西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

総代代行

2011-09-30 09:22:27 | Weblog
困った!
総代さんの代行を引き受けたものの、明日の「秋祭り・子ども獅子」の準備に大わらわ。
カネは立て替えるワ、配布物・品物の預かる置き場はないワ、慣れぬ段取りは大変!
後は、天気に恵まれる事を祈るだけ。雨になったら翌日に延期、神社への引率も大変!

町内自治組織の危機、総代さんの早期の復帰を期待しているのですが。
こんな時こそ、町内嘱託・氏子総代・会計そして子ども会の方にも協力していただき、
皆で難局を乗り切りましょう。

非行少女は今

2011-09-29 08:14:27 | Weblog
ある少女からの☎。
もう彼女は、少女ではなく二十歳のお母さん。
非行少女の保護司を務め、期間満了と共に「個人情報」のために返却される資料。
その時点で私と少女の関係は消える。
しかし人のつながりはそんな単純なものではありません。
その後、彼(保護観察中は一緒になって協力してくれた)と籍を入れ、未だ親は承諾していないのですが、無事、男の子を授かり、皆で私に会いたいと連絡してくれた。

「かわいいでしょう、その子をあなたのように不幸にしてはいけないヨ」。
電話の向こうですすり泣き、いとおしそうな彼の声「かわいくて、仕方ない」。
 そこには、1年前に手を焼いた(親にも見放され、さみしさと空腹に耐えた)少女の悲壮な叫びはありません。
充実した、このひと時の為に私はやって来れたのではないか、この家族の平穏無事を祈っています。

ストレス

2011-09-28 19:51:48 | Weblog

「ストレスを溜める人間」。
腹を立てると、益々細かなことにも腹が立ち、八つ当たり、カッとなってストレスの悪循環。

「ストレスから逃れる人間」。
一時的なモノ、買い物しまくり・やけ食い・クスリ。

「ストレスを溜めない人間」。
ストレスの原因を見つけ、すぐに対応。(時間をおくとオックウになる)
同じ過ちを繰り返さないためにも対策を立て、いつまでも引きずらないこと。

解消法
(1)、笑顔
(2)、リズム(健康・食事・睡眠)
(3)、趣味(自己表現)
(4)、対人関係に気を使う、協調
(5)、自信を持つ
(6)、一極集中

これを習慣づける事が大事。本日の保護司講演より、


被災地からの手紙

2011-09-27 09:57:55 | Weblog
被災地、岩手県山田町の保育園の園長さんからの礼状、一部抜粋。
先日の運動会へのご協力有難うございました。
ーーー(中略)ーーー
行方不明になっている2人の園児も運動会を見守っているような気がしてなりません。
Aちゃん、Bちゃん、有難う。皆で一緒に楽しい運動会にしようネと思いながら始めました。
今回も沢山の品物を提供してくださり有難うございます。
提供してくださった方々の名簿を見た途端、涙があふれました。本当にたくさんの方にお世話になっていることをつくづく感じ、申し訳ない気持ちになりました。
暑い中、ほとんど睡眠もとらず準備~競技~応援、そして炊き出しにと休む間もなく手伝っていただきました。
「熱中症になっては大変」とお茶を配ってくださったり、私の気の回らないところも進んでお手伝いいただきました。
何よりボランティアさんたちが運動会の競技に喜んで参加してしてくださり、見ている人たちも楽しそうでした。
「皆でつながる運動会が出来たかな」と思っております。
――ー(中略)---
震災から半年が過ぎ、まだ今でも「あれは何だったのだろう」と思います。
私達だけでは苦しかった日々、乗り越えられなかったかも知れません。
私達に元気や笑顔を取り戻す機会を作ってくださったボランティアの皆様に心より感謝いたします。
「モノは嬉しい。でもここまで思って下さるお気持ちが何より嬉しく元気になります。」
私達はみなさまの想い、ご支援、決して忘れません。
保護者、子どもたちと一緒に震災のことを思い出すたび、皆さまのことも思い出すでしょう。
本当に有難うございました。
園舎の裏山に、持ってきて下さった風船が木に止まってます。緑に映えてとてもきれい、坂を登って来るとすぐに目につきます。
まるでAちゃん、Bちゃんがいるようです。
Aちゃん、Bちゃんにもかわいいプレゼントを有難うございました。きっと、喜んでいます。
ーーー・---

半年経っても、決して忘れることなど出来ない方々がいて、毎日を必死で生きている人々がここにいるのです。
命を落とした園児には心より冥福を祈るばかり、その肉親に再会するのに「慰め」も言えず、ただ互いに手を取り合って。
目に入れても痛くないわが子(孫)、目の前で、自分のせいで津波にのまれた瞬間。
想像できますか?それでも生きていかねばならない「辛さ」。
私もゼイタクを言っている場合ではありません。




ボランティアとしての役割

2011-09-26 13:53:57 | Weblog
「ボランティア」と云ってもいろいろあります。有償もあれば無償もあり、自由意思で行うものもあれば、限られた地域の、限られた仕事の割り当てもあります。解釈としては、「強制されない奉仕活動」ではありますが、「野次馬的な観光気分で来た迷惑な人」と誤解を招くこともしばしば。現地の人にとっては、自衛隊や医療チーム等のプロ集団の方が好ましい場合がある訳です。
ボランティア精神を否定してしまっては怒られますが、「奉仕」は人の為・弱者の為に支援「してあげる」という表現が、気に入らない。時には自分の考えを人に押し付けている場合もあるのです。社会は互いに支えあう関係を前提に成り立ち、「ボランティア」とは、困難な立場に置かれた人との出会いをきっかけに、その人々の置かれた状況を改善するためのつながりを持つことを自発的に選択し行動する人ないしその人の活動とする(厚労省)のであって、決して上下・主従関係であってはならない。
要は、全て自分の為の「自助努力」であり「自己責任」の対応が求められ、それが活動を通して「自分と向き合う」ことを必然的に求めるモノであります。結果自分の可能性が広がればボランティアの果たす役割も大きいのです。(これはあくまで、私的な意見)
かと言って、難しく考えたら、ボランティア活動はできません。ただ、ボランティアはこれまで自分が経験したことの無い世界での「未知の領域」の出来事であり、結果として自分の可能性を広げ、自分の居場所を見つけることでもあります。

「ふるさと津島」再生研、後援会だより

2011-09-25 15:11:26 | Weblog
「ふるさと津島」再生研、後援会だより
市政報告・平成23年秋季号

この9月定例会では、以前、取り上げた内容でありますが、「市町村合併の問題と幼児虐待の問題。その後、行政はこの2つの問題をどう捉えてきたのか、」真意を問うものでありました。私の役不足は否定できませんが、結果を云えば、あまり進展らしき答えがだせていません。
当時、何故「合併問題」が大きく取り上げられたか、その後、この問題がウヤムヤにされて市民に説明されてきたのか、疑問に思えたからであります。規制緩和や制度整備によってカンフル剤を打つことで地域に活力を与え、これは私が主張する「ふるさと津島」の再生を目指す事に他なりません。政治寿命は限られており、次につなげるためにも、また、皆さんのご支持に報いるためにも改革を進めるしかありません。

児童虐待問題も当時から取り上げられておりましたが、事件が起きる度、「またか」。最近は、このニュースが特別な事でなくなっているのが悲しい。解決には程遠い、現代社会の宿命的な課題ではないでしょうか。一つには貧困問題があり、もう一つは未熟な親の育児放棄(ネグレクト)にあると思っております。

こんな時、私にとって、震災の被災地に勉強する多くの材料がありました。
及ばずながら、私もボランティアで岩手県の被災地へ2度にわたり出かけ、その惨状を見てくることも出来ました。現地の人の「悲しんでばかりいられない。毎日を生きるのに必死です。」、保育園では先生が「園児が好き嫌いをしなくなりました。」とそれぞれ云われた一言が応えました。
私たちも、尊い命を落とされ、家を失い、そういった人たちの上に多くの事を学び、教訓として応えなければバチがあたります。
ぜひ皆さんの声も聞かせて下さい。
                                    津島市議会議員 西山よしお
                                  平成23年10月吉日(部内資料)

今定例会、請願について

2011-09-24 11:59:48 | Weblog
厚生病院委員会「子ども医療費無料制度拡充の所得制限撤廃を求める請願」。
審査にあたり、当局に参考意見を求めたところ、津島市の子ども医療費無料制度については、本年12月1日より、小学1年生から18歳を迎えた年度の3月31日までの通院および中学校卒業後18歳を迎えた年度の3月31日までの入院の医療費を住民税所得割非課税の世帯を対象に無料化するという拡大を図った。
現在、その制度の周知を図るべく事業を実施しているところであり、その後の制度運営は事業の定着を待って考えていく。

本年12月より実施予定の制度の対象者には、受給者証を発行するため、受給者証をお持ちの方はすべて現物支給となるが、この制度の対象とならない小中学生が入院した場合に、入院のみの医療証を発行し現物給付化すると2種類の医療証が発行されることになり、医療機関で混乱を招く恐れがあるため難しいと考えている、と云う意見。


この請願に賛成の立場から、6月議会で高校生まで所得制限付きと云う事で条例が決まったが、市民の皆さんからは期待していたのにあまりにも内容が低すぎる、ほとんどが対象にならないと云う声をたくさんいただいている。県下でも中学校まで無料化を拡大する傾向にある。津島市も出生率が下がり続けており、子育て支援を充実しなければいけない、と云う意見。

また、子どもの医療費無料制度に所得制限がついているのは子育て支援ではなく生活支援であるという意見。

採決した結果、賛成者全員で採択すべきものと決した次第であります。

ーーー・---・---

私はこの請願にはもろ手を挙げて「賛成」する訳ですが、何か割り切れないシコリがあるのです。
請願の内容ではありません。条例で制定され、いざ実施されると云うその時に、出鼻をくじかれたような。
なんか、振り回されたような、私だけでしょうか?教えてください。

今回請願を出された方の中には、6月議会で「所得制限と云う付帯条件をつけながらでも」これを通してきたのです。
対象にならない世帯数や内容が低い、市民の評判は最初から分かっておるのです。
私は「所得制限を付ける」などハナカラ反対、要は子ども医療費の無料化を拡大するのか、しないのか、なんです。
「所得制限」など持ち出し、それでも通すから、市民は混乱するのです。
6月議会で通すことさえしなければ、12月より実施することもなかったのではないか、GOサインを出したのは、誰ですか?
この事業の定着を図り、周知に努める矢先に、これでは職員も混乱、先が思いやられる。
これが通ると、今度は無料化の年齢を拡大する請願が出されることは必至?

「克己心」

2011-09-23 14:26:21 | Weblog
己に打ち克つ心。私を含め、人間苦しくなるとどうしても楽な方へ。
ところが、東北の被災地の方は逃げ道をふさがれ、これを乗り越えなければ生活していけないのです。
趣味や好み、そして気分転換にやって行こうものなら、競争にも勝てるわけがありません。
この子どもたちも「たくましく」育ってほしいと願うばかり。
「平和であることが当たり前」もイイが、平和ボケからは「克己心」は生まれてきません。

本日、地域の小学校の運動会を覗き、感じました。

平成23年度第3回定例会、厚生病院委員会委員長報告(案)

2011-09-22 18:41:03 | Weblog
平成23年第3回定例会、厚生病院委員会、委員長報告

厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第59号「平成23年度津島市一般会計予算(第3号)について」他3件であります。
本委員会は9月14日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
先ず議案第59号「平成23年度津島市一般会計補正予算(第3号)について」のうち、当厚生病院委員会の所管にかかる予算について、その質疑応答の概要を報告します。
健康福祉部・福祉課の所管中、ハートプラスマーク等障がい者用駐車場看板設置事業として25万7000円計上しているが、設置場所について説明願いたいと云う質疑に対し、6施設8か所を予定しているが、今後については障がい者用のスペースのある公共施設に設置したいと云う答弁がありました。
次に、健康推進課の所管中、成人保健事業の過年度返還金として106万円計上しているが説明願いたいと云う質疑に対し、平成22年度感染症予防事業費等国庫補助金交付額705万9000円に対して実績額599万9000円で返還額106万となったと云う答弁がありました。
この答弁に対し、女性特有のがん検診事業、特に乳がん検診の伸び率・マンモグラフィーの利用が伸びなかった理由はいかがか、と云う質疑に対し、対象者のうち40歳の方が一昨年より昨年の方が約100名減っており、特に人数の落ち込みが多かった。電話勧奨を勧めたのにもかかわらず、何故ここまで落ち込んだのか原因を図りかねている、という答弁がありました。
更にこの答弁に対し、今年度は、その原因を調査・検証し、予算どおり執行していただきたい旨の要望がありました。

次に、保険年金課の所管中、子ども医療費支給事業中、役務費101万2000円のうち、通信運搬費89万2000円計上されているが、内訳について説明願いたいと云う質疑に対し、申請書の送料が9100人分で59万1500円、受給者証送料が1400人分で9万1000円、申請書等の返信送料が19万円、チラシ等の送料が1万8600円であると云う答弁がありました。

次に、扶助費として635万円計上されているが、この内訳と入院・通院の1件当たりの単価および件数について説明願いたいと云う質疑について、医療費については不用額も発生する点も含め、予測困難な部分があるので、今のままで推移していると云う実績を踏まえ、入院については一人当たり月額7万1000円、12カ月で40件、通院については一人当たり月額2260円、12か月で1万5600件と云うような形で計上していると云う答弁がありました。

次に、討論に入ったところ、反対の立場から、子ども医療費の役務費は所得制限を付けることによって発生する費用であり、税金の無駄遣いであると云う意見がありました。

次に採決結果を報告いたします。議案第59号中、当厚生病院委員会の所管にかかる予算については、賛成者多数で可決しました。
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次に、議案第60号「平成23年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について」、歳入、愛知県国民健康保険団体連合会負担金として139万6000円計上されているが説明願いたいと云う質疑に対し、国民健康保険団体連合会のレセプトシステム導入が震災の影響で半年遅れたために紙レセプト作業が継続となり、紙レセプトと電子レセプトとの作業の差額分愛知県国民健康保険団体連合会に全額負担していただくものであると云う答弁がありました。

次に、採決結果を報告します。議案第60号は採決した結果、全員一致で可決しました。

次に、議案第61号「平成23年度津島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」、歳出、過年度分返還金の内訳について説明願いたいと云う質疑に対し、介護給付費実績で国庫負担金609万8886円、支払基金交付金325万4465円、県負担金867万2160円、地域支援事業費で国庫補助金259万2972円、支払基金交付金147万3195円、県補助金129万6486円、以上合計額で2338万8164円であると云う答弁がありました。

次に採決結果を報告します。議案61号は全員一致で可決しました。

次に、議案第62号「平成23年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について」、は、採決した結果、全員一致で可決決しました。

以上、ご報告申し上げます。


福祉の切り捨て

2011-09-21 19:52:46 | Weblog
今回の被災地訪問、まだまだ教えてもらう事ばかり。
保育園の「運動会」、先生と園児の信頼関係。いざと云う時、防災教育もこれが大事。
お世話になったこの保育園も、震災の影響で1年先延ばしされたとは言え、来年度には民間移譲されるようです。
よその自治体のする事まで文句は言えませんが、子どものケアには熟知している今の先生が1番なんですが。
民間移譲されることによって、リストラされる先生がいたり、サービスを切り捨てられることはあってはなりません。
むしろこの地域は一層の福祉向上が最優先されるべきであるのです。
弱い者いじめは「福祉の切り捨て」に繋がり、子どもの未来にも関わる大きな問題でもあります。

先生は自分たちのことはサテオキ、私たちの台風被害の心配をされて、電話を下さりました。頭が下がります。