狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

独り旅

2008-02-09 03:04:40 | ひとりごと


30年も前の事ですが、退職し独立し自宅で仕事をするようになって
可成りストレスを感じた。一日中部屋に籠もりきりで、僕ならずとも
カミサンも同じだったとおもう。


「亭主元気で留守がいい」なんて言われる時代ですからね~。
それが毎日家にいて仕事をし、食事をするようになった。その後
事務所だけを階下に移しはしたが、僕の移動範囲にたいした差はでず
矢張り強いストレスを感じていました。どうって事もないのに怒りっぽ
くなり、いけないと思い、解消に時々深夜にドライブをしましたね。




真夜中、三ツ瀬峠を越えて佐賀に出、大川を回って帰ったり
県民の森の山道を何度も走り回ったり、海を見に出かけたり。
暴走族にもたまに出くわしました。そういう時は、危険なので、
路肩に停車してやり過ごしたりしました。



そんな中、年に一度、一人旅をさせて貰いました。
宛もなく行き先も決めないで車を走らせていましたね。
仕事のことも家族の事も「ぜ~んぶ」忘れていましたよ。



いま、同じようなストレスを感じています。
このまま外へ出て,鍵をかけ旅に出られたら最高に幸せな気分に
なれるのでしょうが、そうはいきません。一応ちゃんと断って
からでないと、余計な心配をかけますからね。



言えばカミサンは、昔のように、出してくれるでしょう。
そういう理解は有るのです。



暖かい沖縄か、寒い寒い北国か、宛はないのです。
でも、何処かへ行きたがっている自分がいます。

海でも見に行くか・・・今すぐに。
明け方まで帰ればいい。それも、ミニ一人旅・・・。



腹は減ったし、こういう時、熱々のラーメンは美味しいだろうな
明日は雪の予報、シンシンと冷えてきましたね。