西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

景気刺激策

2008-10-31 09:20:07 | Weblog
何とも策のない、政治。お金をばらまき、えさを与えて太らせてから(肥りもしないと思うのですが、)後でガッポリ獲る算段。 
「誰だって、お金を頂けるのに嫌とは言わない。」しかし何も疑わずに、素直にそれを受け取る人が何人いるでしょうか。不安定なこの時期、貯蓄に回せば、景気刺激にはならない。国は何を元手に国民にそんな「景気のいいこと」をするのでしょうか?

 
 今この時期、大手N自動車会社で不景気を理由に「派遣社員の契約を打ち切り」だとか、「中小企業の連鎖的な倒産で失業」と云った深刻な状況を分かっているのでしょうか。
 日本ではバブルがはじけて以来、このかた、「景気が良くなった」と実感した人は何人おったのでしょうか。みんな血なまぐさいリストラを行い、正社員でなく、契約社員で賄ってきた、これぞ「まやかしの好景気」であったのではないでしょうか?
 要するに「ボタンひとつ」で儲かる「デイトレーダー」の時代は終わったのではないでしょうか。

潮目か奈落の底か?

2008-10-30 11:07:28 | Weblog
「もう駄目」、こんなつぶやく声が聞こえてきました。株式市場の生の声です。
証券会社に見える友人の売買手数料が上がらず、食っていけないという嘆きの声であります。逆に云えば、「もう下値ではないですか、」と云うどん底の声と理解できますが?
世界経済の秩序が保たれ、平和的な解決方法を探り、協調してこの難局に取り組めば、人間が愚かでない限り、(しかし、人間社会に警鐘を鳴らす天の声が聞こえる)夜明けが来ると信じたいものです。
これからは悲観することなく、むしろ喜んで下値を拾うくらいの度量があっても
(まだまだ紆余曲折はありますが)おかしくないのですが。---
後はグローバルな観点から、世界の実体経済にどれだけのものが出て来るか、想像をはるかに超えた悪夢のような反映された結果が出てくることは違いありません。

福井市、行政視察報告

2008-10-29 20:53:30 | Weblog
 昨日は福井市の福祉行政、特に地域福祉の現状と「計画」への期待を要覧に基づき、列記いたしました。
課題について、学んできたことも報告いたします。
1、活動拠点の実情
地域の場所で、確かに公民館は集まりやすいのですが、(公民館の有効利用)
特定の人の、特定の使い方に偏る傾向がある。これからはもっと活動の輪を広げ、人と人、或いはグループとグループが交流できる核となる拠点が必要になってきている。(津島市では、指定管理者制度により、管理運営が民間に委託されているため、有効に使われているか)

2、地域福祉活動をコーディネートできる人材の育成
これからの地域福祉の未来を考えると、「人と人とをつなぐ役割、顔の見える人間関係づくり」が大切であることを教えられました。
特に、地区社会福祉協議会(小学校単位=公民館単位)は充実しており、地区内の民生児童委員・自治会長・老人会・婦人会・保健衛生推進員・公民館職員等地域の各種団体が協力して活動を行っているのですが、地区社協の事務局を兼ねる<福祉委員=地域福祉コーディネイター>の存在が大きく、地域福祉の視点でその活躍は目を見張るものがあります。

3、自治会型デイホーム事業
46地区社協、51区域、443会場では、月4回を基本に、65歳以上の高齢者を対象に閉じこもり防止、寝たきりや認知症の予防を目的とした住民参加型の介護予防事業が定着していることは、素晴らしいことであります。
健康づくりの情報発信と介護予防の拠点として、津島市も参考にしてみてはどうかと思います。
(実績と効果)
市内442会場で2、873回開催、年間参加者数61、071名

利用者43,493名(実人数、8,142名)
65歳以上の人の参加率、13%
75歳以上の人の参加率、18%

*気分が良くなった、大変良い、73%
*外出の頻度が増えた、健康・体力維持88%
*友達が増えた、楽しい、63%
*災害時にも効果がある。

4、社会資源の最大限の活用
課題として、役員の兼任と高齢化の問題は避けて通れず、活動・行事・窓口の統一化と周知の方法を探り、いかに効率よくネットワークを築くことが大事であると聞かされました。
社会資源の情報提供の窓口を充実させる工夫も伺うことができました。


福井市の地域福祉課の方々には大変貴重な時間を割いていただき、厚く御礼いたします。それと共に我々の学んだ知識を持ち帰って検討し、地域に還元できるよう努力したいと思っております。



行政視察、福井市

2008-10-28 19:54:44 | Weblog
 「福井市地域福祉計画」についての研究(説明資料抜粋)
1、計画の概要(位置づけ)
福井市には第5次総合計画があり、この計画の中で全市民を対象に障害者基本計画、新オアシスプラン、あいらぶ子ども未来プラン、健康ふくい21、あじさい行動計画21、また社会福祉協議会には地域福祉活動計画があり、これらの計画を「地域」の視点でつなぐやくわりを果たす。それと共に、住民に身近な地域という視点から総合的に組み立てる計画であり、地域福祉を推進するにあたって基本となる計画と位置付けている。
2、計画策定の基本的な考え方
(目的)
福祉サービスを必要とする地域住民が地域社会を構成する一員として生活を営み、社会・経済・文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が与えられるように支援するもの。
(策定期間)
平成17年4月~19年3月
目標年度、平成23年度(第5次福井市総合計画に合わせる)
3、策定組織
「地域福祉計画」策定委員会、並びに「地域福祉計画」ワーキンググループ、
「地域福祉計画」庁内関係課検討会



*福井市では、「地域社会福祉計画」を策定するにあたり、地区座談会を頻繁に開催し、市民一人ひとりが地域のことを考え、地域のために何かしたいと、公民館を拠点に、夢の実現に向かって頑張ってみえます。
スライドを使っての説明には、分かり易く、地域の熱気がこちらまで伝わってきそうなそんな雰囲気でありました。
さまざまな試行錯誤、こういったステップを経て、地域の方の地道な努力の結果、
皆さんが互いに支えあい、安心して過ごすことのできる地域の実現に1歩近付いたことは、我々の羨望と共に、頭の下がる思いでありました。

環境保全委員

2008-10-24 13:44:42 | Weblog
先週末のごみゼロ運動、西尾張中央道のクリーン大作戦の成功に 気を良くして、
今度は「天王川公園の環境整備」に取り組もうと計画を練っております。皆様も是非、
健康維持と美化運動の一石二鳥の取り組み、ご支援ください。
どなたでも結構です。
奮ってご参加ください。
なお、具体的な日程はこれから決めることになると思いますので、お知らせいたします。

ごみゼロ運動

2008-10-18 17:13:29 | Weblog
 一人ひとりの力はわずかでも、積もれば大きな力にもなります。
いかに効率よく力を発揮できるかと云う課題は残していますが。
本日、「ごみゼロ運動、西尾張中央道クリーン大作戦」と名付けた大掛かりな清掃奉仕活動を展開いたしました。
一宮「木曽川橋」~弥冨「伊勢湾自動車道交差点」の34KMをライオンズクラブ
15クラブが担当し、各市町の行政とボーイスカウト等の協力の下、一斉に清掃を行いました。
晴天にも恵まれ、早朝よりお出かけいただき、また皆様の多大なご協力によりまして、成功裡のうちに、事故もなく終えることができました。
私も津島の環境保全委員長の立場から、いつになく気持ちの良い汗をかくことができました。
毎年、取り組んでいる行事で、一人でも多くの方に参加して頂き、環境への配慮
と意識の高揚のため力を結集して、全国にその輪を広げていきたいと思います。
ありがとうございました。

少年・少女の非行

2008-10-17 18:26:14 | Weblog
 低年齢化する少年少女の非行。
氾濫する情報社会の中で、犯罪を面白おかしく騒ぎ立てるマスコミ。
平和な社会・何不自由なく育った人が親となり、子供のしつけ・教育について
独りよがりの発想と説得力の無い言動が幼児の頃から自分勝手な環境にどっぷりつかり、ぬるま湯につかった生活に。
結果、無気力・わがまま・他力本願な生活は、その日暮らしの当てのない輝きを失った体質になってしまい、あげく生活のリズムを失い、素行不良の少年少女を生産する。
家庭環境の地合いの悪さとそれに対するストレスが外に向かう、特に異性とお金に対する好奇心が犯罪を招き、どうしようもない関係で犯罪を断ち切れず、又悪循環に陥り、病原菌は社会に氾濫する。
もう防ぎようもないところまで来てしまっているのか、諦めのムードがなお怖い現実です。

厚生病院委員会、行政調査視察

2008-10-16 22:18:56 | Weblog
 市民の皆さんが注視して見えます「視察」。
物見遊山で見学して、「勉強になりました。」ではあまりにも合理性に欠ける、調査視察には程遠いもので、皆さんの批判を浴びる結果となります。
いかにその結果を地元の皆さんへ還元することができるか、絶えず自問自答し、決して疑われることのないよう気をつけねばなりません。当たり前のことです。


10月22日~23日
視察先:福井県福井市、敦賀市

調査事項:
  福井市、1、地域福祉計画:策定にあたり、住民座談会や
        ワーキンググループ等の参加による開催状況
      2、地区社会福祉協議会:その活動拠点の支援について
        福祉委員について
  敦賀市、1、障害者就労支援
        福祉施設やハローワークとの連携状況について
        知的障害者更生施設、「やまびこ園」見学

 短時間・ハードスケジュールではありますが、後日、結果報告と分析状況をお知らせいたします。

市民病院の経営改革

2008-10-13 18:17:02 | Weblog
 本日、「市民病院問題を考える」医療シンポジウムが開かれ、津島市長、市民病院長、津島市医師会長、も出席されて見えました。
その中で伊藤市長の「市民病院の現状と今後の見通し」というところで、平成25年度までに黒字化を実現したいという発言がありました。
しかしながら、その目標に向かって努力されている姿は尊敬に値しますが、実際今のままでの経営形態でやれるか、累積赤字を解消できることが可能なのか、一抹の不安が残ります。もう少しその根拠を説明していただきたかったのですが。
 自治体の行う福祉や医療について、採算の問題や効率の問題を出しては不謹慎かもしれませんが、それ抜きでは質の高い医療・充実した福祉を求めることもできない訳でありますので、その辺のことも含めて具体的にどうしていくのか、お聞きしたかった。

金融不安

2008-10-07 21:23:57 | Weblog
 「世界同時株安」、「世界恐慌の始まり」と言われる昨日今日。
下げが下げを呼び、投資マインドも冷めきって金融危機の深刻さが伝わってきています。「私は株式投資をしないから大丈夫」と思っていたら、とんでもない。
これから次第に実体経済への悪影響が出てきて、市場の混乱がそのまま日本経済へ深刻な打撃を与える事となります。

ここで皆さんも、株式投資をするつもりで、「下げる確率」と「下げ止まる確率」のどちらかに賭けてみてください。
「上昇に転ずる確率」もアバウトで結構ですので、タイミングとして「自分は投資をするのに適しているのか、不適格かよくわかる」機会かも知れません。
「虎穴に入る」度胸も兼ね備わった人間かどうかも分かります。