ひらがなを学ぶ時に
ものすごく苦労した子に
さあ 今度は漢字を教えなきゃ…
となると
気が重いですね。
ひらがななら
「あ」から「ん」まで
覚えたらおしまいですが
漢字はそういうわけにはいきません。
次から次から
親にとっても 子どもにとっても
まさしく苦行…。
先々
練習を 嫌がらないように
漢字学習…いいスタートをきらせてあげたいですね。
写真は
私が 知的障害のある子のために
用意した「漢字のワーク」です。
選んだポイントは
みぞがあること。
1ページで練習する漢字が少ないこと。
好きなキャラクターのイラストがついていること。
です。
「みぞの中をなぞる」のは
えんぴつがうまく扱えない子でも
上手にできる
やってみたくなる作業です。
また 1ページに載っている漢字が少なめなワークを選ぶと
取りかかる前に うんざりせず
少ない練習で 「達成感」が味わえます。
発達障害の子が
勉強嫌いになる原因として
「達成感」を味わう機会が少ないことが
あげられると思います。
さまざまなハンディーのせいで
何をやっても
「自分の限界を超えたていることを
無理やりさせられている」
という体験ばかりが
たまっていって
「自力で できた!気持ちがいい!」
という経験には ほとんど遭遇せず…
それで
勉強好きになれたら
不思議なくらいです。
「達成感」というのは
本当に大切です!!
私は写真の「漢字ワーク」くらい簡単なものでも
いきなりは練習に入らせません。
まず 私の準備する「自作のプリント」で
達成感と自信をしっかり身につけた後で
市販のものに移ります。
「自作プリント」とオーバーなことを言いましたが
ただ 折り紙を裏向けただけです。
子どもに向かって
「今から すごい字を書いて見せるからね。
漢字よ。いち!」
と言って
「一」の字を書いて見せます
子どもが「漢字って 難しくないや。」と感じたら
大成功です。
やりたがったら お手本の下にひとつだけ
漢字を練習させます。
これで プリント1枚終わり!です。
折り紙が もったいない気もしますが
100円分やり終えるころには
ワークに 移行できてるのですよ。
なぜ 折り紙?かというと
色を選ぶ楽しさで
ちょっと 漢字学習の苦痛がやわらぐんです…
一日目には 「一」「二」「三」「八」「十」
を教えます。
くれぐれも いきなり四や五を教えようとして
最初の一歩を くじかないでくださいね。
1日目の漢字がうまく書けるようになったら
2日目は 「口」を教えます。
口を教える時 書き順をうまく教えられないと
中も田も国も…間違った書き順になります。
そうして 永遠に間違った書き方の字が増殖していきます。
ですから 口だけできるようになったら
おわり!の日も必要です。
絵描き歌の要領で
「1書いて
お家にもどって
てくてくてくてく歩いていって
お菓子屋さんで曲がって
下まで降りたらさよならバイバイ!
お口にチャックしたら 口 書けた!!」
「口」の字
歌いながら うまく書けましたか?
これ 私が子どもたちといっしょに作っている
漢字かきじゅん歌のひとつです。
もし わかりにくかった…という方はコメントくださいね。
曲がるところ 元の位置に戻る部分…
しっかりマスターできるように
子どもの手に そっと手をそえて
しっかり教えます。
学習し終えたら
「こんなに たくさんできたよ。」と
折り紙の束を見せます。
「一日目の数字」と
「口」をきちんとマスターできたら
この2日間に習った漢字を 組み合わせたらできる漢字を教えます。
「土」「中」「田」「日」「目」「川」など…。
そろそろ 「できる!」と自信があるものは
市販ワークもさせてあげてもいいですね
そこまで できたら次は…?
発達障害を持っている子にすると
とても難しい 斜めの線がある字を学びます。
このつづきは 次の記事で書きますね。
↓いつも押してくださっている方 ありがとうございます
web拍手を送る
ものすごく苦労した子に
さあ 今度は漢字を教えなきゃ…
となると
気が重いですね。
ひらがななら
「あ」から「ん」まで
覚えたらおしまいですが
漢字はそういうわけにはいきません。
次から次から
親にとっても 子どもにとっても
まさしく苦行…。
先々
練習を 嫌がらないように
漢字学習…いいスタートをきらせてあげたいですね。
写真は
私が 知的障害のある子のために
用意した「漢字のワーク」です。
選んだポイントは
みぞがあること。
1ページで練習する漢字が少ないこと。
好きなキャラクターのイラストがついていること。
です。
「みぞの中をなぞる」のは
えんぴつがうまく扱えない子でも
上手にできる
やってみたくなる作業です。
また 1ページに載っている漢字が少なめなワークを選ぶと
取りかかる前に うんざりせず
少ない練習で 「達成感」が味わえます。
発達障害の子が
勉強嫌いになる原因として
「達成感」を味わう機会が少ないことが
あげられると思います。
さまざまなハンディーのせいで
何をやっても
「自分の限界を超えたていることを
無理やりさせられている」
という体験ばかりが
たまっていって
「自力で できた!気持ちがいい!」
という経験には ほとんど遭遇せず…
それで
勉強好きになれたら
不思議なくらいです。
「達成感」というのは
本当に大切です!!
私は写真の「漢字ワーク」くらい簡単なものでも
いきなりは練習に入らせません。
まず 私の準備する「自作のプリント」で
達成感と自信をしっかり身につけた後で
市販のものに移ります。
「自作プリント」とオーバーなことを言いましたが
ただ 折り紙を裏向けただけです。
子どもに向かって
「今から すごい字を書いて見せるからね。
漢字よ。いち!」
と言って
「一」の字を書いて見せます
子どもが「漢字って 難しくないや。」と感じたら
大成功です。
やりたがったら お手本の下にひとつだけ
漢字を練習させます。
これで プリント1枚終わり!です。
折り紙が もったいない気もしますが
100円分やり終えるころには
ワークに 移行できてるのですよ。
なぜ 折り紙?かというと
色を選ぶ楽しさで
ちょっと 漢字学習の苦痛がやわらぐんです…
一日目には 「一」「二」「三」「八」「十」
を教えます。
くれぐれも いきなり四や五を教えようとして
最初の一歩を くじかないでくださいね。
1日目の漢字がうまく書けるようになったら
2日目は 「口」を教えます。
口を教える時 書き順をうまく教えられないと
中も田も国も…間違った書き順になります。
そうして 永遠に間違った書き方の字が増殖していきます。
ですから 口だけできるようになったら
おわり!の日も必要です。
絵描き歌の要領で
「1書いて
お家にもどって
てくてくてくてく歩いていって
お菓子屋さんで曲がって
下まで降りたらさよならバイバイ!
お口にチャックしたら 口 書けた!!」
「口」の字
歌いながら うまく書けましたか?
これ 私が子どもたちといっしょに作っている
漢字かきじゅん歌のひとつです。
もし わかりにくかった…という方はコメントくださいね。
曲がるところ 元の位置に戻る部分…
しっかりマスターできるように
子どもの手に そっと手をそえて
しっかり教えます。
学習し終えたら
「こんなに たくさんできたよ。」と
折り紙の束を見せます。
「一日目の数字」と
「口」をきちんとマスターできたら
この2日間に習った漢字を 組み合わせたらできる漢字を教えます。
「土」「中」「田」「日」「目」「川」など…。
そろそろ 「できる!」と自信があるものは
市販ワークもさせてあげてもいいですね
そこまで できたら次は…?
発達障害を持っている子にすると
とても難しい 斜めの線がある字を学びます。
このつづきは 次の記事で書きますね。
↓いつも押してくださっている方 ありがとうございます
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知的障害者のための漢字ワークではないのですが、使いやすいですよ。
出版社は株式会社サンリオで値段は1400円。
「みぞをなぞるシナモンのはじめての漢字の本」です。
うちは、ひらがなの溝をなぞるのを持ってます。
これ、すごく重宝しました。
でも、簡単そうな字から教えようとしたのですが、不思議なことに「ぬ」「め」「ね」などもくるくるとした字から覚えはじめました。
・・・教え始めるのが遅かったからでしょうかね・・・。
折り紙…上の子も下の子も大好きなんです。でもそれを文字の練習に使うなんて考えもつきませんでした。
なおみさんの仰るように、「最初の学習した印象」がとても大事なので、「文字っておもしろい!!」
「文字って難しくない!」って思ってもらえる第一印象をこれなら持ってもらえそうです^^早速チャレンジしてみます!
手先が不器用で折り紙できなかったのでだいぶ前にかなり捨てちゃいました。
あ~~、後悔・・・。