ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

昨日、今日、

2007年09月24日 | Pentax K-mount

いろいろ見てきました。
昨日はまず歌舞伎座・昼の部。吉右衛門の「熊谷陣屋」が期待どおり最高の出来。今回は義経に芝翫、弥陀六に富十郎を配した豪華な陣容で、厚みがでた。他、染五郎らの好演もあって新作としては面白いものとなった「竜馬がゆく・立志篇」、玉三郎&福助による、オリジナルの「汐汲」より見どころの多い「二人汐汲」、いずれも楽しめた。今月は昼夜ともに当たりでしょう。ぜひ「秀山祭」は来年以降も、末永く継続を。やっぱり大歌舞伎は吉右衛門ですわ。
歌舞伎のあとは、銀座松屋にて「ムットーニ」展を。初めて見たがなかなか大したもので。芸がこまかい、って感じ。

で、今日は池袋で映画「河童のクゥと夏休み」を。今さら夏休み映画だが。東久留米の現実の風景がかなりリアルに(というかほとんど実景そのもの)アニメで再現されており、それだけでもう、私にとって「鉄塔武蔵野線」と並ぶ地元映画の傑作品と認定しちゃう。あ、いい映画ですよ、人間観察も鋭い。詳しく知りたい人は検索でもしていただいて。

写真は東久留米市内の「子ノ神社」。映画「河童のクゥ」にもこの神社のカットが一瞬出てくるが、この写真とほぼ同一のアングル。「ごみ捨て禁止」の看板まで忠実に写実的アニメで再現されていることに、それ以前に直接本筋とは関係のない「子ノ神社」まで出てきたことに、ちょっと感銘。もちろん、ストーリー上重要な「黒目川」流域の風景もリアルに、美しく、ふんだんに。
子ノ神社といえば、いつもお世話になってる言戸堂さんのblogにも河童のクゥと絡めた考察がありました。


camera: Pentax K1000 + K28mmF3.5  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400