十二人の怒れる男

父親殺しの罪に問われた少年の裁判で
陪審員が評決に達するまでの様子を描く

陪審員１２人のうち１１人が有罪としているのに
１人が無罪としたことから
証拠等の疑問点を一つ一つあげて検証していくうち
ほかの１１人の気持ちも変化していく

その変化がおもしろい

証拠の品や証言とは
こんなにもいい加減なのか
こんなことで簡単に判決が出たらたまらない
だから冤罪が起きてしまうのだ

これを元にした
三谷幸喜さんの「十二人の優しい日本人」は
以前観ているのだが
内容はよく覚えていない
もう一度観たくなった
相島一之さんだけが印象的だったが・・・

Ｆｌｏｗｅｒｓ

日本の６大女優出演

昭和の初期から現代まで
それぞれの人生

まずは蒼井優　名前は凛
昭和１１年　
親が決めた会ったこともない相手との結婚に反発し
式の当日家から花嫁衣装のまま脱走
走る走る～～～
母親がみつけ説得し
同時に幸せそうな家族を見て
家に戻る
結局相手は優しそうな男性だったのだなあ・・
よかったよかった

その娘　田中麗奈　翠
昭和４４年
出版社で働くキャリアウーマン
恋人にプロポーズされ
結婚か仕事かで悩む
当時はまだ男性中心の時代
恋人役が次長課長の河本
どうしてこの配役？
イケメンだったら迷わないから？

翠の姉は　竹内結子　薫
愛する夫を事故で亡くす

三女を演ずるは仲間由紀恵　慧（さと）
昭和５２年
二人目を妊娠しているが
体が弱くこのまま出産しようとすると
母体も危険だからと医者から反対されるが
産む決心をする
夫役はＶ６の井ノ原快彦
この夫も優しい優しい夫

平成２１年
慧の娘　奏　鈴木京香
ピアニストをめざし上京するがうまくいかず
同時に恋人とも別れその後妊娠がわかる
今回祖母凛の葬儀のため
実家に戻る
父役は平田満（井ノ原の年老いてからの役）

慧の次女は佳　広末涼子
自分の命と引き換えにした母の代わりに
一生懸命生きようとする
男の子が一人
ここでようやく男の子

姉奏と妹佳の明るさ暗さが対照的
佳も母の命を思い悩んで悩んで
今の明るさができたのだ

それにしても
葬儀に慧の姉たちは出ていないのか？
配役大変だからね～～
老けた姿では出せないし

慧の夫は男手一つで育てられず
義母の凛に手伝ってもらったのだ
たぶん
だから喪主は婿にあたる慧の夫なのだ

女性の目から見ても
美人は見ていて気持ちがいいです

もう一人蒼井優さんの母親役
真野響子さんも忘れてはいけません！！
　

七つの贈り物

最初ストーリーがよく理解できず
ネットであらすじを読んでから観たら
ようやくわかった
ネタバレのあらすじを読んでから観ても
充分楽しめた

映画館で観なくてよかったかも・・・

自分の不注意から車の事故で
７人の犠牲者を出してしまう
その中には恋人？妻？も含まれていた

その後
弟に肺を移植したことがきっかけで
自分の命をかけて困っている人を助けようとする

条件は人間として素晴らしい生き方をしている人
または本当に困っている人

それを調べるために
弟から税務官の身分証明書を盗み
それを見せて人々に近づいていく

元の職業は一流大学卒の
宇宙関係のエンジニア？

たぶん資産もあったのだろう

何も死ななくても・・・
生きて世の中に貢献した方がいいのでは・・・
事故の被害者に対する償いは？

肺
腎臓
肝臓
骨髄
角膜
心臓
家

かもめ食堂

小林聡美さん演ずるサチエの生き方がすごい

異国の地で
一人で食堂を開くなんて
強い人！！

感情をあまり表に出さず
常に背筋を伸ばして生きている

作るものすべてが心がこもっておいしそうに映る

やかんも常にピカピカに磨かれ
誠実さがあふれている

ムーミンのふるさとフィンランドが舞台
街はヘルシンキ

片桐はいりさん演ずるミドリの口癖
知ってました？

ムーミンの原作ではスナフキンとミーは兄弟だって？？
調べたら異父兄弟で
スナフキンが弟になっている

知りませんでした
驚きです

コーヒーをおいしく入れるおまじない「コピルアック」

服装で表現している季節
いつのまにか長袖で秋

もたいまさこのそばを行く猫を抱いた老人
たびたび登場

片桐はいりさんは年齢がよくわからない人だ

小林聡美さん丸顔だからぽっちゃりかと思っていたら
スタイル抜群です

観た後
無性にサーモンが食べたくなった