トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

コットンテール

2024-03-05 18:06:51 | 映画 2024年
妻は死後
イギリスのウィンダミア湖に散骨してほしいと
遺言を書いて亡くなった

夫はその遺言を守るため
イギリスへ向かう

そういう単純な話かと思って観ましたが
94分という短い時間ではあるけれど
それだけのはずはなく

夫で作家の大島兼三郎(リリー・フランキー)
妻 明子(木村多江)
若き日の二人は工藤孝生さんと恒松祐里さんが演じています
デートがカウンターのお寿司屋さん
(なんで?)
二人でビールをグイっと飲む
これがとってもおいしそう

60代になり
認知症になってしまった明子
その大変な闘病生活
世話をする兼三郎

明子が亡くなり
兼三郎とはあまり仲の良くないと思われる
一人息子 慧(トシ)(錦戸亮)
その妻さつき(高梨臨)4歳の孫エミと
4人でイギリスへ

自分勝手にふるまう兼三郎

1人で湖へ行こうとして
反対方向の列車に乗ってしまったり
駅から自転車を盗んで道に迷ったり

携帯の電池も残りわずかで
息子たちは心配しているだろうに
なんと身勝手な父親

そこで知り合った現地の父娘に
助けられる

この二人を登場させたことは
何を意味するのか
自分たち父子との対比?
妻に先立たれても
しっかりと生きている
イギリス人男性との対比か?

どうして息子と仲が悪いのか
どんな夫婦だったのか
具体的には表現されていないのが
いいのか悪いのか・・・

そして父は息子に
母の病に対する思いを打ち明ける
苦しむ姿に耐えられず
本当は自分が殺したんだと
言い出すのではないかと思ってしまった

エンドロールに
明子の両親 光石研さん真矢ミキさんと
出ていて
どこに登場?と思ったら
どうやら写真の中だけのよう


イギリスの自然は美しかった

チラシにもある明子と兼三郎の二人の
ファッションが同系色で
とても素敵

コットンテールとは
灰色または褐色の被毛と下側が白い尾を持つ
北米産の一般的な小型ウサギのことで

この湖水地方は
ピーターラビットの舞台となったところ

兼三郎は作家だけでは食べていけず
英語教師をしていたことがあり
結婚前、明子に
ラビットの発音を何度も教えていたっけ


錦戸亮さんの髭はいただけない・・・















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #マンホール | トップ | 52ヘルツのクジラたち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画 2024年」カテゴリの最新記事