西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

地域力

2011-10-31 19:32:07 | Weblog

昨日、行われた避難訓練。防災意識の高まりからか、いつもよりは参加人数も多め。しかし、、(当たり前ですが)実害を被った訳ではないので、緊迫した場面は見当たりません。でもその中から、お互い顔見知りになり、危機管理や情報の把握が共有できれば成功と言えるのではないか。「訓練の為の訓練」と言われても、出来るだけの住民が参加して、これからの「高齢化」や「防災」に関して論じ合うことも必要。安全神話は崩壊したのであります。今こそこの「地域力」を育てるのが、我々の役割ではないでしょうか。

続けることによって「こうしよう・ああしよう」と云うイイ知恵も浮かんで来るモノ、まさに人の数だけ対応策も生まれてくる。


財政危機、ほんの序曲

2011-10-30 11:56:44 | Weblog

ご意見1では、市の財政の事でご指摘を頂きました。

 高齢化の流れは全国的な問題でもあり、市でもそれに逆らうことはできません。この地域の景気の良かった一時期ですと、市の財政力も強く、リーダーシップを発揮できた歴史もありました。それがかえって、今では排他的な要因となって、他市町村から敬遠される結果となっているのです。特にこの地域は商店街のシャッター通り化や地場産業の衰退等で中小企業の廃業や倒産の憂き目にあっています。(いずれ地元有力者であれ、栄華は続きません。)これも今は、ほんの序曲に過ぎないのです。

 企業誘致は進まず、このままですと雇用問題は深刻で失業者があふれることも時間の問題です。情報発信も進めているのですが、最終的には条件面で折り合わず、企業を呼べるだけの規模が整わないのが現実です。(最近では、防災・地盤強化等が叫ばれますと、特に、タイ国の浸水被害に見られる通り「ゼロメートル地帯」と云ったマイナスの話題に及びます。)

 

 今の行政当局のやり方は、「入り」がない中、「出」を抑えることに躍起になっているのが現状で、ご批判を甘んじて受けている、また、拡大均衡の夢が描けない話である訳です。

国の財政悪化は交付税や補助金の大幅なカットになり、やがて税金の値上げが皆さんを直撃、所得増が見込めない中での税負担増に泣かされ続け、結局は身近な私たちに矛先が、冷たい視線となって襲ってくるのです。

かと言って、もう後戻りはできませんし、下を向いているだけでは私たちも責務を果たしているとも思えません。

大企業がだめなら、中小企業の集まりでも構いません。隙間産業は必ずあります。個人的には長期的な視点で誘致の努力はしております。残念ながら、今の産業界の不振や社会的不安から脱却するには並大抵の努力では解決しません。

 今必要なのは「雇用の場」を確保し、現役世代に活力を与え、購買力がつけばシャッター通りも解消、地域に活力も蘇ると考えています。


地方議員の意義

2011-10-29 11:10:29 | Weblog

貴重なご意見、ありがとうございます

ご指摘通り、返す言葉も見つかりません。

答えになりますか、分かりませんが参考までに私見をお伝えしたいと思います。

先ず、私事ですが、「どぶ板議員」(個々人の損得勘定)で「口利き」をするための市議会議員になる(目的化する)つもりはありません。(地方議員が何を代表するのか、考え方も色々あるが)地域全体の利益か、地元の利益のみ考えてればそれでいいのか、立場上、ホンネとタテマエがある。地元のために主張する議員を決して否定するものではありませんが、問題は地元や業界の利益にのみ関心を示し、利己的な行動に終始する議員は続かない時代である事は、はっきりしています。

ですから、皆さま個々人の利害得失のための(利益誘導の)問題については、個人情報保護の観点からも、恐縮とは存じますがお答えできかねる部分もあるということです。

もちろん「地元が何を求めているか」、知ることも必要であり(民意の把握)、「地方から国を変えていく」気概も必要、将来ビジョンを語ることも必要と考えます。議員は執行権がありませんが、個々の案件、予算案等にとった自分の態度や質問した内容に対し、明確に説明責任を負うものであり、必要に応じ情報を開示することを約束するものであります。(偉そうに申しましたが、今更ながら、地方議員の意義を見直した次第であります)

 

今夕、まさに、ご指摘いただいた方とお会いできましたこと、そして、ご丁寧に歓迎していただきましたこと、感激でした。

短時間・初対面ではありましたが、そのお人柄に触れ、津島にも「こんな優秀な人格者がいたもんだ」、感心しきり。

自分にとっての師匠がまた一人増えたような、そんなうれしい今日1日、実りある有意義な時でありました。

「市の財政」に関する課題、「高齢化」や「病院」に対する問題点、「職員・議員」の資質や品格の問題、観光に対する行政の姿勢等、今、市が直面する問題を指摘され、耳が痛い話ばかりです。このブログでもご紹介いたします。

これからもよろしくご指導のほど、お願いいたします。

 

本当にありがとうございます。

 


「自分だけが正しい」と云う間違った人生

2011-10-28 14:04:18 | Weblog

意地を張り合って、30年も40年も生きてどうすると云うの?

「自分だけが正しい」と云う思い上がりの人生、「自分のしていることが間違っているのではないか」と気付けば、あなたの人生は正しくなるのですが。こんな人生も恥ずかしがる事はない、「立派な人生」。要は「気付くか」どうかです。私も反省しなければ、イケナイ。

 


デタラメ

2011-10-27 19:51:26 | Weblog

世にデタラメも色々あるが、「年金財政、破綻」を今さら取り上げ、何らかの対策を?厚労省の「能天気」。

「支給額を下げろ」・「支給年齢を上げろ」・「保険料率を引き上げろ」、今さらこんなことを言われたら国民は「だまし討ちにあった」ような。

しかも年金積立金の運用は途方もない損失、運用利回り「4%」なんて誰が決めた。

「定年を70歳まで引き上げ、年金支給年齢70歳から」なら問題ないか!70歳になる前に死んでいく人が増える事を願っているのは政府?

「老人よ、早く死んでよ、国の為?」、医療も年金も「制度の崩壊」を迎え、立ち行かなくなる日がそう遠くない?そこまで行かないと分からないのですか。その時は私達はもういない。無責任、ここまで来ると「もうデタラメ」。

 


東北・被災地復興のシナリオと課題

2011-10-26 23:37:43 | Weblog

たった今、帰りました。

本日、東北・仙台へ、日帰り研修。強行スケジュールの中、「大震災からの復興と自治の再生」をテーマに研究プログラムが発表、受講してきた訳です。

岩手県宮古市市長や宮城県南三陸町町長の現地報告は「生の被災の実態とその克服へ向けた復興への挑戦」を聞く事が出来、素晴らしい感動と共に学ぶものが多く、期待していた通りでありました。印象的であったのは、やはり情報収集に困難を極め、初期対応に大変な誤差があったと云う事と公務員の使命がこれほど多くの犠牲を生じ、非常に重たいことに無念さがにじむ語りには、会場では多くの方が涙したことです。(いつもいじめの対象にあった公務員でありますが、この時ばかりは自分の命を顧みず、避難せず津波の中へ飛び込んで行った人もいた)

国の対応の遅れも指摘される中、多くの国民の支援活動に感謝され、「決して負けない」と云う両首長の決意に改めて拍手。

そんな簡単には復興できるとは思いません。しかし、私も何かせずには居られません。

そのためにも、「先ず、何をすべきか」、これからも胸に刻んで勉強してきたいと思います。


私個人の「市政報告」

2011-10-25 10:35:26 | Weblog

様々なご意見・ご要望を聞かせて頂いております。お答えするのに、四苦八苦。

中には鋭い論評、素晴らしい提案やら大きなビジョンまで、多種多様な意見があります。感心しきり、しかしながら単に聞き流すだけでは意味の無いモノとなってしまいます。どれをとっても津島市に愛着のある方の貴重なご意見。

以前の輝きを持った「津島」にしたいと云う想いが伝わるモノばかり、近いうちに皆さんの意見をまとめ、報告いたします。


将来への不安

2011-10-24 18:02:14 | Weblog

私達は、当然、年を取って来ます。そして必ず「死期」を迎えます。

老後、働けなくなったら、ぜいたくはしなくともそれなりに生活できるように、若いうちにお金を積み立てましょう。

60歳の定年を迎えたら、もらえますヨ!ところが、年金財政が破たんするので、給付は65歳からにしましょうか。

これでもダメなら、65歳からもらえる「年金」を段階的に引き上げ?はたして、間違いなく「年金」をもらえるの?

こんな質問がありました。挙句に、それだったら「前倒しでもらっておく方がイイ」。

今のままでは「限界」。「制度破たん」、それに気づくころには私達はイナイ。

「自分だけもらえればそれでイイ」のか、そんな無責任な!

しかも積立金を食いつぶした責任は?、「厚生年金」の無駄遣いをしたのは誰?。

こんな制度をつくるのがおかしいのか。それを作った役人はイナイ。(作った役人が加盟しているのは「共済年金」ですネ。)

私は国民年金、なけなしの年金から、これまた天引き。

今すぐにでも「年金」制度を改正しないことには、子どもたちの将来はナイ。

財源は「消費税」?しかし、まじめに「年金保険料」を払っていく正直者がバカを見る事の無いように。

我々のしてきた責任はとても「重い」。


「教師」のあり方

2011-10-23 10:19:39 | Weblog

「ゆとり教育」って何だったの?「教師」にゆとりが無ければこんな教育改革なんて出来やしない、と思うのですが。

教育現場のことは「教師」を信頼し、その分勤務評価は厳しく責任は重い。「教師」は授業に専念し、それ以外の仕事は一切ない。

クラブ活動の顧問や生徒の進路指導も関知せず、本人とその家族が決める、或いは専門の社会人を積極的に採用し、分野ごとに指導を任す。

公的負担でいえば、教育費・教育機関にもっと投資をする。

「日本人の学力低下」に歯止めをかけるにはどうしたらいいか、「教師・教育機関」を含め次につながる教育の将来像を考えてほしいモノです。


石山寺

2011-10-22 11:01:30 | Weblog

滋賀県刑務所の近く、「石山寺」に立ち寄ることが出来ました。西国33ヵ所観音霊場13番札所。近江8景の一つで、「紫式部」の「源氏物語」のヒントを得たとされ、閑静な趣は当時を偲ばせるものがありました。

久しぶりに日帰りで出かけた「お寺詣で」。散策には汗が出るほどに「暑い」。もうそこまで秋は着ているのですが、紅葉には早すぎて。

やはり、想い・祈願は「1日も早い被災地の復興」です。