花火について、本年もこの事業に向けて協議会が開かれました。
昨年度並みの規模でやっていくことなどが了承されました。
地域の方をはじめ祭りに訪れた方に喜んでいただくよう、限られた財源の中で有効に実施されることを唯一の楽しみと期待しております。
とりわけ、地元の方へ迷惑のかからぬよう配慮をすること。当日の天気も気になるが、安全対策には万全を期すことなどが再確認されました。

一般的には「ほとんど見えない」「警備員を増やしてほしい」等の問題点も指摘され、また「打ち上げ場所の候補地の代替案があれば考えてみる」という行政当局の返事もありました。
地域住民、学校関係者・生徒・市の職員等のボランティアの清掃活動もしていただきました。ぎすぎすした世の中、今こそ、各方面の方の協力により「天王まつり」を盛り上げ、美しく楽しい伝統文化を守っていくことが、我々の務めであります。

3月定例会、質問原案

2010-02-22 17:44:41 | Weblog
市民病院経営に関する件(平成22年3月、定例会代表質問)、予定

津島市は自治体の基本的な責務であります地域住民の安心・安全の確保、医療福祉の包括的サービスの中心として、市民病院を設置・運営をしている訳であります。
津島市民のみならず周辺住民の医療の確保にも貢献し、今に至るまで様々な経営環境の悪化の中でも市民病院に対しては負担金等を優先的に確保してまいりました。
それゆえ今後、急速な高齢化が進む中で市民病院に期待される役割もますます重要になってくると思われます。

本年1月16日付の中日新聞には「愛知の病院」という特集記事の中で津島市民病院が取り上げられ、掲載されましたことはご存知の方も多いかと思います。
それに依りますと、「全国的に勤務医不足が深刻な折、常勤医が大幅に増員され地域連携や病院改革の試みを着実に積み重ねた結果、業績がV字回復をした」と云うものです。
非常に喜ばしい報道でありますとともに、市長を筆頭に病院関係者の努力が報われた結果であり、賞賛すべきものであります。
夜間救急外来の再開、人工透析センターの再開、急性期患者の診療態勢の整い、海部・津島の医師会をはじめとする地域の医療機関との連携も活発化、市民病院常勤医の負担軽減につながり、質の高い医療を目指すことが出来るという事です。
また、回復期リハビリ病棟47床、末期がん患者のための緩和ケア18床とも高い評価を得ており、特に2004年に5億6千万かけて整備されました「サイバーナイフ」は高精度な放射線治療システムとして脚光を浴びているところであります。

現在、公立病院ガイドラインに基づき、「津島市民病院経営改革行動計画」に代えて、平成21年度~25年度の期間を設定し「市民病院改革プラン」を策定して、市民病院の地域医療における果たすべき役割を明らかにし、具体的な数値目標と必要な取り組み事項を掲げ、安定的な地域医療の推進を目指しているところであります。
市民病院の経営環境が好転し、負担金が減少すれば当然、市全体の財政も健全化するわけで、この「市民病院の成功こそが今後の市全体の発展を築く」と云っても過言ではありません。
そこで先ず、「一般会計による負担金および補助金の考え方について」当局の見解を求めます。
地方公営企業法では総務省の定めた繰り出し基準に基づき、一般会計からの負担金等によって賄うことを認めており、現在、適正額を精査して見えることと理解しておりますが、「病院経営の効率化」の経営目標として平成25年度までに経常黒字化を実現することが本当に可能なのか、只今の進捗状況を踏まえ、このハードルの設定が高いのか低いのか、と同時に高度な、かつ救急な医療体制を提供し続けることが期待できるのか、見解をお聞かせ下さい。

次に、目標達成のための様々な取り組みの中で、医療提供体制の整備として「医師の確保・定着化」がありますが、現在、市民病院では内科医の内「神経内科医」と「血液内科医」が不在であり休診されております。
また、昨年4月からは「麻酔科医師」も不在となっております。
麻酔科医の不在は患者の待ち期間が延びたり、代わりに外科医が担当することは過酷な勤務につながり、急性期医療の病院にとっては高度な手術が増え、医療事故にも繋がることになります。また、手術件数の減少により経営の効率化にとってもマイナスになります。
こういった一連の担当医師不足対策に当局はどのように考えて見えるのか、見解を求めます。

3番目に、病院の医業収入の確保(収入増加策)には病床利用率や平均在院日数の向上を図る等、さまざまな工夫もなされて見えますが、投下資本の大きかったサイバーナイフの稼働率向上のためにどういったことがなされて見えるのか、お聞かせ下さい。


但し書き:これは現在のたたき台でありまして、当日の質問内容とは異なる場合もありますし、もちろん、追加・削除・変更も多分にあります。悪しからずご了承ください。


地域医療再生

2010-02-21 17:19:08 | Weblog
医療崩壊は地域崩壊である。
地域医療再生にはミッションの明確化が必要であり、点でなく面で支えるネットワークの構築が望まれる。(地域医療情報連携システム)
救急医療・在宅医療の支援事業を有効にするためにも医療機関同士の情報の共有化は必要であり、今後の課題でもある。
本日の市民病院で開かれました「地域医療づくり」の講演の一部分であります。

ちなみに私見ではありますが、地域医療の再生には複合的に「介護や保健」とのかかわり方も重要で、高齢化する社会において安心・安全を優先して医療の確保に努めていただくことも付け加えていただきたくお願い申し上げる次第。
それが協働で取り組むことが出来れば申し分ありません。

景気回復

2010-02-20 20:26:10 | Weblog
皆さんにとっては、国の経済よりも自分の懐具合、生活の方が大事であり、「景気回復」を実感できぬうちは必要最小限のものしか買わないだろうし、政府の統計上の抽象的な中身は意味がないことであります。
景気回復に消費を刺激する力もなければ、また雇用不安や所得の減少と云った環境が改善されない限り、本格的な回復はあり得ないのであります。

景気を回復させるために、皆さんがあくせく働くのではなく、皆さんの生活を守るために
経済成長や景気回復があり、豊かな社会・安心できる社会のために経済があることを為政者は肝に銘じていただきたいと思いますが。
実感の伴わない景気回復では意味がないと解釈しても結構です。


3月定例会の予定

2010-02-19 12:24:36 | Weblog
2月25日(木):本会議
         市長議案大綱説明・施政方針説明、質疑、討論、採決
         議案一括上程(第46号議案まで)、各部長議案説明、質疑

3月4日(木):一般質問(代表質問より)


  5日(金):一般質問

  9日(火):厚生病院委員会
 11日(木):経済建設委員会
 12日(金):総務文教委員会
 25日(木):本会議
        議案の一括上程、委員長報告、質疑、討論、採決


今回は会期中に中学校(3月8日)、小学校(3月19日)の卒業式を挟んでおり、慌ただしい定例会になりそうです。
私の代表質問(予定)は、3月4日の4、5番目・午後からになりそうです。
是非、傍聴にお出かけください。

生活保護

2010-02-18 11:53:01 | Weblog
「年金暮らし」より「生活保護者」の方がよっぽど気楽。
生活保護者が理由をつけては、車を乗り回し、ペットの犬を2匹も飼って、夜には飲み歩く。現金を持ち歩き、働けるのに働かない。人の出入りもあり、生活保護を受けているのにもかかわらず、後ろめたさはみじんもない。我々はこんな人のために税金を納めているのかと思うと腹立たしい限り。最近はこんな苦情が多く寄せられております。

「市の生活保護者の実態と受給世帯の増大で対応しきれない行政の今後の対応」を3月議会の質問テーマに取り上げ、研究課題として勉強します。意見をお寄せください。